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不妊と貧血の関係は?鉄分を摂取して妊活のための体づくりをしよう

 2017/05/11 不妊
 

    鉄分不足による貧血は不妊に影響するため妊活中は注意したいもの。そこで、不妊を乗り越えようと頑張る妊活中の方へ向けて

    • 貧血が不妊に影響する理由
    • 妊活中の貧血対策

    についてお伝えします。

    不妊と貧血の関係

    妊活中に貧血だと妊娠しにくい

    病院では不妊に悩む患者さんの多くが鉄分不足による鉄欠乏性貧血と診断されています。

    参考出典:妊娠しやすい身体作り | 中村漢方堂薬品店

    貧血は血中のヘモグロビン量が減少し、血液を通じて体全体に酵素を送り届ける力を弱めてしまいます。その結果、めぐりが悪くなり冷えやすい体質となります。

    冷えは子宮や卵巣機能を低下させ、生殖機能が衰えるため不妊に影響します。そのため、貧血は不妊に影響してしまうのです。

    女性は貧血になりやすい

    女性は生理・妊娠・授乳期・出産時などで出血することが多いので貧血になりやすいものです。

    • (例)妊娠中の妊婦さん

    お腹の赤ちゃんや胎盤の維持のために鉄分が優先的に使われるようになるため一層の血液が必要になります。

    • (例)授乳期のママ

    母乳は血液から生成されるため血液の根幹である鉄分が体内で消費さえれる量が増えます。母乳がたくさん生成される=血液の消費=鉄分不足となり、貧血になりやすくなります。

    • (例)妊娠・授乳と関係ない女性

    一般的な成人女性は生理だけで毎月17mgの鉄分が失われており、毎日の排泄なども含めると月に40mgもの鉄分が失われることになります。

    また、無理なダイエット・偏食によって栄養が偏ってしまうと鉄分の吸収を助けるビタミンCなどの栄養が不足するため鉄分の吸収に影響が出やすくなります。

    鉄分は摂取しにくい栄養素の1つ

    食事摂取基準では1日に必要な鉄分の量は約10.5mgとなっています。

    参考出典:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要|厚生労働省

    ですが、鉄分は体内に吸収されにくい栄養素ですので普段の食事だけでは十分の量を摂取するのは難しいとされています。生レバーで約260g、ほうれん草だと約2束も食べないと足りなくなる計算です。こうしたな理由から鉄分不足である女性が多くいるのです。

    妊活の一環として血液検査を活用しよう

    不妊を乗り越え妊活をすすめる以上、自信が貧血体質であるか?を確認するため、ぜひ血液検査をしてお互いの生殖機能を確認しておきましょう。

    鉄分を補給して妊活・不妊対策

    鉄分は血液生成の元となります。

    不妊対策として体のめぐりを改善して生殖機能に影響しない子宮環境を整えるためにも、妊活中は鉄分補給を心がけください。

    不妊にはフェリチン補給も欠かせない

    フェリチンはタンパク質の一種。体内に鉄分を貯めることができることから「貯蔵鉄」や「第二の鉄」とも呼ばれる体内にある要素。

    鉄分と同じように血液中にも少し含まれており、主に肝臓・脾臓の臓器や骨髄・小腸粘膜などの細胞内に存在しています。

    フェリチン不足は不妊に影響する

    鉄分と同様、フェリチン不足(隠れ貧血)の状態が続くと不妊率が高くなると考えられています。(※日本人の成人女性の1000万人以上が隠れ貧血と言われています。)

    フェリチン不足は鉄分不足にも影響します。鉄分は体の細胞を構成するため役割を持つため、不足すると卵細胞に影響し育てることができなくなってしまうのです。

    日本人の成人女性の1000万人以上が隠れ貧血と言われています。

    参考出典:日本女性の1000万人以上が隠れ貧血!?ヘモグロビン正常値でも疲れやすく息切れがあれば血液検査を

    参考出典:低フェリチンは不妊症の原因として注目されています。|鉄不足と不妊症 | 不妊症 | クリニックブログ | 佐久平エンゼルクリニック

    フェリチンの理想値は100ng/ml~150ng/mlほど、必要な最低ラインは30ng/ml~50ng/mlとされています。(フェリチンは検査で計ることができます。)

