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母乳で育てると離乳食を食べない?いつから切り替えるのが良いのか?

 2016/09/13 育児
 
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母乳育児で赤ちゃんを育てているママが抱える悩みの一つに「離乳食を食べてくれない」という問題があります。しかも離乳食には

  • 最初は手づかみで食べさせましょう
  • 生後○ヶ月になったら離乳食を始めてください
  • 歯ぐきでつぶせるぐらいの固さにしてあげましょう

このような離乳食に関するルールもたくさんあり、赤ちゃんに離乳食を食べさせるにはどうすればいいのか?離乳食にいつ切り替えたらいいのか?など、悩んでしまうことも多いかと思います。

今回は、母乳育児期における赤ちゃんの離乳食の悩みを解決する方法をお伝えします。

 

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母乳育児における離乳食の役割は?

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「離乳」は母乳やミルクを飲んで育てている赤ちゃんが徐々に子どもの食事が食べられるようになるまでの過程のことを指しますが、なかでも「離乳食」の目的は赤ちゃんが色々な味を覚えて噛む力を身に付けさせるためにあります。

一見するとただ食べるための練習と思われることもありますが、以下のように赤ちゃんの成長・発達に大切な多くの要素が含まれます。

噛んで食べるための練習

生まれてすぐの赤ちゃんは飲むだけしかしていないので噛んで食べる練習が必要です。

 

消化器官の発達

唾液の分泌が増えて胃腸も発達してきてたくさんの食べ物を消化吸収する力が養われていきます。

 

不足しそうな栄養を補う

母乳やミルクだけでは不足しがちな栄養を補うことができます。

 

日本食に慣れる

日本食は生物や繊維質の食品が諸外国と比べて多いため、体質的に慣れるためにも離乳食は必要です。

 

食べる意欲を育てる

様々な種類の食べ物を食べることで味覚が発達するとともに食事を楽しむことを覚えるようになり食べる意欲が育ちます。

 

母乳育児の子は離乳食を始めるのが遅い?

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厚生労働省が公表している「授乳・離乳の支援ガイド」によると、離乳食の開始時期は生後5,6カ月ごろが目安とされています。(参考:厚生労働省『「授乳・離乳の支援ガイド」「離乳編』

ですが、母乳で育った子はそんな平均的な時期よりも離乳食を始めるのが遅くなることも多く「なぜうちの子は食べてくれないんだろう?」と悩まれるママは少なくありません。

また、こういった悩みに対して保健指導では「赤ちゃんのお腹を空かせるように」とか「母乳を飲ませているせいで食べない」などを指摘してくる人がいることも。まるで母乳育児が悪いみたいな言い方で全く失礼な話ですよね?

 

ですが、なぜ母乳育児で育ったは離乳食を食べない(食べ始めるのが遅い)傾向にあるのでしょうか?

その理由の1つとして考えられるのが「母乳が好きだから」ということ。

 

基本的に母乳だけでも1歳までは十分育ちますし母乳に含まれる栄養素は減ることはないのでお子さんの健康面においては心配はいりません。赤ちゃんによって、成長度合いや個性は異なってきますので平均的な離乳食の開始時期を過ぎたとしても大きな問題はありません。

実際、母乳育児はいつまで続けるべきか?という話になると、厚生労働省のガイドライン「授乳・離乳の支援ガイド Ⅱ離乳編 「離乳の完了箇所」」を参考にすると“生後12か月から18か月頃”とされており、WHOのガイドライン「乳幼児の栄養法 補完食」 を参照すると“2年かそれ以上、母乳を与えましょう。”となっています。

母乳育児期間はこれくらい続けるものですから、少しくらい離乳食に入る時期が遅れても不自然なことでは無いんです。

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このタイミングで大切なことは「なぜうちの子は離乳食を食べてくれないの?」と悩むのをやめること。しかも、お子さんが健康に育っているのでしたらなおさらです。

赤ちゃんはいずれ大人と同じ食事をとるようになる日が訪れます。そんなお子さんの体と心が成長する時期が来るまでは母乳だけでも十分です。

 

母乳を与えていれば離乳食は必要ない?

