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『身長を伸ばす手術』とは?リスクや代替案も併せて知っておこう。

 2017/01/23 育児
 

身長を伸ばす手術というものが存在します。それは、足の骨を切断し、自然治癒力によって骨が再生する原理を利用して、少しずつ切断面を広げていくことで足を伸ばし、身長を高くするというものです。

聞いただけでもイメージできると思いますがかなりハードなものです。

そこで今回は、そんな身長を伸ばす手術のメリットとデメリットをご紹介します。

 

身長を伸ばす手術があるのをご存知ですか?

一般的に、女性は16歳くらいから、男性は18歳くらいから、骨の成長がほぼストップすると言われています。これは、骨の成長に大きく影響する「骨端線」が、この年代から成長が止まってしまうためです。そのため、それ以降は身長が伸びにくくなります。

関連記事:成長期に“骨端線”を確認!子供の身長を伸ばすために出来ること。

 

身長が低いということでコンプレックスを感じるという人もいるようで、身長を伸ばすために、牛乳を飲んだりカルシウムを摂取するように心がけたという話は良く聞くと思います。確かにバスケットボールやバレーボールなど身長が高いと有利なスポーツなどを行っている人は人一倍感じるかもしれません。

では、身長を伸ばすにはどんな方法があるのでしょうか?ここでは、手術で身長を伸ばす方法をご紹介します。

 

身長を伸ばす手術とはいったいどんなもの?

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手術で身長を伸ばすという方法は確かに存在します。それは、一度足の骨を切断し、骨の隙間を伸ばしてゆっくりと新しい骨を形成させることで足の長さを伸ばし、身長を高くするという方法です。ただし、身長が伸びるというメリットと引き換えに「リスク」や「デメリット」もありますので、気軽に判断していいものではありません。

事故による骨折など医療目的で足の長さを調節する手術

身長を伸ばすという目的以外に、骨折や事故、あるいは医療目的で足の長さを調節する際には手術と治療を行うことがあります。例えば、事故による骨折等で左右の足の長さが変わってしまったようなときに短い足を伸ばすために骨を伸ばす手術を行う場合があります。身長を伸ばすための手術はこの技術を応用して行うのです。

低身長症の治療のための手術

低身長治療の場合、成長ホルモン治療が行われます。ただし、その効果が期待できるのは主に3歳頃~思春期くらいまでの期間に限られるため、20歳を過ぎてからではあまり効果が期待できないケースが多いようです。

そのため、手術によって身長を伸ばす方法が用いられることもあるようですが、足の骨を切断して伸ばすという方法では伸ばせる長さに限りがあるため、低身長症の根本的な解決にはなりにくいです。

参考:小児低身長外来|子供の低身長や膝関節痛のことなら西新宿整形外科クリニック

 

美容目的で手術を行う場合は、保険適応外なので費用が高額になります

事故による骨折や骨疾患の治療ではなく、単純に身長を伸ばしたいという目的で美容的脚延長の手術を行う場合もあります。この場合は、保険適応外なので、治療の費用がすべて自費となります。

通常、手術を伴う入院が2週間から数ヶ月間。その後は通院治療となり、長期間にわたって少しずつ骨の再形成をしながら身長を伸ばしていくというプロセスになります。

参考:身長を伸ばす手術とは|身長を伸ばす手術|医療法人SKYスカイ整形外科クリニック

 

日本国内で行われる身長を伸ばす手術方法

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身長を伸ばすための手術には、大きくわけてイリザロフ法とISKD法の2種類があります。中でも日本国内で行われているのはイリザロフ法となります。(ISKD法は国内ではまだ。)

1.イリザロフ法

イリザロフ法は、ガブリル・イリザロフというロシアの医師が1951年に開発した方法と言われています。足の骨を切断し、その隙間に骨が再形成されることで足が伸び、その分だけ身長が伸びるという仕組みです。

骨を切断するので、再生されるまでしっかりと固定する必要があります。そのため、手術後も骨がずれないように両側の下腿にイリザロフ創外固定器を装着して固定したままで生活する必要があります。日本国内でも、この手術を受けることができます。

2.ISKD法

もうひとつは、ISKD法と呼ばれる方法で、正式名称はIntramedullary Skeletal Kinetic Distractorという主にアメリカで行われている手法です。骨を切断して自然治癒力で隙間を埋めていくという原理はイリザロフ法と同じですが、骨を伸ばすための器具を埋め込むという点が異なります。こちらの方法は、まだ日本では行われていません。

参考:身長を伸ばす手術とは|身長を伸ばす手術|医療法人SKYスカイ整形外科クリニック

参考:イリザロフ法|身長を伸ばす手術|医療法人SKYスカイ整形外科クリニック

 

身長が高いメリット5つ

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一般的に、身長が高い方が羨ましがられるなどありますが、背が高いことで得られるメリットとはどんなものでしょうか?