    フェリチン値が低いと活性酸素が発生し抗酸化酵素作用が低下します。そのため、卵子の染色体異常を増加して不妊の原因となる酸化ストレスに陥り、妊娠するために大切な卵細胞が上手く育たなくなりますので不妊に影響します。

    【補足】抗酸化酸素の作用と不妊の影響

    抗酸化酸素は卵子に悪い影響を与える活性酸素の働きを抑制する働きを持ちます。

    ですが、貧血状態だとその働きが弱まるため不妊へ影響します。

    フェリチン値5ng/ml未満は注意

    フェリチン値が5ng/ml未満になると貧血・冷え性・めまいなどの症状が出やすくなるため不妊にも影響し、産婦人科では妊娠が難しくなると判断されます。

    フェリチン不足の解消法

    フェリチンの値は鉄分補給により回復します。まずは血液検査で現在のフェリチン値を確認してください。なお、一般的な血液検査ではフェリチンの値は調べられないので事前に医師へ伝えておきましょう。

    検査の結果、フェリチン不足であれば日ごろから鉄分を意識した食生活を心がけましょう。また、食生活だけでは鉄が不足しているかも?と心配であれば鉄分補給サプリもあわせて活用してください。

    貧血が不妊につながる3つの理由

    1.卵巣の機能低下

    貧血は血中のヘモグロビンの値が低下して血液が薄くなることで起こります。

    血液が薄くなると酸素や栄養を運搬する量が減るため、妊娠が難しくなる卵巣の機能低下に繋がります

    2.生理不順

    貧血によって起きる生理不順は不妊の原因の一つ。

    貧血は生理のサイクルを乱れを招くため生理不順になりやすく、生理不順が長引くと不妊リスクが高くなります。

    3.黄体ホルモンの低下

    黄体ホルモンは子宮と密接な関係があります。

    貧血状態が続くと黄体ホルモンの分泌を妨げる原因になり、黄体ホルモンの低下は排卵障害や子宮内膜の状態が悪化させる要因となるために妊娠しやすい状態を維持することが難しくなります。

    貧血の放置から生まれる不妊トラブル

    鉄欠乏性貧血は不妊の大敵

    不妊治療を受ける患者さんの多くが鉄欠乏性貧血と診断されています。

    参考出典:妊娠しやすい身体作り | 中村漢方堂薬品店

    冒頭でもお伝えしたように、貧血は血中のヘモグロビン量が減少し血液を通じて体全体に酵素を送り届ける力を弱めるため冷えやすい体質となります。

    冷えは子宮や卵巣機能といった生殖機能がの低下を招くため不妊に影響します。

    虚血性貧血は不妊症の原因

    生理時に起きる貧血である虚血性貧血。(鉄分不足によって起きる貧血とは異なります。)