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離乳食は基本的にミルクを飲んで育った赤ちゃんのために必要とされています。ミルクで育った赤ちゃんが離乳食を必要とする理由は、毎日同じ味のミルクしか飲んでいないのでミルク以外の味を認識しないといけないからです。そのため、母乳を飲んで育った赤ちゃんにとっては無くても深刻な問題につながるわけではありません。

 

母乳・ミルク、それぞれで育ったときの違い

ミルクで育った赤ちゃんは噛む力が未発達なためドロドロの離乳食から始めて段階的に固さに慣れさせてあげる必要があります。

一方の母乳で育った赤ちゃんの場合は母乳の味はママがとる食事によって毎回違うので赤ちゃんは色々な味を認識することができるようになります。さらに、あごや頬(ほほ)の筋肉を使って母乳を吸うため噛む力も発達しているので、離乳食が無くても必要な成長要素は含まれているんですね。

 

離乳食への切り替えタイミング

では、離乳食を与える際の切り替えのタイミングはどのように考えるべきか?ですが、「子どもに任せること」が一番大切です。お子さんがママが食べる食に興味を示すようでしたら離乳食を与えはじめる、こういったタイミング良いでしょう。無理に母乳から引き離そうとせずとも、徐々に「食」対しての興味がわいてきた時点で離乳食を検討し始めれば大丈夫です。

母乳を飲み、体が成長して内臓機能も発達していけば自然と「食」に興味を持つようになります。こういったお子さんの成長を気長に待ってあげるという姿勢でいてあげたほうが育児はスムーズに進むことが多いです。

 

離乳食に切り替えるには母乳を止めるべき?(断乳)

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とはいえ、1歳を過ぎて母乳にしか興味を示さないと先の将来のことが少し心配になる気持も出てくるかと思います。そのような場合、専門の方からアドバイスを聞くと大半は「母乳を止めると良い(断乳)」と勧められることも多いです。母乳を止めたら赤ちゃんにとっては死活問題。そのため、たしかに生きるためには食べないといけないので「断乳→母乳を止めて離乳食へ」という効果はあると思いますし、実際に少し昔まではこの断乳という方法は多く取り入れられていました。

ですが、現在では子どもの“心”を優先した“卒乳”を大切にするのが主流になりつつあります。

卒乳は、赤ちゃんが徐々に母乳を欲しがらなくなって自然と離れていくことで、強引に断乳して卒乳させることとは違います。できるだけ自然に離乳食へ移行してあげたほうが母子の関係も踏まえれば良いといえるでしょう。そのため、あえて断乳をして離乳食を無理やり食べさせる必要はないと考えます。

 

母乳ばかりで離乳食を食べない子はどうすれば?

 

みなさんのお子さんは何ヵ月で離乳食を始めましたか? また何歳ごろまでミルク、母乳を与えていましたか? もうすぐ8ヶ月になる娘がいます。 いまは母乳と離乳食初期の一回のみです。 離乳食は6ヶ月から始めました。 母乳を、与えすぎてる影響からか離乳食の進みもゆっくりです。 歯もまだはえてきていません。教えて!goo

 

このように母乳ばかりで離乳食を食べてくれない・食べるペースが遅い子はいます。これも赤ちゃんの個性といえばそうなんですが、反面、気にしてしまうママも多いかと思います。

お伝えしてきたように本来は卒乳を待つのが自然ですので、1日に与える母乳の回数を徐々に減らして待つのが良いと個人的には思います。とはいえ、長い期間離乳食を食べてくれないようになるとママとしては心配になってくるかと思います。(2歳を過ぎても離乳食を食べてくれない子もいる例もあるので。)

 

