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【少量でも危険!?】授乳中にお酒を飲むのがNGの本当の理由

 2016/07/20 育児
 
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  • 授乳中にアルコールを摂取るのは良くない

これは授乳期のママには当たり前の注意事項の一つです。ですが“そんなこと言ってもたまには飲みたい”と思うときもありませんか?

そこで今回は、「どうして授乳中のアルコール摂取がNGなのか?」、「どのタイミングならアルコールを摂取しても良いのか?」についてお伝えしていきます。

もちろん基本的には授乳中のアルコール摂取は避けた方が良いので推奨しませんが、あくまで参考としてご覧いただければと思います。

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授乳中にお酒を飲むと母乳からアルコール反応が!

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授乳中に飲酒をするとアルコール分はそのまま胃や腸へ吸収され、血中とほとんど同じ濃度になって母乳から分泌されるようになります。また、1杯のお酒を飲んだ後は「約30~60分」で母乳中のアルコール量は最大レベルに達するともいわれています。

(引用:U.S. National Library of Medicine LACTMED: ALCOHOL,「Breastmilk alcohol levels closely parallel blood alcohol levels. The highest alcohol levels in milk occur 30 to 60 minutes after an alcoholic beverage,」個所より)

 

他にも、母子手帳にも「出産後も授乳中の飲酒は控えましょう」と記載されますし、授乳中の飲酒には多くの危険や注意事項が必要になります。

 

授乳中のお酒は赤ちゃんの成長にどんな悪影響が?

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・授乳中のアルコール摂取はNG

 

これはよく言われることですが、では万が一ママの母乳を介して赤ちゃんにアルコール成分が届けられてしまった場合どのような懸念点が生まれるか?というと「アルコール中毒」が挙げられます。

赤ちゃんの体内はまだアルコールの処理ができないのでアルコール中毒を発症する恐れがあります。なお、アルコール中毒になると以下の症状が赤ちゃんに見られる危険性が出てきます。

吐く

「吐く」まで司法上が進行すのはよほどのレベルでのお話しですが可能性はあります。

 

その後の成長に影響が!

アルコールを含んだ母乳を飲んだ赤ちゃんへの懸念点としてよく言われるのは、「脳や体の発達の遅れ」、「障害が引き起こされる」などがあります。具体的には「低身長」「低体重」「記憶障害」「学習障害」などです。

 

また、赤ちゃんだけでなく“ママ自身”にも影響がでることも。

母乳が出にくくなる?

母乳は「プロラクチン」というホルモンの働きで体内に生成されるのですが、アルコールの摂取はプロラクチンの分泌を抑えてしまうので母乳の分泌量が減少してしまう恐れがあります。

また、プロラクチンによって生成された母乳を赤ちゃんに飲ませようとする働きに「オキシトシン」というホルモンの働きがあるのですが、オキシトシンもアルコールによって分泌が抑えられてしまうので、赤ちゃんがおっぱいを吸おうとしても母乳そのものが出にくくなる恐れもあります。

 

 

以上の理由から授乳中にアルコールを摂取してはNGとされています。

授乳中のお酒はママ・赤ちゃん、双方にとって悪影響になる可能性が高い、ということです。

 

断乳しかない!?どうしてもお酒を飲みたい時は?

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一方で、血中アルコール濃度が0.06%以下であれば、アルコールの検出は出来ないので、赤ちゃんには大きな影響はないというデータもあります。(参考:U.S. National Library of Medicine LACTMED: ALCOHOL,)

イメージとしては体重50kgの人がビール500ccほど飲んだ状態です。よって、一方的にNGというわけではありません。

 

そのため「どうしてもお酒が飲みたい!」という時はアルコールを摂取後すぐには母乳を与えないように心がけていただき、一方でお酒を飲んでいない状態の時はしっかりと母乳をあたえる、このようにメリハリをつけてください。

 

母乳には赤ちゃんにとって理想的な栄養分がたくさん含まれています。そのため「お酒が飲めない=ずっと断乳」となるのは極端ですし、もったいないです。どうしてもお酒を飲みたい時は授乳のタイミングを調整するようにしましょう。

 

授乳中のアルコール量はどれくらいなら安心?(適正量・許容量は?)

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一般論となりますが「缶ビール1本(350ml)」を例にお伝えすると、缶ビール摂取後は約2時間半で身体から分解されるといわれてます。よって、この時間を授乳間隔として空けておく目安としましょう。また、

・身体からアルコールが完全に抜けきるまで待つ、
・その間に出来た母乳は赤ちゃんには与えない(代わりにミルクを与える)、
・授乳再開時はアルコールが完全に抜けた後にする。

といったように取り組まれれば授乳中でもお酒を飲むことはできます。

ですがお伝えしているように、摂取量やアルコールへの耐性(アルコールの分解能力)などは人それぞれですので一概に大丈夫とは言えません。お酒に強い人・弱い人、それぞれいますの「お酒が身体から完全に抜けきった」と言えるのは個人差がありますから。

 

少し大げさかもしれませんが、より赤ちゃんへの安全を考えるのであれば、仮に微量のアルコール量であっても1度お酒を飲んだら数時間ではなく、1、2日ほど授乳期間を空けるくらいの方が良いでしょう。

 

他にも以下のようなケースも覚えておいてください。

授乳中に一口お酒を飲んでしまったら?

