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つわりのピークはいつなの?症状の詳細と対処法まとめ

 2017/06/21 妊娠
 

つわりは生理予定日を2~3週間過ぎたころから起きてくる症状です。その時期から妊娠中の多くの女性に吐き気や食欲不振、食べ物の好みが変化してくるなどの症状が見られます。原因はわかっていませんが、女性の体が妊娠という変化に適応する過程で起こる自然な反応です。

近年は妊娠判定技術が発達し、つわりが起こる前に妊娠がわかるケースも多いのですが、つわり症状で初めて妊娠に気付くというケースもあるでしょう。つわりの症状には時期によって波があり妊娠中ずっと続くわけではありません。ピークを過ぎると、つらい症状が治まってくる場合がほとんどです。しかし人によってはつわりの時期が長く続いたり出産まで続いたりすることもあります。一般的なつわりと注意が必要なつわり症状を見極め症状に応じた対処をしましょう。

まずは原因を知ろう!なぜつわりは起こるの?

つわりの原因は医学的に解明されていません。そのため、つわりの原因と言われていることは、あくまで仮説となります。よく言われているのが、ホルモンの変化による体の反応です。妊娠判定のポイントともなっているhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)は、受精卵が着床すると急激に分泌量が増えます。それにより、卵巣内の黄体が分解されるのを防ぎ、妊娠に必要なプロゲステロンの量を保つことができるのです。

つわりは、このホルモンの急激な増加が原因ではないかと言われています。しかしホルモン量とつわり症状には直接関係が見られないことから、これだけが原因とは特定できない状況です。関連性ははっきりしないものの、一般的につわりはhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が急激に増加する時期に始まります。

最も大きな特徴は吐き気です。軽い乗り物酔いのような症状から始まり吐き気による食欲の低下、嘔吐などを引き起こします。においにも敏感になり、普段使っている洗剤や香水のにおいが不快に感じることもあります。また、よく言われるのが食べ物の好みが変わることです。酸味のあるものを好んで食べるようになったり、普段好きなものが食べられなくなったりします。ただし、症状は人によってさまざまなので、これがつわりの症状だと断定できるものはありません。

つわりのピークってどんなもの?症状や注意点は?

つわりのピーク時には吐き気だけでなく、嘔吐や頭痛、全身倦怠感、眠気などさまざまな症状が現れます。「吐きつわり」の場合、毎日吐き気におそわれ、食事や水分を摂るたびに吐いてしまうこともあります。逆に空腹になると吐き気を感じる「食べつわり」は、常にお腹を満たしていないと気持ち悪くなってしまう症状です。また、においにも敏感になる傾向にあります。香りの強いものだけでなく、ご飯や人の体臭、車内のにおいなどで吐き気を感じる人もいます。味の好みも変わりピーク時には普段使っている歯磨き粉や調味料が使えなくなることもあるほどです。

ピーク時以外のつわりは軽い症状が多く食事や水分補給も問題なく行えます。しかしピーク時のつわりは、ひどい場合、体重低下や脱水症状を引き起こしてしまうこともあるので注意が必要です。一方、「食べつわり」の場合は、食べるとムカムカが落ち着くので、パンやおにぎりなどいつでも食べられるものを用意しておくとよいでしょう。ただし、急激な体重増加や糖分、塩分などの過剰摂取に気を付ける必要があります。体重や栄養管理については、定期健診でその都度確認することが大切です。

一般的なつわりのピークはいつまで?期間は?

一般的なつわりのピークはいつごろなのでしょうか。人によって時期や症状の重さはさまざまですが、「つわりのピークはいつでしたか?」というアンケート結果をみると妊娠初期に起こるつわりのピークはだいたい妊娠8~12週目ごろです。時期や期間には個人差がありますが、1カ月以上つわりと付き合うことになる傾向です。この時期はママにとってつらい時期ではありますが、できるだけリラックスして過ごすことで乗り切りましょう。体に負担がかからない程度に仕事や家事に集中することで、つわりをあまり意識せずに過ごす人もいます。

【参考】つわりのピークはいつだった?アンケート

※オンライン上での100名アンケート集計結果[ikurich調べ]

 

[アンケート結果による皆様のコメント一例]

  • 食べても食べても吐いてしまうのでドリンクが本当にありがたかったです。
  • とにかく気持ち悪かったです。食べ物も食べることができず、よく横になっていました。
  • つわりは軽い方でしたが、2か月くらいまで、朝、起き抜けに吐き気がするくらい気分が悪く、午前中いっぱい少しづつ良くなりながらも気分が悪く、昼過ぎ
  • からは何ともなく元気いっぱい過ごすことが出来ました。
  • ニオイに敏感で、ムカムカして、何も食べられないような症状でした。
  • 吐き気はなかったが、油っぽいものや魚が食べられない。ひたすら果物が食べたかった。

関連記事:つわりはいつまであった?101人のつわり経験ママにアンケート。

 

つわりのピークはいつ終わる?一般平均は?