離乳食を食べてくれない理由を探る

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離乳食を食べない理由には個人差があり理由も以下のように様々です。

  • 美味しそうな匂いがしない
  • おなかが空き過ぎている
  • 母乳を反射的に飲む哺乳反射がまだ残っている
  • 前に食べたときに褒めてくれなかった
  • 真剣すぎてママの顔が怖くなっている
  • ドロドロしていて舌触りが嫌い
  • 味付けが全くしていなかった
  • ママ=母乳と思い込んでいる
  • ひとりきりで食べたくない
  • スプーンの舌触りが嫌い
  • おなかがいっぱい
  • ママと同じものが食べたい
  • 手と口を上手く連動させれなくて食べられない
  • 椅子が苦手
  • 抱っこされながら食べたい
  • もう2歳だから大人の同じ普通食が食べたい

もし思い当たる点があれば参考にしてみてくださいね。

 

なお、お伝えしてきたように母乳を欲しがる年齢についてはWHO(世界保健機関)では2歳ぐらいまで母乳育児を推奨しています。だから仮に2歳になるのに母乳離れしてくれない、となっても悩む必要はありません。

また、離乳食を食べてくれないのは母乳の出る具合や赤ちゃん自身ののコンディションにも影響されるもの。ママの母乳の量が多ければ離乳食を食べてくれないという可能性も出てきますし、お子さんの機嫌によっては飲む・飲まないの影響が左右されることもあります。

上記の各理由を参考に赤ちゃんの様子を見ながら原因を探っていくと、離乳食を食べてくれない理由も徐々に見え始めてきます。赤ちゃんが離乳食を食べてくれない原因を浮き彫りにして、その上でママが出来る対策を進めていきましょう。

 

離乳食はいつから?離乳食開始後の授乳回数は?欲しがるだけ飲ませても良い

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やっと母乳から離乳食を食べてくれるようになった赤ちゃん、離乳食開始後の授乳回数やタイミングについても知っておいてください。

離乳食はいつから?

離乳食を始める一般的な時期としては生後5~6ヶ月が一つの目安となります。よだれが増える、大人の食事に興味を示す、支えてあげればおすわりができる、などのサインが見られたら離乳食を始めるタイミング。もちろん、お伝えしてきたように赤ちゃんごとの個性があるので、幾分か時期がずれる子もいますが、そうなっても大きな心配をする必要はありません。

 

離乳食の開始後の授乳回数は?

離乳食の開始後の授乳回数は離乳食後の授乳を含め「1日5~6回」程度。離乳食が3回になるまでは主に母乳やミルクからの栄養がメインになるため、離乳食の後は欲しがるだけ授乳をしてあげてください。離乳食が3回になると栄養のほとんどが摂取できている状態になります。

 

お子さんの生活リズムを意識する

母乳の量や回数についてはその子の生活リズムを意識してあげましょう。多くの育児マニュアルには母乳の量や回数の目安が書かれていますが、実際はその量や回数通りに進むことは少ないです。我が子だけの生活リズムをママが判断・調整してあげて下さい。

また、夜中の授乳は奥歯が生える前に止めたほうが虫歯のリスクが低くなると言われていますが、夜泣きがひどい場合は気にせずあげてもいいとう考え方が一般的です。赤ちゃんがストレスによって脳の成長を遅らせることのほうが心配ですので、第一にお子さんの生活リズムを意識して授乳してあげるようにしてあげてください。

マニュアル通りのがちがちなルールを守って授乳する=正解、とは限らないのですから。

 

月齢別、離乳食と母乳・ミルクの与え方・分量の目安

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生後5,6ヵ月

離乳食を食べることに慣れることが目的の時期です。離乳食の基本は母乳やミルクを与える前に食べさせてあげます。ただし、おなかが空いている場合は食べ慣れていない離乳食ではなく母乳やミルクでおなかを満たしたいものです。ですので、少し母乳やミルクを飲ませてあげて気持ちを落ち着かせた後に離乳食を食べさせてあげましょう。

