1. TOP
  2. 妊活にたばこは厳禁!?メカニズムやたばこの影響は?

妊活にたばこは厳禁!?メカニズムやたばこの影響は?

妊活
 

たばこが体の健康を害するというのはよくいわれていることですが、妊娠中や妊活をしている女性に対しては特に悪影響を与えてしまいます。では、たばこは妊娠とどのような関係があるのでしょうか。詳しく解説していきます。

そもそもなぜ妊活に影響するの?喫煙が身体にもたらすメカニズム

たばこが体に悪いといっても、妊娠とは直接関係ないと思ってしまう人もいるかもしれません。しかし、たばこを吸うと血液中のヘモグロビンが酸素と結びつかず、たばこの煙に含まれる一酸化炭素と強く結びついてしまうため、血液中の酸素の量が低下していきます。

血中の酸素量が低下すると体はより多くの赤血球を作り出しますが、血液中に赤血球の量が多くなり、血液はドロドロしたものになってしまいます。その結果血行不良となり、体のそこかしこに大きな影響を与えます。

血行不良になると身体中に栄養分や酸素が行き渡らなくなるので、体内の機能が鈍くなるといわれています。そのなかには、妊娠をするのに重要な役割を果たす卵巣や子宮の機能も含まれているため、たばこは妊活中や妊娠中の女性は吸わないことが鉄則です。

喫煙の影響ってどんなものなの?具体的な症状は?

血行不良によって卵巣の機能が低下すると、いったいどのような影響がもたらされるのでしょうか。血行不良になると、体全体が冷えていきます。卵巣が冷えてしまうと腫瘍やガンなどの病気のリスクを高めるといわれています。腫瘍が大きくなると排卵が起こらない可能性があるため、妊娠の確率を下げます。

また、たばこが原因で女性ホルモンの分泌量が低下するという報告もなされています。女性ホルモンが分泌されにくくなると、月経時に排卵されないこともあります。無排卵月経は病院へ行かないと判明しないため、たばこを吸う女性の中には無排卵月経とは知らずに妊活の努力をしている人もいるでしょう。たばこは「百害あって一利なし」とよくいわれますが、妊活をしている女性にとっても同じことがいえます。

女性だけじゃない!パートナーの男性も禁煙すべき理由

妊娠しない原因は女性側だけに存在するわけではありません。男性の喫煙によっても、妊娠する確率を下げることもあります。男性がたばこを吸うと、精子の量が減少したり、精子の運動が鈍くなったりと、男性不妊になるといわれています。女性側が非喫煙者で妊娠に対する準備が万全であったとしても、男性側でたばこを吸うことで、妊娠しにくくなることでしょう。

また、喫煙者が吸うたばこの煙を間接的に吸うことによって起こる受動喫煙によって、非喫煙者の女性が影響を受けることも珍しくありません。そのため、受動喫煙も喫煙と同じく妊活では避けたいものです。もうひとつ忘れてはならないのが、女性・男性ともに喫煙者である場合、女性が禁煙をしても身近な人がたばこを吸っていることで、禁煙しにくいことが挙げられます。

たばこを止めるのにはパートナーの協力が必要不可欠です。パートナーが喫煙者である場合はよく話し合い、妊娠に向けて双方禁煙に向けて努力することが重要です。

妊娠したらたばこは厳禁!胎児に与えてしまう影響は?

お腹の中に生命を授かり、これから何カ月もの間自分の体内で新しい命を育むという妊娠段階でたばこを吸うと、たばこは母体だけではなく胎児にも影響を与えてしまいます。たばこには4,000種類もの化学物質が含まれており、中には発がん性物質もあります。妊娠中にたばこを吸うことで流産や死産のリスクが高まり、出生時の体重が非喫煙者の妊婦の胎児よりも200グラム程度軽くなるなど、胎児の成長に与える悪影響は少なくありません。

流産や死産のリスクは、1日に吸うたばこの本数が9本以下でも非喫煙者と比べて高くなります。また、たばこは早産や奇形、胎盤異常、周産期死亡のリスクも高めるといわれています。妊娠中にたばこを吸うと、これらのリスクが非喫煙者と比べると場合によっては1.5倍~2倍も高くなるため、妊活中や妊娠が判明したら絶対にたばこは吸わないようにしましょう。

関連記事:妊娠しやすい体を作るための取り組み12選。自分の体の傾向とは?

 

妊活のために!禁煙する時期はいつが良いの?

