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高齢出産の年齢と詳細!高齢の初産はリスクがあるって本当なの?

 2017/06/15 妊活
 

2017年時点では晩婚化が進んでいることから、初産を経験する女性の年齢が高齢化の傾向にあります。35歳以上の初産にはリスクを伴う可能性があるとされていますが、高齢の初産ではどのようなことが起こるのでしょうか。そこで、高齢出産のリスクとメリット、注意点などについて、詳しく解説します。

妊娠や出産の適齢期は?最適と考えられている年齢はあるの?

妊娠は体力がとても必要で、健康な身体でないと母体や赤ちゃんに危険が襲いかかる可能性が考えられています。

そもそも、妊娠や出産の適齢期として25歳から35歳といわれています。この理由は、女性の卵子を作る卵巣の働きや年齢別の統計で得られた自然妊娠の確率から導き出されていることに起因しています。

日本女性の閉経年齢は51歳前後と言われており、閉経の10年前を目安に妊娠が起こりにくくなると考えられているのです。そのため、医学的には41歳前後が妊娠できる年齢といえます。

年齢別での統計では、25歳から29歳までの不妊頻度は8.9%、30歳から34歳までは14.6%、35歳から39歳までは21.9%、40歳から44歳までは28.9%と30歳を超えた辺りからどんどん確率が上がってしまうのです。同時に赤ちゃんの死亡率を統計で見てみると、最も死亡率が低いのが25歳から29歳で、その年齢から離れるごとに死亡率は上がっていきます。

年齢が若ければ妊娠する確率は高いですが、19歳以下のように若すぎると母体の生育が赤ちゃんを迎えるのにまだ適していないため、出産率も低く赤ちゃんの死亡率も高くなります。このような理由から、25歳から35歳が適齢期とされているのです。母体や赤ちゃんを安全に産むためにも、できる限り出産適齢期で赤ちゃんを迎えられるのがベストといえます。

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いつから高齢出産扱いになる?自然妊娠が可能なのは?

自然妊娠は、女性の排卵が起こる12歳前後から閉経するまで起こると生物学的には考えられます。しかし、自然妊娠する確率は年齢とともに衰えていき、25歳から29歳までの女性では10分の1以下であった不妊率が、40歳を超えると約10分の3にまで引き上げられるのです。

妊娠・出産適齢期があるように、若すぎても年を老いすぎても安全で安心な出産を迎えられる確率は低くなります。記録に残っている最高齢での自然妊娠は59歳で、ギネス記録にも載っているほどです。年齢が高ければ高いほどリスクが伴うことは理解していなければいけません。

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高齢出産の定義は日本産科婦人科学界で決められており、35歳以上の初産婦とされています。あくまで高齢出産は初産婦を指し、34歳以下で出産を経験している女性に関してはその限りではありません。高齢出産に値する年齢では、女性器の子宮や卵子の能力が低下していくので、妊娠しにくくなっていったり、赤ちゃんが先天性の病気を持って産まれてくるリスクがあったりとトラブルが付きまとう確率が上がるのです。

特に初産では、母体が出産の経験がないため負担が大きくなり、リスクが高くなると考えられています、高齢出産は社会的にも問題になっており、女性の社会進出や晩婚化によって増加傾向にあります。医療の進歩などにより、リスクを軽減する技術も向上していますが、母体自体や赤ちゃんの病気に関してのリスクをすべて取り除けるわけではないのも事実です。

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一般的な妊娠や出産のタイムリミットはいつ?

妊娠や出産は、広義として閉口が起こるまでがタイムリミットと言えますが、理想的なのは、25歳から35歳までに初産を経験しておくことでしょう。35歳以上で初産を経験することはリスクが高まりますが、適齢期で出産を一度経験しておくことで、次に産む赤ちゃんが35歳以上になった場合に起こる出産でのリスクを軽減することが期待できます。

出産を一度経験しておくと、2人目以降が楽になるという意見も見られます。1回出産を経験しておくと、初出産前よりも身体が出産に対応してくれることや、1度産んでいるという経験から見通しが付くなどのメリットがあります。初産は初めてのことで知識も乏しく、実際に起こる陣痛などの予想を超える痛みから、精神的な疲労もママには多くかかってしまいます。

