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授乳中にこそ『葉酸』が必要な6つの理由と摂取すべき栄養素や摂取量まとめ

 2016/08/01 育児
 
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産後、授乳期に赤ちゃんに与える母乳

  • 母乳の出を良くしたい
  • 良い母乳を赤ちゃんに与えたい

このように悩まれることもあるかと思います。

そんな母乳ですが、実は良い母乳を赤ちゃんに与えるには葉酸が必要不可欠。妊娠中に葉酸が大切なのは有名な話ですが、実は産後の授乳中でも同様に大切なんですね。

そこで今回は、授乳中の母乳の出が気になるママへ向けて、授乳中に葉酸が必要な理由と、普段から出来る葉酸の摂取方法についてお伝えします。

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妊娠中だけじゃない!授乳中も「葉酸」が必要に!

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妊娠中は、妊婦の貧血トラブル予防・赤ちゃんの栄養不足予防・赤ちゃんの先天異常の危険を守る、などの理由から葉酸の摂取は重要視されてきましたが、産後の授乳期にも葉酸はママの助けとして活躍してくれます。

主に授乳期の葉酸は「母親の血液から母乳を生成する」「産後の身体回復(母親)」などの働きがありますが、産後は胎児に栄養を与えたことで、授乳期は母乳で赤ちゃんに栄養を与えることで、母親の葉酸量が不足しやすい状態となりますので、積極的に葉酸を摂取する事が大切です。

 

出産後や授乳中に葉酸不足はNG!葉酸が必要な6つの理由

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さて、そんな葉酸ですが葉酸にまつわる必要な理由を詳しくお伝えすると以下のようになります。「母乳と葉酸の関係」や「葉酸不足による母乳が赤ちゃんに与える影響」などにも関わってきますので、ぜひ覚えておいてください。

 

1.葉酸は別名「造血のビタミン」。【乳腺葉】で質の良い母乳を作るために

葉酸は別名「造血のビタミン」と呼ばれており(ほかにはビタミンB12も同様です。)新しい赤血球を作り出すために活躍してくれます。(他にも「タンパク質の合成」「遺伝物質(DNA)の生成」などもあります。)

そんな血液ですが、母乳を作る「元」となります。

血液をもとに母乳が作られる仕組みですが、乳房の奥には動脈と静脈が通っており「乳房基底部」と呼ばれています。この乳房基底部から乳首のまでの間に血から母乳を作る「乳腺葉」があり、母乳はここで作られることになります。

つまり、葉酸の働きにより血液を作り出して乳腺葉へと血の流れを活発に促すことで、よりよい母乳生成・分泌を促してくれるわけです。

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よって、葉酸により血を作り出し、質の良い母乳づくりに活躍してもらいましょう。

 

2.母乳は赤ちゃんの免疫にも欠かせない

母乳は赤ちゃんの栄養食だけでなく「免疫」としての役割も。母乳に含まれる免疫物質(抗体)がウイルスから赤ちゃんを守ってくれます。

【IgA抗体】
初乳の中に多く含まれる細菌やウイルス、アレルゲン物質から守ってくれるIgA抗体。

【ラクトフェリン】
IgA抗体と共に強力な免疫機能を持ち、大腸菌やカンジダ菌の増加を抑制するラクトフェリン。

【リゾチーム】
ウイルス・細菌からの感染を予防し、善玉菌であるビフィズス菌の発育促進をするリゾチーム。

【白血球】
初乳中には含まれており、感染防止の役割をもつ白血球。

などが特に有名です。

 

3.発達障害のリスクを軽減させる(赤ちゃんの成長)

母乳(特に産後1週間程度のあいだに出る母乳は「初乳」)に含まれる葉酸は赤ちゃんの発達障害のリスクを軽減してくれます。葉酸は赤ちゃんが成長する際の「細胞分裂」に必要とされており、葉酸が足りないと赤ちゃんの成長が遅れてしまう恐れも。よって、授乳中の葉酸の摂取は、子どものこれからの成長に不可欠なため大切な要素なんです。

 

4.母親のホルモンバランスを整えてくれる

産後に多いとされるホルモンバランスの乱れ。妊娠中に分泌されていたホルモン、産後に通常のホルモンへの変化してきます。その際、葉酸がホルモンバランスを調整する役割を担ってくれます。よって、ホルモンバランスが乱れる理由は葉酸不足が原因の一つとされています。