つわりは安定期に入る妊娠16週目を過ぎたあたりから、徐々に落ち着いてくるのが一般的です。この時期には不安定だった胎盤も完成し、流産のリスクも減ってきます。ママにとっても赤ちゃんにとっても安定して過ごせる時期です。つわり症状がなくなると食欲も増してきます。少しずつお腹も目立ち始めるので腹帯などをしてお腹を守りましょう。また、つわりの症状が軽くなったら、戌(いぬ)の日の安産祈願や、気分転換に外出をしても良いかもしれません。自治体や産婦人科で行われる両親学級に参加したり、マタニティーグッズをそろえたりして徐々に出産や育児に向けた準備を進めましょう。

つわりのピークがぶり返すこともあるって本当なの?

妊娠16~27週目の中期は、つわり症状もなく比較的安定した状態が続く傾向にあります。この時期には徐々にお腹も大きくなりマタニティーライフを楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。しかし妊娠後期に入ると再びつわりと似たような症状を感じるようになります。これは、お腹の中の赤ちゃんが大きくなるにつれて子宮が胃を圧迫することから起こる症状です。

症状や頻度は人によって違いますが、妊娠37週目に入って、赤ちゃんが骨盤内に下がってくると落ち着いてきます。ママの体型や赤ちゃんの大きさによっては、出産直前まで続くこともあります。妊娠後期に起こるつわりに似た症状は、吐き気や胃痛、胸やけなどです。妊娠初期によく見られる「吐きつわり」に近い症状が再び感じられるようになります。

食事を数回に分けて少量ずつとったり、消化の良いものを選んだりして、食事のしかたを工夫しましょう。食後はできるだけ消化しやすい体勢を保つと、胸やけや胃もたれを防ぐことができます。また、就寝時は内臓がさらに圧迫されるので、お腹の重みを軽減できるよう横向きに寝ると楽に感じられます。どうしても症状が治まらない場合は、医師に相談して薬を処方してもらうのもひとつの対処法です。妊娠後期のつわりは、赤ちゃんの成長を感じられる体験でもあります。貴重な体験として前向きにとらえ、乗り越えていきましょう。

関連記事:妊娠中におすすめ!お腹の赤ちゃんに安心・安全の葉酸サプリ

 

つわりが軽い人と重い人!2つの違いと傾向

つわりがまったくない人がいる一方で、症状がひどくて入院する人もいます。つわりの重さには個人差があるということはわかっていても、軽い人と重い人では何か違いがあるのか疑問に思いますよね。

実は、つわり症状の有無に違いが出る原因はわかっていません。しかし、つわりが吐き気や胸やけなどの胃に関係する症状が多いことから、もともと胃が丈夫な人は症状が軽くなるのではないかと言われています。一方で、つわりがひどい人の傾向として胃腸虚弱や冷え性、血行不良などが挙げられます。ただし、どれも医学的に立証されているわけではないので、必ず当てはまるとは言い切れません。

また、1人目と2人目でつわりの重さが違うことがありますが、これも原因がはっきりしないのが実情です。1人目と2人目では妊娠年齢や生活状況も変わってきますし、仕事や体調の変化もあるかもしれません。例えば、2人目の妊娠が1人目の出産からそれほど間隔があいていない場合、1人目の授乳や子育てで体力が低下していることが、つわりが悪化する原因とも考えられます。

ネット上ではさまざまな体験談を閲覧することができますが、1人目の人がつらかったという人もいれば、2人目のほうがつらいという人もいます。つわりの予防については確かなものはありませんが、日ごろから生活リズムを整え、健康的な生活を送ることは、ママにとっても赤ちゃんにとっても望ましいといえるでしょう。

重いつわりを乗り越える!心構えとコツは?