しかし、2度目以降の出産では、経験から痛みの度合いを覚悟できることや、どのくらいの陣痛で病院に行くべきかなどを初産に比べて落ち着いて判断することができるでしょう。落ち着いて判断することができれば、精神的な疲労は少なくなるのでママの負荷は減ると考えられます。もちろん、35歳を過ぎて年齢が高くなるほど妊娠や出産のリスクは高まりますが、妊娠や出産をするタイムリミットはないと言えるでしょう。

リスクを把握し、対応できるようにすることで高齢出産でもリスクを軽減することはできます。できれば適齢期に産んだほうがリスクは低いとだけ覚えておきましょう。

そもそもなぜ高齢出産は危険だと言われているの?

高齢出産が危険な理由はさまざまありますが、高齢出産になる原因として、女性の身体の変化があげられます。

東洋医学の世界では、女性は7の倍数で身体の変化が起こり、28歳までは女性ホルモンの分泌が盛んになり出産に適しているといわれています。そして、35歳からホルモンバランスが崩れはじめ、42歳から女性ホルモンの減少による老化が目に見えて起こると考えられています。実際のデータでも35歳以降は妊娠する確率が下がります。35歳から女性の体は老化が進行しはじめ、それは子宮や卵子にも影響してきます。老化が原因で、授精する確率も下がってしまうことや、染色体に異常をきたす可能性があるのです。

高齢になり妊娠したい人の中には、不妊治療を受ける夫婦も多くいます。統計では、不妊治療経験者813人中35歳以上の割合は61%と高い傾向にあります。この結果から、高齢での自然出産が難しいことがわかるでしょう。

また、身体が衰えてくるので、妊娠中に病気を発症するリスクや、最悪死に至る確率が若いころに比べると高いといわれています。女性としての身体の変化によって、出産や妊娠でのリスクがかなり高まる可能性があることを理解する必要があります。

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高齢の初産は危険?高齢出産のリスクとは一体?

妊娠や出産は25歳から34歳が推奨されるようになった理由は、死産の確率や妊娠率の低さだけではありません。35歳以上で初産になった場合、妊娠中にママが病気にかかりやすくなる可能性が高くなります。

たとえば、ママと赤ちゃんに影響するといわれている「妊娠高血圧症候群」を引き起こし、「肺水腫」や「常位胎盤早期剥離」を併発する原因となります。病気などさまざまな原因が重なり、40代の産婦が亡くなってしまう確率は20代の20倍と言われています。

高齢になるにつれ卵子も老化するといわれており、染色体に異常が発生する確率も高まります。染色体異常によって、流産になったり赤ちゃんがダウン症になったりするリスクもあります。ダウン症は、25歳と40歳の女性で比べた場合、約10倍リスクが跳ね上がると考えられています。流産は20代の約10%と比較すると、40代での確率は約20%と2倍近くになります。せっかく授かった命が、無事に産まれてこない確率が高いのも高齢出産で起こりうるリスクの一つです。

このようなことから、妊娠や出産によって母体や赤ちゃんに対するリスクを高めるよりは、適齢期に産んだほうが良いということで妊活などが推奨されているのです。

高齢出産は悪いことばかりじゃない!得られるメリットは?

リスクが伴う高齢出産に臆してしまう人も多いでしょう。しかし、年齢が高いからこその恩恵も多くあります。

– 精神面

年齢を重ねていることで、多くの経験から精神面で余裕ができる可能性が高いです。出産や妊娠は健康な状態であってもトラブルが多く起こります。若いときは予想もできない変化に対応できず苦しむことも多くあり、うつになってしまう人もいますが、それらを受け止めるだけの度量が身に付いているかもしれないのです。

– 心身的な支え

また、心身的な支えになる人が多くいることもメリットの一つでしょう。高齢出産になると、周りに出産経験者が多くいるでしょう。友人や知人に意見を聞いたり、話し相手になってもらったりすることで出産の不安を解消したり、妊娠中のストレスを軽減することができます。今まで仕事に打ち込んできた人は、出産後に仕事の復帰がしやすい面もメリットでしょう。ある程度キャリアを積み重ねているので、産休や育休もとりやすく、再度復帰したときもすぐに仕事に戻ることができるはずです。