ホルモンバランスの乱れは、むくみ・産後うつ(マタニティブルー)・抜け毛などにも派生する可能性があるので、しっかりと葉酸の摂取が大切です。

 

5.粉ミルクよりも母乳

粉ミルクにも葉酸は含まれていますが、母乳に含まれない成分が配合されておりアレルギーを引き起こす原因になることも。その点、母乳は赤ちゃんにとっての自然な食事ですので、安心しえて与えることが出来ます。消化吸収も良く、体に負担も少ないですからね。

 

6.産後の子宮回復にも葉酸は活躍してくれる(「子宮復古不全」対策)

「3.」でも少々触れましたが、葉酸には細胞分裂に働きかける作用があります。出産でダメージを受けた子宮の細胞分裂を行わせ、元の状態に回復させてくれる手助けをしてくれます。

また、葉酸によって良質な母乳が作られると、赤ちゃんが母乳をたくさん飲んでくれるようになります。
赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、脳からオキシトシンというホルモンが分泌されますが、オキシトシンは子宮収縮効果を高めてくれる作用をもっており、子宮の回復につながるとも言われています。

子宮収縮は「子宮復古」とも呼ばれてますが、子宮復古がなされることで、子宮も妊婦さんの子宮から、通常の女性の子宮へと戻っていきます。子宮が通常状態に戻ると、「4.」でお伝えしたホルモンバランスの乱れも安定し、再び妊娠できる体へと戻っていきます。

一方、もしオキシトシンの分泌が悪く子宮復古が乱れると「子宮復古不全」が起こる原因にも。なお、子宮復古不全は以下のような症状を引き起こす原因にも。

産褥子宮復古不全の主な症状は、正常産褥日数に比べて子宮が大きい、子宮が軟らかく触れる、子宮底が高い等が挙げられます。また血清悪露が長く続く、悪露の量がなかなか減らない時には大量に出血している可能性もあるので注意が必要です。 悪露が長い間体に放置されていると感染を起こしてしまう場合があります。感染が起きると産褥熱が併発し全身状態が悪化してしまうので特に注意が必要です。悪露の出血が長く続くのは子宮筋の退縮不全のために圧迫止血が不完全になってしまう為この症状が起こります。 また産褥子宮復古不全の他の症状としては、子宮内に残った胎盤片や卵膜片が排泄されることもありこれが大量出血を起こす場合があります。 Doctors Me「産褥子宮復古不全」

 

【補足】他にもまだある!授乳中に必要な栄養素として

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葉酸はもちろんのこと、授乳中には合わせて摂取しておきたい他の栄養素もあります。それが以下2点。

 

カルシウム

カルシウムは赤ちゃんの骨や歯を生成する大切な要素。
なお、授乳期間中は母乳の生成に際してカルシウムをとられてしまうので、母親自身の骨を生成するカルシウムも不足しがちです。産後や授乳に伴なうカルシウム不足で骨粗しょう症になりやすい、といった話もよく聞かれますが、カルシウムは適宜ママ自身が摂取しておく必要があります。

 

鉄分

母乳を作り出す血液、その血液を作り出すのに欠かせないのが鉄分です。
授乳中の母親は、普段の1.7倍ほどの鉄分量が必要になります。そして鉄分が足りないと貧血を起こしてしまうことに。ただでさえ、出産時に大量に出血して血が足りない状況で授乳期が始まりますので、鉄分は積極的に摂取しておく必要があります。

 

 

妊娠中、産後、授乳期、それぞれにおいて「血液」と「母親の体」は密接に影響しあっています。血液不足にならないためにも、葉酸・カルシウム・鉄分はそれぞれ摂取しておくように心がけてください。

 

授乳中の適切な葉酸の摂取量は?妊娠中とは違うの?

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一口に葉酸といっても、摂取するタイミングで摂取量が異なります。

一番有名なのが妊活中→・妊娠初期・中期・後期の出産前の時期。それぞれ最低でも1日0.4μg(400マイクログラム)の葉酸が必要とされ、推奨量としてはさらに多めで、1日0.48μg(480マイクログラム)とされています。

一方で授乳中の摂取量ですが、最低でも1日に0.28μg(280マイクログラム)の葉酸が必要とされています。推奨量も1日0.34μg(340マイクログラム)で、出来れば1日0.50μg(500マイクログラム)とも言われてます。

 

【注意点】授乳中の葉酸を摂りすぎるとどうなる?