離乳食の分量は1日1回1さじずつでつぶしがゆから始めてください。母乳やミルクは離乳食後に赤ちゃんが飲みたいだけ与えます。

 

生後7,8ヵ月

離乳食の分量は1日2回食で、食事のリズムをつけていく時期です。母乳の分量は欲しがるだけ与えてミルクの場合は1日700~900mlを目安に飲ませてあげてください。

 

生後9,11ヵ月

食事のリズムを大切にして1日3回食に進めていく時期です。家族一緒に楽しい食卓経験を心掛けましょう。母乳は欲しがるだけ与えますが、離乳食の量が増えるとともに量も減っていくと思います。

ミルクの場合は1回の離乳食の後に100ml前後を目安になりますが赤ちゃんの様子を見ながら量を調整して飲ませてあげましょう。

 

生後12,18ヵ月

1日3回食のリズムが大切で生活リズムを整える時期。自分で食べる楽しみを見出しはじめ、手づかみなどで食べ始めます。基本的にはこの時期は母乳やミルクを与えなくても大丈夫ですが、母乳は栄養面だけでなく、赤ちゃんとママの大切なスキンシップの時間でもあるので、赤ちゃんが母乳を欲しがって来たら欲しがるだけ与えてあげてください。自然と飲まなくなるまで待って卒乳を目指してあげましょう。

 

2回食、3回食はいつ頃に?

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なお、離乳食を与え出すと2回食、3回食がいつ頃に来るのか?気になりこともあるかと思います。もちろん生後何ヶ月~、といった目安を示すことはできますが、実は赤ちゃんの成長過程を見極めて決めるのが大切とされています。

離乳食を始めるタイミングや分量を誤るとアトピーを引き起こすこともあるようなので見極めは重要、以下に参考値をまとめていますので、赤ちゃんの成長過程も踏まえながらご参考になさって下さい。

 

2回食はいつ頃?

目安は生後7,8ヵ月頃から2回食へ進めていきます。ハイハイができるようになり行動範囲が広がる頃に始めると良いでしょう。たくさん動くようになるからお腹もその分減ってくるようになっています。もちろん2回食にしたところですぐには同じ量を2回も食べ切るのは難しいこともあるかと思いますので、少しずつ増やしていきましょう。食べ与えるタイミングについては習慣になりやすいように毎日同じ時間に与えるのがおすすめ。なお、授乳のリズムに影響が無いように進めるのが良いとされているので授乳30分前に離乳食を与えると良いですね。

 

3回食はいつ頃?

目安は生後9,11ヶ月頃から3回食へ進めていきます。「伝い歩き」を始める頃を目安にすると良いでしょう。離乳食をあまり食べない子でも卒乳する頃になるとたくさんの量を食べるようになってきます。

 

離乳食に母乳を混ぜると消化を助ける働きが

離乳食を食べるようになると母乳はあまり飲まなくなりますが、離乳食と合わせて母乳も飲むことで消化を助ける作用があると言われています。少しだけでも飲ませるようにしてあげると赤ちゃんの負担を減らすことができますのでおすすめです。

なお、離乳食後の母乳を少ししか飲まなかった場合は搾って捨てるのも大切。古い母乳は飲んでもそれほど問題はないとされてますが、ママのおっぱいが張った状態のままだと乳腺炎になるリスクが高くなるので注意してくださいね。

 

離乳食と母乳はどちらが先?

離乳食がはじまると「離乳食と母乳はどっちを先に摂取させたほうがいいのか?」気になることも。

一般的には離乳食の後に母乳を飲ませているママが多いですが、実際は赤ちゃん優先で考え、どちらが先でも問題はないとされています。

最近では離乳食前に泣かれてしまって先に母乳を飲ませて落ち着いた後に食べさせるという感じで臨機応変に対応しているママも多いですよ。

 

離乳食ばかりで母乳を飲まないようになったら?