– 金銭面

また、妊娠前や出産前に働いていることで金銭的な面でも余裕があり、安心して出産や育児に備えることができるのも高齢出産ならではといえます。子供を育てるのにも、出産するにも多くの費用がかかります。仕事の復帰のしやすさや給与面、貯蓄などに有利で将来設計も現実的な年齢であるので、お金がかかる育児や出産費用を十分に支払える環境を整えられる可能性が高くなるのです。

高齢で初産を迎えるなら!準備すべきことや注意点

35歳を超えて妊娠する場合、リスクを軽減するために行うべきことがあります。高齢によるリスクとして考えられるのは体力不足や、赤ちゃんや自分が病気になったときに受け止める覚悟があるかどうか、それと妊婦が住みやすい環境づくりが大切です。体力が落ちると出産が長引く可能性や産後の回復にも影響してきます。体力不足を改善するためには運動が必要ですが、転倒などのリスクを避けたいために安静を続けていると精神が落ち込んでしまう可能性もあるのです。

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精神的なリスクは他にも起こる可能性があります。赤ちゃんが産まれる前や出産後に病気とわかったときに、それを受け止める覚悟や、その後その子を育てていく覚悟を用意しておくことが大切です。これはママだけでなくパートナーである夫にも大切なことですので、夫婦間でしっかりと話しておくのが良いでしょう。

今まで出産を経験していない場合、妊娠で一番困るのが思うように身体を動かせないことでしょう。今まで住んでいた家の段差の上り下りがきつくなったり、いつも行っている家事が辛くなったりすることもあるでしょう。また、それらがストレスとなってしまう危険性もあります。

初産をするときに必要な準備はベビーグッズを整えるだけではなく、妊婦にとって快適な環境整備と心身のケアだと心得ておきたいものですね。

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安全な高齢出産をするために!妊娠中に対策できること

注意点をもとに、健康的に高齢出産をするために行なうべき対策はいくつかあります。まず一つは適度な運動です。軽い散歩など家の近くを歩く程度でも気晴らしや体力低下を抑制する効果があります。家でも軽い股関節のストレッチを行うことで、体の柔軟性を上げて出産を楽にしてくれる可能性があります。運動は産婦人科の先生に相談しながら行うのが良いでしょう。

精神面に関しては、夫婦で良く話し合うことや、周りの意見を聞くことで不安などを解消でき、赤ちゃんを迎える準備を整えることができます。幸せなことを考えることも大切ですし、もし何かトラブルがあってもどう対処するかを考えておくことで心に余裕が生まれます。妊婦にとっての環境づくりは、パートナーや親族に手伝ってもらうのがポイントですから、無理をせずに過ごせるように周囲の人と一緒に考えてみましょう。

母体に無理をさせないことは、健康な赤ちゃんを産むためにも大切なことであることを理解する必要があります。出産は一人で行えるものではありませんから、辛くても大丈夫と思わず、頼れる人には頼ることも大切です。産婦人科の先生や出産経験者の知人の意見を参考にしながら、適した環境づくりや対策を行い、出産に備えましょう。

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まとめ、リスクを考えた決断を!初めてならなおさら慎重に

高齢出産の事例は時代と共に増え、医療技術も上がりリスクは軽減されてきています。不妊治療の技術も進歩しており、妊娠できる確立も向上してきているのです。しかし、すべてのリスクを回避できるわけではありません。高齢出産のリスクを理解し、パートナーと一緒に妊娠や出産に向けて準備することはとても大切なことです。

リスクを把握して対策を立てることで、不安を解消しストレスをなくすことや、病気などのリスクを軽減させることが期待できます。また、35歳を過ぎてから妊娠することを考えた場合、早めに決断をしなければリスクが高まっていくことを理解しなければいけません。それらの対策などを考慮しつつ、早めの判断が必要になってくるのです。

妊娠や出産に関する対策は、高齢出産に限ったものではありません。また、リスクに関しても高齢の方だけでなく若い方でも起こる可能性があるのです。高齢出産のメリットを活かしながら、専門医や周りに意見を聞きつつ判断していきましょう。赤ちゃんを何人か産む計画がある人は、特に早めの決断が必要になります。リスクにおびえるだけでなく、しっかりと対策してかわいい赤ちゃんを迎え入れましょう。

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