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妊娠時・授乳時、それぞれ同様に、厚生労働省が定める1日の葉酸摂取量の上限は20代の女性で900マイクログラム、30代の女性で1000マイクログラムとされています。

この規定の量以上に葉酸を摂取してしまうと「葉酸過敏症」が引き起こされる原因に。葉酸過敏症はかゆみ・呼吸障害・蕁麻疹や発熱など発症させることも。

葉酸の摂取は大切ですが、過剰摂取になり過ぎない様に注意することもまた大切です。

 

授乳中の葉酸はいつまで摂取すべき?

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さて、そんな葉酸ですが妊娠前から授乳中にかけて摂取して欲しいのですが「いつまで摂取すべきか?」ですが、特に期限はありません。目安としては「卒乳のタイミング」。卒乳をし出したころからは、日常生活でバランスよくご飯を食べているだけでも、葉酸の必要量は比較的簡単に摂取できるようになります。

なお、妊娠・出産後(卒乳前まで)でも服用し続けて問題ないです。仮に長く飲み過ぎたとしても葉酸自他は水溶性のビタミンですから、体にとって必要な分以外は尿などと一緒に体外に排出されますのでご安心を。

 

授乳中に葉酸を摂取するおすすめの方法

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授乳中に葉酸を摂取する方法としては「食事(食べもの・飲みもの)」か「サプリメント」が摂取しやすいです。ですが上述したように葉酸お摂取量も気を付けたいところですので、授乳中は普段から摂取している食事との兼ね合いでサプリを利用するように心がけて下さい。

 

食事で摂取

葉酸を食事中に摂取するのであれば「小豆」「たたみいわし」、「納豆」、「焼きのり」、「うなぎの肝」、「レバーペースト」、「モロヘイヤ」、「ほうれん草」、「枝豆」、「かぼちゃ」、「ブロッコリー」、「アボカド」、「キウイ」、「バナナ」、「いちご」、「みかん」、「エリンギ」、「うに」、「ほたて」、「まいたけ」、「えのき」などから摂取できます。

 

葉酸サプリメントで摂取

厚生労働省によると、上述した食事(食材)からとれる天然の葉酸は体内で使われる率を50%としています。つまり食品に含まれている葉酸は約半分ほどしか体内に摂取されないことになります。よって、食事に合わせて専用のサプリメントも摂取する事で十分な葉酸を摂取するようにしてください。

また、仮に食事だけで1日の必要な葉酸量を摂取しようとすると、とてつもない量の食事をとらなければならないため大変です。よって専用の葉酸サプリメントと併用する方がおすすめです。

なお、葉酸のサプリメントを選ぶ際は、上述した1日の摂取量を含み、鉄分やカルシウムも一緒に含まれるサプリメントを選ぶようにしましょう。

母乳育児への憧れ

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上述したように母乳には子どもの成長や健康を考えた時に充実した栄養が含まれているため、母乳育児、特に「完全母乳(完母)」に憧れるママも少なくありません。

ですが実際のところ、産後ママの全員が簡単に母乳育児をできるわけではなく、母乳が良く出る人、出にくい人、母乳とミルクの混合の人、などバラバラです。

育児には普段と異なり多くのトラブルが起こります。ストレス、疲労、睡眠不足、食事制限などなど。これらは母乳の出にも影響してきますので扱いがデリケートです。だからこそ体調管理やむりをし過ぎない心持が大切です。

もちろん完母は素晴らしことですが、無理に完母にこだわり過ぎて体調を崩してしまわないよう、まずはママ自身の体調管理も十分にケアしてあげてください。

 

まとめ

以上、授乳中にこそ『葉酸』が必要な6つの理由と簡単に摂取できる方法についてお伝えしてきました。

葉酸は妊娠中の摂取の方が有名なので、産後になると葉酸の必要性を感じにくいこともあるかもしれません。ですが、お伝えしたように葉酸の摂取は良質な母乳を作り出してくれる元となるので、授乳中にこそ大切な栄養素なんです。

せっかく元気に生まれてくれた赤ちゃんが、その後も元気に育ってくれるように授乳期に良質な母乳をあたえるべく、こまめに葉酸を摂取してみて下さいね。

なお、葉酸はしっかり摂取しているよ、という方は水分補給やリラックスが大切になってきますので、そういった点では「母乳で育てる!AMOMAのハーブティーが口コミでも評判の理由。」の記事が参考になるかと思います。よろしければ、あわせてご参考になさってみて下さいね。

 

 

 

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