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離乳食を開始しだすと母乳を飲まなくなる赤ちゃんも少なくありませんが、卒乳へのタイミングですので心配しすぎることはありません。卒乳して離乳食を喜んで食べてくれるというのはとても有難いことです。

この状態で赤ちゃんに下痢やアレルギーといった症状もなく健康そうであれば栄養は足りているので安心してください。

 

差し乳の場合は?

また他にも母乳を飲まない要因として「差し乳」ということも考えられます。

差し乳は赤ちゃんが飲む刺激によって作られるのでそれほど張りが感じられず、搾乳してもあまり母乳が出ないのが特徴です。

なお、離乳食まで完全母乳の場合は母乳はしっかり出ると思いますが、差し乳などで赤ちゃんが飲んでくれているかどうか心配な場合、母乳が出ているかどうか?を知る手段として「赤ちゃんのおしっこ」を見て判断してみて下さい。赤ちゃんのおしっこの回数が急に少なくなったり、色が濃くなっていたら「脱水」の可能性が考えられます。そうでない場合は母乳がちゃんと足りているということになります。

普段の赤ちゃんの様子を確認しながら、母乳を飲まなくなったことでの良し・悪しを判断していくことが大切になります。

 

焦らずともいずれ離乳食になる時期がくる

離乳食の最初の目的は赤ちゃんに慣れてもらうことです。慣れさせてあげるためにはまず楽しんで食べられる環境づくりが大切になります。

あまり食べない、手でぐちゃぐちゃにしながら食べるから汚い、などもあるかと思いますが、だからといって怒って叱るのは良くありません。

赤ちゃんにとって全ての行動は生きる上で無駄なことは一つもしていないのです。

時間とともに赤ちゃんはママの真似をしたがってスプーンやフォークなどを使いたがる時期が訪れ始めます。その時期が来たら、そこではじめてスプーンやフォークなどを上手に使えるように教えてあげましょう。

 

離乳するまでの流れや目安は?

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赤ちゃんが離乳するのは生後5,6ヶ月頃がタイミングとされていますが、合わせて以下の症状が見られたら離乳の目安となることが多いです。

  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少ない
  • 食べものに興味を示している
  • 支えてあげると座れる
  • 赤ちゃんの首がしっかり座っている

また、離乳開始から離乳完了までの流れとしては以下を参考になさって下さい。

 

離乳開始から完了までの4つの流れ

 

1.離乳食に慣れさせる

離乳開始の1ヶ月間は離乳食は1日1回に加えて母乳やミルクは欲しがるだけ飲ませても大丈夫です。この時期の離乳食の目的は栄養よりも離乳食を飲み込んだり舌触りに慣れてもらうことが重要です。

 

2.1日2食ペースに

離乳を開始してから1ヶ月を過ぎたら離乳食は1日2回食に進めていきます。基本は離乳食後に母乳やミルクを与えるようにし、離乳食とは別で母乳は子どもが欲しがるだけ与えてミルクは1日3回ぐらい与えるようにします。

 

3.1日3食ペースに

生後9ヶ月を過ぎると離乳食は1日3回食に進めていきます。離乳食の量は子どもの食欲に応じて増やしてあげましょう。母乳やミルクは離乳食の後に与えるようにし、離乳食とは別で母乳は子どもが欲しがるだけ与えてミルクは1日2回ぐらい与えるようにします。

 

4.離乳完了へ向けて

離乳が完了する目安は生後12~18ヶ月頃ですが個人差によって違います。離乳を完了する時期は食事の回数が1日3回、間食は1日1~2回が目安となり、形のある食べものをちゃんと噛みつぶすことができるようになります。

離乳すると栄養素やエネルギーのほとんどが食べものから摂取できるようになった状態です。逆に離乳を完了する目安を満たしていないのであれば栄養やエネルギーが不足してしまうことがあるので急ぐ必要はありません。

