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流産の可能性は?“妊娠中の授乳”は続けても良い?卒乳させるべき?

 2016/08/03 妊娠 育児
 
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妊娠中の授乳は流産しやすいお腹の赤ちゃんに影響を与える、などともいわれますので、2人目を妊娠中のママからすれば「授乳をしてもいいのか?」と不安になったり、悩んだりすることもあるかと思います。

ここでは妊娠中に授乳をする状況になったママへ向けて、妊娠中の授乳が腹の赤ちゃんに与える影響や、本当に流産になる可能性が考えられるのか?妊娠中の授乳における注意点や取り組み方、このタイミングで上の子を卒乳させるには?などをお伝えしていきます。

 

妊娠中の授乳は流産に影響する?それとも大丈夫?

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妊娠中に授乳をすると、母乳を作り出す際に乳首から受ける刺激によって「オキシトシン」が分泌されます。オキシトシンは産後に“子宮を回復させるための子宮収縮に必要なホルモン”であることが本来の役割で非常に大切なものですが、妊娠している場合は注意が必要になります。

 

妊娠初期の授乳は特に注意を

特に妊娠初期は子宮の中で胎盤やへその緒のもととなる組織など、胎児に関わる細胞が活発に生成される時期であるため、子宮が収縮するとお腹に張りや痛みを覚えることがあります。また、妊娠後期になると授乳により子宮が収縮すると早産を招く可能性も。

妊娠中の授乳は母体に違和感を感じさせる原因となり、切迫流産や切迫早産を招いてしまう危険もあるのですが、実は妊娠中の授乳の良し悪しに関しては専門家の間でも意見が分かれるところで、「大丈夫」というお医者さんもいれば「そうじゃない」というお医者さんもいます。

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そうはいっても場合によっては、どうしても妊娠中に授乳をしなくてはいけない状況も出てくるかと思います。よって、そのようなときには「まずはしっかり『妊婦健診』を受けて、切迫流産や切迫早産の疑いはないか?」を診断してもらうようにしてください。

なお、切迫流産や切迫早産の可能性があると、「授乳を控えるように」と指導されることが多いです。

 

【参考】妊婦健診って?

妊婦健診(妊婦健康診査)は妊娠中の定期健診。妊娠発覚から出産までの間に、産婦人科や助産院に定期的に通院して検査や保健指導をうけます。妊婦診断によってママだけでなくお腹の赤ちゃんの病気などへの早期発見にもつながり、素早い対処が出来るようになります。

なお、妊婦健診を受ける際は妊娠が確定してから最寄りの市区町村窓口で妊娠の届け出を出すようにしてください。届け出を出すと母子健康手帳や妊婦健診を公費の補助で受けられる受診表などが交付されます。

妊婦健診は1回の検診につき5000~15000円ほどがかかり、体重測定・血圧測定・尿検査・宮底長・腹囲・浮腫などをチェックします。(なお、健康保険は適用されないのでご注意ください。)また、金額や受けられる回数は自治体により異なりますので、詳しくはお住まいの自治体で確認しておくようにしましょう。

授乳を続けたい・授乳を続ける必要がある、そうお考えになった場合はしっかりと妊婦健診を受け、お医者さんの指示を守りながら授乳を行うようにしましょう。

 

妊娠中の授乳はやめるべき?いつまでが目安に?

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妊娠したときに上の子がどれくらいの月齢なのか?によっても異なりますが、“2歳を過ぎるまでは授乳をした方が良い”とWHOからも指導がされていますので、基本的には妊娠中であっても赤ちゃんがおっぱいを欲しがるときは授乳を続けてあげる方がよいでしょう。(もちろん、それによって母胎やお腹の赤ちゃんに影響が出そうだと、危険性が診断されていれば控えましょう。)

例えば上の子が1歳前であれば、1日に5、6回は授乳することが多いですので、いきなり断乳するのも子どもを戸惑わせてしまうだけです。また、授乳が気になる場合は「搾乳」したおっぱいをあげるなどの一工夫をするのもよいでしょう。