授乳中でも“ごく少量なら問題ない”とも言われていますが一概にそうは言えません。1口とはいえ、上述したように摂取量や個々人のアルコールへの耐性などもあります。事前に一口でも飲むとわかっていれば先に母乳を与え、その後溜まった母乳はあげずに捨ててしまいましょう。そして、完全に身体からアルコール分が抜けきってから授乳を再開してください。

 

授乳中にお酒入りのチョコレートを食べたら?

ウイスキーボンボンなどに代表されるお酒入りのチョコレート、2、3口などの少量であれば大きく心配することもないのですが、上記と同様、念のため、完全に身体からアルコール分が抜けきってから授乳を再開した方が良いでしょう。

 

授乳の何時間後からなら大丈夫?

上述したように、缶ビール1本(350ml)の例でお伝えすると摂取して約2時間半後が目安となりますが、やはり個々人によってアルコールへの耐性がことなりますし、摂取した分量、アルコール度数によっても厳密には異なってきます。よって正確に“授乳の何時間後からなら大丈夫?”とはお答えが出来ないんですね。

 

もしそれでも「ある程度の目安が知りたい。」とのことでしたら「アルコール計算機~分解時間と血中濃度」などを活用するのも一つの手です。

例えば、体重50kgのお酒に弱い方がアルコール度数5%のビールを350ml、アルコール度数14%の赤ワイン200mlを飲まれた場合は以下のようになります。

↓ 参考 ↓

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身体からアルコールがなくなる時間、5時間42分。

あくまで参考値ですがひとつの目安にはなるでしょう。

 

二日酔いをしたら?

当日の授乳とは別に「二日酔い」で翌日まで持ち越してしまった場合はどうでしょうか?

ろれつが回っていない・明らかに酒臭い、などであればアルコールが分解されていないので授乳はNGですが、頭痛などの症状である場合、アルコールではなくアルコールを分解しようとする代謝の働きの不十分さから起こる症状なので、飲酒してから十分な時間が経っていれば母乳へのアルコールの影響は及ぶことではないとも言えます。

ですが、この判断も厳密には難しいので、二日酔いをしたら基本的には授乳せずに、二日酔いが完全におさまってから授乳を再開するようにした方が良いでしょう。

 

ノンアルコールビールの摂取は大丈夫?

ノンアルコールとは決してアルコール度数0%ではなく「アルコール分0.05%以下」のモノを指します。

よって、冒頭で“血中アルコール濃度が0.06%以下であれば、アルコールの検出は出来ないので、赤ちゃんには大きな影響はない”とお伝えしているように、数値的には摂取しても大丈夫な範囲ではあるのですが、やはり個々人によってアルコール耐性が異なるので、できれば摂取を控えておいた方が良いといえるでしょう。(どうしても飲みたい!という場合は、飲んだ時間と授乳する時間を空けて調整しましょう。)

 

【参考】授乳中にカフェイン(コーヒー)をとりたくなったら?母乳に与える影響は??

アルコールとは別に授乳中の飲み物として良し悪しの疑問が多いのが「カフェイン」。

結論、カフェインは1日2~3杯までであれば問題の無い適量と言われてます。ですが、カフェインを過剰摂取してしまうとその性質上、母乳を介して赤ちゃんが摂取した際に「寝つきが悪くなる」「興奮気味になる」「夜泣きの頻度が増える」「眠れなくなる」などの症状が起こる可能性があります。

アルコールと同様にカフェインにおいても“適量は人それぞれ異なる”ため、できれば控えていただき、どうしても摂取したい場合はは1日2~3杯(よりゆとりを見ては1日1~2杯)を目安にしましょう。

【関連記事】

母乳育児のママ注目!コーヒーなどのカフェイン摂取が赤ちゃんに与える影響とその対策は?

 

なお、出来れば授乳中はカフェイン(コーヒーなど)よりもハーブティーなど“ノンカフェイン”の飲料を摂取するほうがおすすめです。

【関連記事】

母乳育児におすすめのハーブティーまとめ。授乳中のママの悩み対策を

 

 

授乳中の飲酒解禁はいつからがベスト?

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特にもともとお酒が好きだった方にとっては授乳中に「飲酒解禁はいつがいいの?」と気になるところだと思います。

  • たまには少し解禁したいから授乳間隔をあけて飲酒解禁

もちろんこの流れでも悪いとは言い切れません。ですがお伝えしてきたように、お酒と身体への影響は個々人の体質にもよるもので判断が非常にデリケート。

そのため、万が一を考えると授乳時からの母飲酒解禁のタイミングとしては本当に安全な段階で判断すべきですので、きちんと「卒乳をしてから」が飲酒解禁のタイミングとお考えいただくのがおすすめです。

 

まとめ

以上、授乳期間とお酒の関係についてお伝えしてきました。

やはり、授乳中は出来るだけアルコールを摂取しないのがおすすめではありますが、禁酒することでママが必要以上にストレスを感じてしまってはその方が育児全体で見るとマイナスです。

もし授乳期間中にお酒を飲みたくなったら過度な摂取は控え、授乳間隔を調整しつつ、たまの息抜き程度に飲まれるようにしてみて下さいね。

なお、お伝えしてきたように授乳中はお酒の代わりにハーブティーを普段より意識して摂取するのがおすすめです。母乳育児とハーブティーに関しては「母乳で育てる!AMOMAのハーブティーが口コミでも評判の理由。」の記事でも詳しくまとめていますので、ぜひ併せてご参考になさってみて下さいませ。

 

 

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