また、母乳やミルクは2歳ぐらいまで子どもの状態に応じて与えても大丈夫。卒乳したら離乳が完了した、ということにはならないので注意してください。

 

離乳食の目的は食べる力や食べる楽しさを伝えること

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離乳食の目的は強制的に食べせることではなく、食べる力や食べる楽しさを子どもに伝えることです。

生後5,6ヶ月

母乳やミルクは飲みたいだけ与えてあげます。

 

生後7,8ヶ月

いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしてあげてください。

 

生後9,11ヶ月

家族一緒に楽しい食卓を経験する大切な時期です。

 

生後12,18ヶ月

自分で食べる楽しみを手づかみから始める時期です。

赤ちゃんに食の楽しさを教えながら離乳をすすめてけるよう、ご参考になさってください。

 

食事の組み合わせや調理上の注意点は?

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また、「離乳食=すべて同じ」というわけではなく、赤ちゃんの成長別に食事の組み合わせや調理上の注意点はことなります。以下に月齢別でお伝えしますので参考にしてください。

 

生後5,6ヵ月

子どもの様子をみながら1日1回1さじずつから始めましょう。必要とする栄養源は母乳やミルクがメインになります。最初はつぶしがゆから始めてください。あとすりつぶした野菜なども試してみましょう。

慣れてきたらつぶした豆腐・白身魚などを試してあげてください。注意点として調理形態はなめらかにすりつぶした状態にすることです。

 

生後7,8ヵ月

1日2回食で食事のリズムをつけていきましょう。

(1回あたりの目安量)
穀物:全がゆ50~80g
野菜・果物:20~30g
魚:10~15g
又は肉:10~15g
又は豆腐:30~40g
又は卵:卵黄1~全卵1/3個
又は乳製品:50~70g
注意点:調理形態は舌でつぶせる固さにします。

 

生後9,11ヵ月

食事のリズムを大切にして1日3回食に進めていく時期です。

(1回あたりの目安量)
穀物:全がゆ90~軟飯80g
野菜・果物:30~40g
魚:15g
又は肉:15g
又は豆腐:45g
又は卵:全卵1/2個
又は乳製品:80g
注意点:調理形態は歯ぐきでつぶせる固さにします。

 

生後12,18ヵ月

1日3回食のリズムを大切にして生活リズムを整える時期です。

(1回あたりの目安量)
穀物:軟飯90~ご飯80g
野菜・果物:40~50g
魚:15~20g
又は肉:15~20g
又は豆腐:50~55g
又は卵:全卵1/2~2/3個
又は乳製品:100g
注意点:調理形態は歯ぐきで噛める固さにします。

 

【参考】簡単おかゆのレシピ

なお、赤ちゃんに食べてもらう柔らかなおかゆを作るときは普段のご飯と一緒に調理できる方法を知っておくと食事作りが楽になります。
参考までに簡単レシピをご紹介しておきますね。

(STEP1)
ママ達の分のお米を研いでください。

(STEP2)
小さい陶器の湯のみを用意して研いだ米から大さじ1杯分を入れます。
(STEP3)
湯のみに適量のお水を入れて炊飯器の真ん中に置いてそのままママたちのご飯と一緒に炊きます。

(STEP4)
炊飯器がピーッと鳴って炊けたらおかゆの完成です。

 

カボチャやじゃこなどを入れたりしてアレンジも簡単なのでぜひ試してみてください。毎日忙しいからこそ、普段の調理と同時に赤ちゃん用の食べ物が作れるとラクになってママの負担んも減ってきます。ぜひ普段の料理で活用してみて下さいね。

 

食べ方が汚い子はどうすれば?