つわりを経験したことがない方にとっては、そのつらさは理解しがたいものがあるかもしれません。一時的とはいえ不快な症状が1カ月以上続くのです。しかし、それは赤ちゃんがちゃんとお腹の中にいる証拠でもあります。

つわりのピーク時はリラックスして仕事も無理しない

この時期は、自分の体をできるだけいたわりストレスなく過ごすのが理想的です。仕事を持つ方も、無理をせず体調を見ながら仕事を進めましょう。そのためには周囲の理解も必要です。つわりのある妊娠初期はまだ安定期に入っていないため、周りの人に話すのを控える方も多いですが、上司や仲の良い同僚、両親などには伝えておいたほうが良いでしょう。仕事の途中で具合が悪くなったり、体調不良で休んだりする可能性もでてきます。

つわりを軽減させる工夫を

つわりを確実に予防する方法はないものの、軽減することは可能です。消化の良い食事をとったり、酸味のあるものを口に入れたりすることで症状が和らぐことがあります。特に食欲が落ちている方は、症状が落ち着いているときにいつでも食べられるように食事を常備しておくと便利です。職場や家庭では体に負担のかかる作業はできるだけ上司に相談のうえ代わってもらいましょう。

ストレス解消にアロマやハーブティーも活用

また、気分が落ち込むと吐き気や頭痛などの症状がひどくなりがちです。適度に気分転換をしたり、仕事や趣味など何かに集中したりすると不快感を一時的に忘れられる可能性も上がります。就寝前は、ゆったりとした気持ちで眠りにつけるように、ハーブティーやアロマオイルなどでリラックスできる時間をつくるのもおすすめです。

【参考】

→ 妊婦さん向けハーブティー「マタニティブレンド」

→ 妊娠中の不快な気分をリフレッシュ「マタニティリフレッシュアロマ」

 

どうしても耐えられない… 病院に行くべきか判断する基準は何?

つわりは妊娠中の自然な現象ですが、あまりに症状がひどいと急激な体重減少や脱水症状を引き起こしてしまうこともあります。水分もとれないほどの吐き気や嘔吐が続く場合は、「妊娠悪阻」の可能性があり医師の診察が必要です。

妊娠悪阻は、一般的なつわりより症状が重く処置が必要な状態をいいます。特につわりのピーク時期は妊娠悪阻になるおそれがあり症状が重い場合は入院することも必要です。受診の目安としては、「水分がとれない」「食事がまったくできない」「頭痛やめまいがする」などの症状が数日続いたら要注意です。日常生活が送れないほど衰弱する前に何らかの処置が必要になります。早めにかかりつけ医に相談しましょう。

病院を受診すると、問診や検査などで体の状態を診断してもらえます。特に重要なのはケトン体の数値です。ケトン体とは肝臓で脂肪が分解されるときに出る物質です。食事がまったくとれていないと、ヒトはもともと体に蓄積されていた脂肪を分解させることによりエネルギーを作り出します。排出されるケトン体の量が多いということは、体が飢餓状態にあるという証拠なのです。そのため、ケトン体の数値が異常に高いときは入院をすすめられることもあります。病院では主に点滴で水分や栄養を補給しながら体調を整えていきます。症状が治まるまでは安静にしていることが大切です。特に2人目の妊娠は自宅での療養が難しいこともあるので、周囲の人に協力を依頼し落ち着いて過ごせるよう配慮してもらいましょう。

つわりのピークは必ず終わる!強い気持ちで対処しよう

つわりの時期は妊娠中の女性にとって試練の時期です。どんなに身構えていても実際につわりを体験すると気持ちが沈んでしまうことも考えられます。しかし、多くの場合ピークが過ぎれば症状が軽くなっていきます。最初は対処のしかたもわからず悩んでしまいがちですが、自分なりに症状を軽減できる方法が徐々にわかってくるはずです。自分の体のことは自分が一番よくわかっています。たとえ、つわりの時期でも快適に過ごせるよう心がけましょう。

つわりの時期を乗り切るには、家族や周囲の人の協力が欠かせません。1人目の妊娠の場合は妊娠がわかった時点で家族にもつわりの症状や対処法について理解してもらう必要があります。一般的な話や人から聞いた話ではなく、専門書などで正しい知識を身に付けましょう。なお、つわりには個人差があるということについては、知らない人も多いのが現状です。周囲の妊娠経験者と比較されることで間違った対処をされることもあります。個人差については、事前にしっかりと説明しておくと安心です。

また、2人目以降の妊娠は、上の子の子育てもあるため、ママ自身も無理してしまいがちです。疲れやストレスからつわりがよりつらく感じられるかもしれません。できるだけ落ち着いて過ごせるよう、つわりが始まる前から話し合っておきましょう。

まとめ

妊娠生活はつらいことだけではありません。これから生まれてくる赤ちゃんのことを考えたり、出産に向けた準備をしたりすることで幸せな気持ちになれます。赤ちゃんの顔が見られるときまで強い気持ちで過ごすことが大切です。つわりの時期やつらさは個人差がありますが、つらい時期をがんばった分だけ出産の喜びもこみ上げてくることでしょう。

 

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