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【母乳で悩むママ必見】母乳を出すためにお餅を食べるの嘘・本当?

 2016/09/17 育児
 
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母乳を出すためには「お餅を食べると良い」と昔から言われていました。

ですが、助産婦さんの間ではお餅を食べると母乳を詰まらせる一因になる可能性がある、と懸念されているそうです。

そうなると母乳で赤ちゃんを育てたいと思っているママさんはどちらを信じればいいのか?

もしかしたらあなたもそんな悩みを持たれているんじゃありませんか?

そこで今回は、母乳育児中にお餅を食べるのはどうなのか?についてお伝えしていきます。

 

母乳を出すならお餅を食べる、は昔の話で今は乳腺炎の原因に?

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産科の専門医によると、昔は今と違いバランスの良い食事をとることが困難だったこともあり、産後の栄養やカロリー不足を少しでも補うために「お餅(もち米)をたべなさい」と薦められていたそうです。また、もち米は白米に比べて母乳が出やすくなると言われてたので「よく出た」と喜ばれたママさんも実際に多かったようです。

ですが、あくまでそれは昔の話。現在(いま)は栄養価の高い食材や高カロリーの食品は簡単に手に入る時代になりました。

 

お餅は血糖値をアップさせるので母乳の出をよくする可能性があるだけの話

お餅(もち米)は普通の白米よりも摂取したときに体内の血糖値が急速に上がりやすく、血糖値が上がると体内でインシュリン(血糖値を下げるホルモン分泌物)が分泌されはじめます。

インシュリンは母乳の分泌に重大な役割を果たしている可能性があるといわれており(※1)その影響で母乳の出がよくなると言われています。よって、お餅を食べると母乳がでやすくなるというなごりはそこから来ていると考えられます。

(※1)参考:インスリン産生が母乳分泌に関与

ですが、実際には血糖値と母乳との確実な関係性についてはNPO医療法人などの研究機関で明らかになっているわけではなく、あくまでも可能性があるというだけの話なんです。

 

糖質が母乳に与える影響

それよりも、血糖値が高い状態をキープし続けることによって血液がドロドロになってしまうことのほうが母乳の出には問題です。

授乳中はカロリーや糖質を多く含む食材を食べたくなりがちですが、糖質は母乳をドロドロにさせる特徴を持つといわれています。母乳は血液から作られるのでドロドロになった血液はそのまま母乳の分泌にも影響を与えてしまう可能性に繋がり、乳房にしこりができやすくなる・流れが悪くなり乳管が詰まりやすくなって乳腺炎などのトラブルを起こしやすくなる、などに影響してきます。そのため、糖質を多く含むお餅(もち米)は母乳育児期において注意して摂取する必要があります。

 

高カロリーは乳腺炎などの母乳トラブルの原因に

また、母乳トラブルを引き起こしやすい要因として「高カロリーの食品を食べ過ぎてしまう」ということもあります。カロリー自体は母乳の分泌を手助けしてくれる働きを持っているのですがお餅はカロリーが高めの食品です。普段の食事に加えてお餅を食べるとカロリー過多になってしまい、その結果“母乳が出過ぎてしまう”状態を引き起こしやすくします。母乳の分泌量が多すぎると乳房に母乳が残ってしまうこともあり乳腺炎などの母乳トラブルの原因になることも。

さらに、高カロリー食品の食べ過ぎは母乳の分泌を過剰に促進させるだけでなく、母乳の質を悪くし、母乳の味も不味くさせてしまう原因にもなります。質の悪い母乳・美味しくない母乳は赤ちゃんが飲んでくれなくなるので、赤ちゃんに飲まれず乳房に残ってしまいます。これもまた乳房に残った母乳が徐々に溜まってしまうことで乳腺炎などの母乳トラブルの症状を引き起こす原因にも繋がってきます。

 

お餅の摂取量には注意を

お餅(もち米)は「糖質が多い」「高カロリー」この2つの特徴を併せ持っています。普段の食事に加えてお餅まで食べてしまう、お餅や赤飯だけでも多く食べ過ぎてしまう、などはとカロリーの摂り過ぎの状態になりやすく、その結果、母乳の出過ぎ・母乳の質や味の低下・乳房のしこりや乳口の詰まりや乳腺炎などの母乳トラブル、などを引き起こす可能性が出てきてしまいます。

一見すると「お餅を食べる=母乳がたくさん出やすい(可能性がある)」このように見えなくもないのですが、各種の母乳トラブルに繋がりやすいです。母乳を増やしたいのであれば、やみくもにお餅を食べて母乳の出をよくしようとするのではなく、赤ちゃんが喜んで美味しく飲んでくれるような母乳づくりをしていくことが求められます。

 

母乳を出す・美味しい母乳づくりを目指すなら和食と水分補給を

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では、赤ちゃんが喜んで美味しく飲んでくれるような質の良い母乳をたくさん出すために行っていくのに大切なことですが、「和食中心の食事」と「十分な水分補給」の2つを意識して取り組んでいきましょう。

 

1.和食中心の食事

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美味しい母乳づくりには母乳がマズくなる原因を無くすことが第一歩。母乳を作るのは血液ですから血液の素となる食べものを見直すことが美味しい母乳づくりに繋がります。その美味しい母乳づくりを支えるのはやはり「和食」です。