特に離乳食を始めたての頃は、赤ちゃんは「食べ方」を知らないので食事のときに食べ方が汚いと感じることもあるかと思います。また、一生懸命作ったご飯が床やテーブルに散らかって結局半分くらいしか食べなかったりするからと余計にイライラしてしまうことも。

ですがこれが普通です。まだ食べ方を知らないのですから当然のこと。むしろ、離乳食を始めた時点で食べ方が綺麗だと逆に心配してしまうママも多いくらいです。

 

なぜ食べ方が汚いのか?

1歳~2歳の子は失敗を繰り返して汚しながら徐々に食べ方を覚えるとされています。自身の小さい頃は思い返してみると自転車を乗るときは最初何度も転んで失敗を繰り返していつの間にか乗れるようになりましたよね?赤ちゃんもそれと同じでがんばって失敗を何度も繰り返して食べ方を覚えようとしてるんです。

もし自転車にがんばって乗ろうとして失敗したときにそばで見ていた親がイライラして怒り出したら嫌ですよね?そう思うと赤ちゃんにイライラして怒るのがちょっと恥ずかしくなってしまいます。

冷静に考えて『スプーンをいきなり器用に使いこなし米一粒も落とさず口に含む』なんて赤ちゃんは想像できませんよね?

 

食べ方が汚いイライラを乗り越えるためのポイント

子どもの食べ方が汚いのは仕方がないと思っていても、一生懸命作ったご飯が散らかるのを目の当たりにしてしまうとやっぱりイライラしてしまうことも。この場合は子どもの大好物な食べものを見極めて食べさせるのがおすすめです。

いわゆる「鉄板メニュー」ですね。

大好物のメニューは集中して食べてくれるので意外とお口にスムーズに入ってくれるから汚れも少なくなることが多くおすすめです。

また、他にもイライラを乗り越えるためには以下のことを試してみて下さい。

  • 食べ応えのあるように固さを一段階上げる。
  • かゆを炊くときは味噌汁の上澄みを薄めた物を使うようにする。
  • 野菜スティックやパンスティック、芋団子などつかんで食べやすい物を与えるようにする。
  • 汁物はとろみをつけたり茶碗から直接飲めるようにする。
  • 椅子に座って机の上で食べることにとらわれず寝転がって食べるのも良しとする。
  • 食べたものや量をメモしている場合、もしそれがイライラの原因になっているなら一旦やめる。

これらのポイントは先輩ママが効果があったものばかりなのでぜひ試してみてイライラを乗り越えてくださいね。

 

まとめ

母乳で子育てを行う際の、離乳食にまつわる今回のテーマはいかがでしたでしょうか?

文章でお伝えしているので、もしかしたら少し難しく感じてしまったかもしれません。ですが大切なのは「食事の楽しさを教えてあげる」「お子さんの状態に合わせていく」の2つです。

昔と今で違う点は、母乳育児中も離乳食中も赤ちゃんがほしがるだけ母乳を与えてもいいということ。

母乳育児は大変に感じることもあるかもしれませんが、それだけ触れ合う時間も長くなるので赤ちゃんにとって何ものにも代えられないママからの愛情を受け取ることができます。

愛情は教育では決して簡単に教えられるものではありませんので、限りある母乳育児中にしっかり愛情を注いでお子さんの成長を支えてあげてくださいね。

 

なお、もし母乳→離乳食に進めていく中で、離乳食へ切り替える前の段階で母乳がでなくなる、などの悩みが出てきたら赤ちゃんの栄養や成長にとっては大きな影響が出る可能性があります。

母乳の出が悪くならないよう、バランスの良い食事、過度なストレスを避ける、などをして、離乳食に切り替えるまではママ自身も注意して育児に取り組まれてみて下さい。

なお、どうしても母乳トラブルが改善されにくいと感じられる場合は「母乳をよく出す“15”の方法【母乳育児の新米ママ必見!】」の記事が参考になるかと思いますので、合わせてご覧になられてくださいね。

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育児・健康ライター

普段はお勤め人をしながらライター業としても活動中。
子供好きの面からikurich執筆に参画。
母乳トラブルをはじめとした育児コラムを主に担当。