1.自分に自信が持てる

身長が高いということで子供扱いされない(されにくい)、という意味では自分に自信が持てるということにつながります。特に男の子の場合は身長が高い方がモテることも多いかと思います。

2.海外で不必要に卑屈にならない

身長が低いと、身長の高い相手からは自然と視線が見下ろす形になり、それが見下されているという思いにつながるひともいるかもしれません。

特に背が低いからといって卑屈になる必要は全くありませんが、海外で世界的な会議などが開催されたときに、日本の代表が他の国の人に比べて極端に背が低いと、やっぱり少し残念な気持ちになるかもしれません。心理的なものかもしれませんが、「背が高ければ見下されない」と信じている人もいるかもしれませんね。

3.ファッションを楽しむ幅が広がる

背が高いというだけで服が似合うということはありませんが、身のこなしや姿勢などに気を使うことで、ロングコートやスーツなどの着こなしが変わってきます。背が高いモデルさんは、ファッションを楽しんでいるようにも見えますからね。

4.子顔効果?顔の大きさが同じなら背が高い方が相対的に小顔に見られる

肉体のパーツのつくりが同じ場合、背が高いと同じ顔の大きさでも相対的に小さく見えるということはありえます。顔の大きさが同じ場合、身長が高い人の方が頭身が大きく見えるので。

「背が高い」イコール「小顔」という図式は必ずしも当てはまりませんが、モデルやタレントさんで、背が高くて顔が小さい(様に見える)人は確かにいますね。

5.同じ腰回りでも、太って見られにくい

背の高い人と背の低い人でウエストのサイズが同じ場合、背が低い人の方が当然より太っているように見られます。横幅が変わらず、縦にぎゅっと凝縮したような感じに見えますので。

身長を伸ばす手術の3つのデメリット

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1.運動能力が落ちる可能性も

骨を折って(切って)、繋がて、再生させますので、当然手術後はリハビリが必要ですし、完全に骨がつながったしても運動能力の低下が起こる場合も。足だけを手術で物理的に数センチ伸ばすのですから、いろんな身体のバランスにも影響が出てくる場合もあります。

手術直後はもちろん運動はできませんし、その後もしばらくは骨が再生するまで器具を装着した生活を続ける必要があります。場合によっては、傷跡や運動能力低下も含めて、後遺症が残る場合もあります。

2.手術の間だけでなく、術後も痛みが続く可能性も

手術による痛みももちろんありますが、骨の切断面を引き延ばしていくため、骨が再生されるまでは時に日常生活が困難になるくらいの激痛に襲われる可能性も。リハビリをうまく行うことができない場合、最悪の場合は後遺症が残るケースもあります。

3.感染症のリスク

器具によって骨を固定しているので、比較的高い確率で感染症を引き起こすリスクがあります。その場合、早期発見と早期治療が非常に大切です。

参考:身長を伸ばす手術とは|身長を伸ばす手術|医療法人SKYスカイ整形外科クリニック

 

身長を伸ばす手術はリスクを十分に考えて!

手術によって背を伸ばす方法は確かに存在します。ただし、背が高くなるメリットと、手術によって発生するかもしれないデメリットやリスクを十分に理解することが大切です。

 

代替案。身長を伸ばす助けの1つとして「サプリ」も検討に

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身長を伸ばす手術は思った以上にハードなものだということが分かっていただけたかと思います。どうしえtも身長を伸ばしたい。でも、成長期が終わっていてどうしようもない。そんな大人の方であれば、手術で強制的に伸ばすことも検討材料の一つとして持っておくことも出来るかと思います。

ですが、成長期の子どもの場合は別です。

その後の成長を考えたときに、無理に手術で足を伸ばすは、そのリスクも考えると決して第一優先とは言えないでしょう。こういった子供の場合は、骨の成長個所である「骨端線」を伸ばしていくよう努力すべきです。

骨端線を成長させるには適度な運動や普段からの栄養補給時に、成長に関する適切な栄養素を補給することが大切。カルシウムはもちろん、タンパク質、亜鉛、など、身長促進に影響のある必要栄養素はいくつもあります。

ですが忙しい毎日の中では、適切な栄養を摂取するのが難しい時もあり、そういったときは専用のサプリメントがあるので、上手に活用して、不足しがちな栄養素を補ってあげる様にしてください。

関連記事:成長期の子供の身長に。おすすめサプリまとめ【2017年度版】

 

まとめ

以上、身長を伸ばす手術ついてお伝えしてきました。

とはいえ手術はあくまで最終手段です。基本は、日々の適度な運動と、毎日のごはんから得られる必要栄養素を不足なく摂取する、この2点となります。

子供の成長期は一生の内でも数すくない機会であり、あとで大人になってからではカバーできません。そのため、後になって後悔しないためにも、子供の身長ケアにはできるかぎり親御さんがその時その時で対応できるよう頑張ってあげて下さいね。

関連記事:成長期の子供の身長に。おすすめサプリまとめ【2017年度版】

 

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