食事は1日3回ちゃんと獲ってください。また、朝はパンよりもご飯の方が母乳は出やすいとされてます。野菜は体を温めてくれる芋類や人参などの根菜類がおすすめです。また、脂肪が多い肉よりも魚のほうが母乳が濃くなりにくく詰まりにくいのでおすすめです。主食となる白飯は水分が多く含まれており他の炭水化物の食品と比べて消化が良く皮下脂肪になりにくいと言われています。また、昔から日本人が良く食べる豆腐や納豆、お味噌などの大豆製品はタンパク質や豊富なビタミン群など様々な栄養素が含まれています。

和食中心の栄養バランスが整った食事を心掛けて血液をサラサラにしてあげると母乳の質も出も良くなります。

 

母乳の量や質に影響する栄養素は?

母乳の量や質に大きく影響する栄養素は「脂肪」です。なるべくなら植物性のものを選び、動物性脂肪であれば魚をメインとしたバランスのよい食事を心がけてください。また、汁物や煮物に多く使われる大根、人参、ゴボウ、レンコンなどの根菜類は母乳の出を良くしてくれると言われています。そのほかに海藻類や葉物類はサラサラな母乳にしてくれるそうです。

 

母乳をまずくさせる食品とは?

母乳をまずくさせるのは高脂肪・高カロリーの食品と言われています。中でもスイーツなどの洋菓子は高脂肪・高カロリーの代表格で食べ過ぎると母乳が甘ったるくて味を悪くさせてしまうそうです。

こういった食品は母乳の分泌を促進させて出がよくなったと勘違いしがちですが実はベタベタしていて味も悪いのです。なので、どうしても空腹を満たしたくて間食がしたいのであれば五穀類やゴマ、小魚などを使った自然のお菓子を選ぶようにしましょう。洋菓子以外ではサバなどの青魚、アクの強い山菜類、タケノコ、刺激物なども食べるのを控えたほうがよいとのことです。

 

2.十分な水分補給

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授乳中は3リットルを目安に水分補給をすると良いとされています。母乳の8割以上が水分でできているため母乳で失われた水分量をちゃんと補わないといけないからです。もちろん赤ちゃんに与える母乳の量によって補給する水分量も変わってくるので、あくまでも目安とはなりますが、十分な水分補給は母乳分泌には欠かせません。

なお、水分補給といっても母乳に悪影響を与える飲み物もあります。以下の飲み物には注意してください。

アルコール

アルコールを飲んだ直後に授乳してしまうと赤ちゃんにもアルコールが移行してしまいます。毎日飲み続けたりたくさん飲んだりしてしまうと赤ちゃんがアルコール中毒症を起こすこともあるので注意しましょう。どうしても禁酒できないという場合はコップ半程度までにとどめる、授乳後に飲むなどを徹底してください。

カフェイン

コーヒーや緑茶などのカフェインが含まれている飲み物を飲むと母乳にも移行しますし、母乳を介して1%程度ですが赤ちゃんにもその影響を与えてしまいます。目安としてカフェイン入りの飲み物は1日2~3杯ぐらいなら問題ないと言われていますが、たくさん飲むと興奮作用で赤ちゃんの寝付きが悪くなったりよく泣いたりイライラしやすくなることがあります。カフェインを含む飲み物は絶対に飲んではダメというわけではありませんが極力控えていただく方が赤ちゃんにとって安全です。

そのため、授乳期は母乳に良いといわれているタンポポ茶、小豆茶、ルイボスティー、ハーブティーなどのノンカフェインの飲み物を代用するようにしましょう。

 

【補足】たばこも注意

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食べ物・飲み物とは異なりますが、美味しい母乳づくりを目指すなら「たばこ」にも注意が必要です。たばこを吸うと含まれているニコチンまで母乳に移行して赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。普段からたばこを喫煙されている人もいるかと思いますが、母体と赤ちゃんの身体のことを考えると少なくとも授乳中は禁煙したほうがよいでしょう。

なお、食事や水分補給いがにも、母乳を出すためには赤ちゃんによく吸ってもらうことも大切です。赤ちゃんによく吸ってもらうことでが母乳分泌に影響するホルモンが分泌されてくるので、母乳を出したいのであれば、食事・水分補給だけでなく、赤ちゃんにおっぱいをたくさん吸ってもらう様にもしてみて下さい。

 

まとめ

「母乳を出すためにはお餅を食べる」これは結局のところ絶対的な根拠があるわけではなく、あくまで十分な栄養を摂取しづらかった昔の時代の“名残(なごり)”というのが正しい解釈といえるかと思います。

昔と比べれば現在は明らかに栄養のある食品を摂取する事が容易になってきました。母乳に良い食材はすぐに手に入る時代です。そのため、お餅に固執することなく、お伝えしてきた和食や水分補給を意識して摂取した方が、よりよい母乳分泌の助けに繋がるといえます。

また、今では母乳の分泌を助ける方法は他にもいくつもあります。「母乳をよく出す“15”の方法【母乳育児の新米ママ必見!】」の記事でもまとめさせていただきましたのでよろしければご参考になさって下さいませ。

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