    こちらも卵子の質に影響するため不妊の原因として考えられています。

    参考出典:不妊症の原因 血虚証(けっきょしょう)について | 東洋はり灸整骨院のコラム

    不妊以外の貧血トラブル|肩こり・めまい・冷え性

    貧血症状を放置すると肩こり・めまい・冷え性などの症状にも影響します。

    これらの症状が現れた場合、フェリチン値が30ng/mlを下回っていることが考えられます。

    フェリチン値が30ng/ml以下の場合、不妊に影響する状況なので早めの貧血対策が求められます。

    不妊に影響する貧血対策としておすすめの食べ物

    貧血に効く食べ物ならアサイー

    スーパーフードとして注目される果物であるアサイーは不妊・貧血対策に効果的。

    アサイーから摂取できる鉄分の量はレバーの約3倍。さらに、鉄分の吸収を助けるビタミンC・造血作用を持つ葉酸も豊富に含まれています。

    また、女性ホルモンの分泌を改善する働きがある「アルファトコフェロール」という成分も含まれているため不妊対策におすすめです。

    不妊・妊活には玄米

    玄米には鉄分はもちろん、葉酸やビタミン類など妊活中の体づくりに欠かせない栄養が豊富に含まれています。

    複合炭水化物

    米・パン・そば・うどん・いも類などの複合炭水化物は食べると排卵が規則的になるため不妊対策に効果的と考えられています。

    参考出典:妊娠期の食事プラン:炭水化物の摂取 | おむつのパンパース

    また、玄米や胚芽米などの穀類にはタンパク質・ミネラル・食物繊維が多く含まれるので不妊対策に役立ちます。

    不妊対策となる鉄分を多く含む食べ物一覧

    鉄分は「動物性のヘム鉄」「植物性の非ヘム鉄」の2つに分けられ、ヘム鉄のほうが非ヘム鉄よりも吸収率が高いという特徴があります。

    [ヘム鉄が多く含まれる食べ物]※100gあたりの含有量

    成人女性の1日推奨量:10.5mg

    • 豚レバー・・・13mg
    • 鶏レバー・・・9.0mg
    • 牛レバー・・・4.0mg
    • 煮干し・・・18.0mg
    • 干しエビ・・・15.1mg
    • カツオ・・・8.0mg
    • ワカサギ・・・5.0mg
    • レバーペースト・・・6.5mg
    • ハマグリの佃煮・・・7.2mg
    • アサリ・・・7.0mg
    • シジミ・・・5.3mg

    など

    [非ヘム鉄が多く含まれる食べ物]※100gあたりの含有量

    成人女性の1日推奨量:10.5mg

    • 切り干し大根(乾燥)・・・9.4mg
    • ひじき(乾燥)・・・55.0mg
    • 大豆(乾燥)・・・9.5mg
    • 大豆(茹で)・・・2.0mg
    • 高野豆腐・・・7.0mg
    • 油揚げ・・・4.2mg
    • がんもどき・・・3.6mg
    • 厚揚げ・・・2.6mg
    • 枝豆・・・2.5mg
    • 小松菜・・・2.4mg
    • ほうれん草・・・0.9mg

    など

    吸収率が高い動物性のヘム鉄だけ摂取したほうが効率的に思われるかもしれませんが、非ヘム鉄も一緒に摂取した方が体内への吸収率を高められるのでヘム鉄と非ヘム鉄の両方をバランス良く取り入れてください。

    鉄の吸収を高める栄養分

    鉄の吸収を高める栄養分はビタミンCです。

    [ビタミンCが多く含まれる食べ物]※100gあたりの含有量

    成人女性の1日推奨量:100mg

    • 赤ピーマン・・・170mg
    • 黄ピーマン・・・150mg
    • 緑ピーマン・・・76mg
    • ケール・・・81mg
    • ゴーヤ・・・76mg
    • ブロッコリー・・・54mg
    • レモン・・・100mg
    • 柿・・・70mg
    • キウイ・・・69mg
    • アセロラジュース・・・120mg

    など

    造血作用を助ける食品

    造血作用を助けてくれる食品は葉酸とビタミンB12が多く含まれているものです。

    [葉酸が多く含まれる食品]※100gあたりの含有量

    成人女性推奨量:240μg

    • 鶏レバー・・・1300μg
    • 牛レバー・・・1000μg
    • 豚レバー・・・810μg
    • レバーペースト・・・140μg
    • たまごの卵黄・・・140μg
    • アスパラガス・・・180μg
    • ブロッコリー・・・120μg
    • ほうれん草・・・110μg
    • 菜の花・・・190μg
    • そら豆・・・120μg
    • 納豆・・・120μg
    • ごま・・・150μg
    • カマンベールチーズ・・・47μg
    • プロセスチーズ・・・27μg
    • さつまいも・・・47μg
    • イチゴ・・・90μg