妊活を始めるにあたっていつたばこを止めるべきかというと、できる限り早く止めた方が良いというのがその答えです。妊娠しやすい体づくりをするためには、基本的に妊活前から禁煙している方が望ましいといえます。たばこの影響が体からなくなるためには、1~9カ月ほどかかる場合があります。ニコチンは2~3日程度で体からは抜けていきますが、倦怠感や呼吸速迫などの症状の改善には数カ月かかります。そのため、万全の状態で妊娠を迎えたいなら、妊活を始める数カ月前から禁煙を始めると良いでしょう。

また、妊娠初期は妊娠していることを自覚できないため、妊娠しているにもかかわらずたばこを吸ってしまう可能性があります。妊活中はたばこを吸っても妊娠したらたばこをやめようと考えるのはリスクが高いので、妊活前からできるだけ禁煙に努めることが大切です。

すぐに止められる!?成功率の高い禁煙方法

禁煙といっても、依存性があるたばこはなかなか止められるものではありません。そのため、まずはたばこを止める理由を明確にすることから始めてみましょう。今回の場合、禁煙する理由は妊娠して万全の状態で新しい生命を生むことが目的です。禁断症状によりイライラしたり、たばこの誘惑に負けそうになったりしても、かわいい我が子の誕生を思い浮かべればたばこに手を伸ばす機会は少なくなることでしょう。

続いて実践的に禁煙を成功させる方法として、たばこはもちろんのこと、ライターや灰皿などたばこを連想させるものはすべて処分します。たばこを吸いたくなっても吸うまでに何段階も設けることで、たばこを吸うのが面倒だと思わせるのが目的です。禁煙直後はたばこのことを考えてしまいがちですが、たばこについて考える時間を極力減らすため、睡眠時間を多くとるのもひとつの手段です。

ストレスからたばこを吸うこともあるので、禁断症状がもっとも現れやすい禁煙直後の3日間は、できるだけ仕事や家事から離れて自分の好きなことに集中する方が良いでしょう。コーヒーやお酒と一緒にたばこを吸う習慣がある人は、これらも禁煙中は断つようにします。ついでに禁煙後の3日間は断食も一緒に行うと、たばこを吸いたい気持ちがまぎれるでしょう。

副流煙も避けるべき!受動喫煙の危険性

受動喫煙とは、非喫煙者も喫煙者と同様にたばこによる悪影響を受ける二次被害のことを指します。

受動喫煙は副流煙と呼ばれる、たばこから出る煙や、喫煙者が吐いた煙を吸い込むことによって起こります。たばこの先から出る副流煙の怖いところは、主流煙と呼ばれる喫煙者が吸い込む煙の100倍もの有害物質が含まれているところです。フィルターを通っていないので、有害物質が直接流れ出ています。

すでにたばこがもたらす悪影響について述べてきましたが、受動喫煙をすることで喫煙者が受けるたばこの悪影響よりも、強い影響を受ける危険性が高まります。妊活中や妊娠中は受動喫煙をしないよう、パートナーや家族には禁煙に協力してもらったり、たばこを吸う人が集まる場所に行くことは極力避けたりすることが大切です。

まとめ、たばこは害悪でしかない!?自分と子どもの健康のために禁煙を

たばこは妊活を行うにあたって、ほとんどプラスに働く要素はありません。たばこは依存性がある分なかなか止めることが難しいもののひとつですが、妊娠する確率を下げたり、妊娠したとしても胎児に悪影響を与えたりするので、できるだけ早い段階で止めておきたいものです。

たばこは直接的に不妊をもたらすわけではありませんが、血流を妨げるため結果的に不妊につながってしまいます。私たちの体はさまざまな部分が影響しあって成り立っているため、たかがたばことは考えず、たばこは妊娠を妨げる可能性が高いものだという認識をしておきましょう。婚活は妊娠と出産、ひいては我が子の将来にもつながる活動です。

関連記事:“ ベルタ葉酸サプリのスタッフに聞いた、妊活・妊娠中に葉酸が必要な理由とは?【実録インタビュー】

 

 

\ SNSでシェアしよう! /

IKURICH[いくリッチ] | 育児ママの毎日をちょっと豊かにの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

IKURICH[いくリッチ] | 育児ママの毎日をちょっと豊かにの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

IKURICH編集部

IKURICH編集部

IKURICH編集部です。育児ママの毎日がちょっとでも豊かになるような情報を発信していきます。よろしくお願いいたします。