一方で1歳を過ぎた子であれば、離乳食や幼児食から必要な栄養分は摂取できていますので「卒乳」を考えてもよいタイミングとも言えます。

ですが、もちろんこの歳になってもいきなりおっぱいをあげない様になると赤ちゃんも戸惑ってしまうことはあります。授乳によって栄養面だけでなく、気持ちの面で落ち着き安らぎを求めている子もいますので、そういった子にはいきなりの断乳ではなく少しずつおっぱいから離れていくようにしていきましょう。

なお、いきなり授乳をやめてしまうと、夜泣きが酷くなったり、かんしゃくを起こしたり、ママから離れなくなったりと、子どもとママ双方にとって難しい状況になりかねませんのでご注意ください。

 

【卒乳へ向けて】授乳を減らすときは徐々に減らそう

よって、授乳を減らすときは徐々に減らしていくようにしてみて下さい。おっぱいを触る回数を減らしたり、離乳食の回数を増やしたり、フォローアップミルクを飲ませたり、など。

一番は栄養面。栄養面で赤ちゃんが全面的に頼ってきいた母乳がいきなり無くなるのはよくありません。子どもの栄養面をしっかりと確保できるようになってから、徐々に母乳の回数を減らしていってください。それに応じて赤ちゃんも徐々に授乳しない環境に慣れ始めてくるので、自然と卒乳という流れになるでしょう。

 

自然と飲まなくなることも

なお、妊娠中の授乳をしていると徐々に母乳の味が変わってくることもあり、その味が嫌になって自然とおっぱいを飲まなくなる子もいます。

 

子供が10カ月から1歳頃なら卒乳時期

卒乳は10カ月から1歳頃なら卒乳時期といわれています。上の子がこれくらいの年齢なら、卒乳が早すぎるということはありません。このタイミングであれば徐々に卒乳させる様に意識してみて下さい。

 

妊娠中に授乳をする際の注意点は?

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なお、冒頭でお伝えした妊娠中の授乳による流産・早産ですが、子宮収縮以外にも夜中の授乳による寝不足の影響で体が疲れ、体調を崩すことでも発症する可能性があります。よって、できるかぎり授乳する際は昼間に行うようにしてみてください。

また、お腹の張り・痛み、出血がある場合も授乳はNG。すぐにお医者さんの診察を受けるようにしてください。妊娠中だけど授乳をしている旨、授乳を継続していいのか?の判断など、しっかりとお医者さんと相談してください。また、その際は赤ちゃんには母乳からミルクに変えるようにもしましょう。

 

妊娠中の授乳は痛い!?

妊娠をしてるママは授乳をしていると授乳中におっぱいに激痛が走ることもあります。そういったときは我慢してまで無理に授乳させずに、子どもに素直に「ごめんね、ママはおっぱい痛くなっちゃったから、少しおっぱいをお休みさせてね。」などと伝えることも大切です。

 

タンデム授乳で妊娠中の授乳対策を乗り切る

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出産後、上の子と下の子の両方に授乳をしている「タンデム授乳」をしている方もいます。

タンデム授乳のメリットは、二人ともおっぱいをたくさん飲むので母乳の出がよくなり乳腺炎のリスクが下がること。一方のデメリットは切迫流産・流産・早産・切迫早産の可能性や、それらに伴って万が一ママが入院した場合に上の子が精神不安定になりやすいこと、など。

よってタンデム授乳をしたい場合は、それぞれのメリット・デメリットを考えた上で、専門のお医者さんや助産師さんによる監督のもとで授乳してあげて下さい。

 

まとめ

以上、妊娠中の授乳やその影響についてお伝えしてきました。

妊娠中の授乳は赤ちゃんはもちろん、ママににとっても非常にデリケートなタイミングとなります。

何か心配があればすぐにでも妊婦健診を受け、専門の先生からの意見に素直に従う様に気を付けておきましょう。

子どもやママ自身の状態にあわせて、最良な選択が出来る様に心がけてみて下さいね。

 

 

 

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