    など

    [ビタミンB12が多く含まれる食品]※100gあたりの含有量

    成人女性の1日推奨量:24μg

    • 牛レバー・・・52.8μg
    • 鶏レバー・・・44.4μg
    • 豚レバー・・・25.2μg
    • 焼きたらこ・・・23.3μg
    • さんま(焼き)・・・19.3μg
    • いわしの丸干・・・29.3μg
    • しゃこ・・・12.9μg
    • めざし・・・14.6μg
    • しじみ・・・62.4μg
    • 赤貝・・・59.2μg
    • あさり・・・52.4μg
    • はまぐり・・・28.4μg
    • 牡蠣・・・28.1μg
    • 味付け海苔・・・58.1μg
    • 焼き海苔・・・57.6μg

    など

    乳製品

    牛乳・チーズ・ヨーグルト・バターなどの乳製品はカルシウムが豊富に含まれており、子宮と卵巣の健康維持に役立ちます。

    特に、脂肪分を取り除いていない全乳は正常な排卵を促進させてくれるため、不妊の対策に効果的。日々の食事にぜひ1品は取り入れましょう。

     関連記事   妊婦が鉄分を摂取できる飲み物・食べ物。妊娠貧血の予防と対策

    食べ方で注意すべきは?

    ■1日3食を守る
    食事の回数がバラバラだと、自律神経の乱れやホルモンバランスを崩してしまう原因になります。時間もなるべく合わせて、規則正しく1日3食を守りましょう。

    ■バランスの良い食事を心掛ける
    1日30品目の食品を食べるのが理想ですが、栄養が偏らないようにバランスの良い食事を心掛けましょう。

    ■よく噛んで食べる
    よく噛んで食べることで、過食による栄養の偏りを防ぐことができます。また、消化も良くなるので取り入れた栄養を無駄なく吸収できるようになります。

    妊活向けの貧血対策サプリメントも活用しよう。

    なお、普段からの食べ物で補うのが難しいと感じる場合、妊活向けのサプリメントも活用してみてましょう。

    鉄分サプリが妊婦さんにおすすめの理由|妊娠中の妊婦貧血対策」でもお伝えしたように、鉄分をはじめ葉酸などこの時期に必要な栄養を摂取できる妊活向けサプリメントなら貧血対策にも効果的です。

     

    貧血改善には葉酸サプリがおすすめ

    ベルタ葉酸サプリも不妊対策で愛用される

    貧血や不妊でお悩みの妊活中の女性におすすめの鉄分配合サプリなら『ベルタ葉酸サプリ』がおすすめ。鉄分に加え、葉酸も同時に摂取することができるので多くの妊活中の女性に愛用されています。

    葉酸は血液をつくる働きをもつ水溶性ビタミン。着床率を上げたり排卵障害を改善してくれるため妊娠しやすいカラダをつくってくれます。

    また、ベルタ葉酸サプリは酵母葉酸100%ですので通常の合成葉酸と比べて体内に滞在する時間が長く、より効率的に葉酸を摂取することができます。

    ベルタ葉酸サプリで摂取できる鉄分の量は14.7mg。

    鉄分が含まれる葉酸サプリの中でもっとも多い量となっています。

    他にも血液をつくるためのサポート成分「ビタミン6」「ビタミン12」が豊富に含まれています。

    [ベルタ葉酸サプリに含まれる主成分]

    • 鉄分14.7mg
    • 葉酸400μg
    • カルシウム234mg
    • 27種類のビタミン・ミネラル
    • 21種類の野菜
    • 美容成分6種類(ツバメの巣、ヒアルロン酸、プラセンタ、コラーゲン、珊瑚カルシウム、黒酢もろみ)

    妊娠に必要な鉄分と葉酸に加え、体内への吸収率をちゃんと考えてバランス良くビタミンなどの栄養素が配合されているベルタ葉酸サプリは妊活中の女性にピッタリの鉄分配合サプリ。

    ベルタ葉酸サプリで注目の株式会社ビーボに聞いた、葉酸が必要な理由【取材インタビュー】」でも取材させていただきましたが、普段から妊活に関するお問い合わせが数百件規模で届くようで、不妊・妊活対策としてベルタ葉酸サプリが人気な側面をうかがえました。

    【PR】ベルタ葉酸サプリ 公式サイトはこちら

     

    妊活・不妊対策として貧血改善を心がけよう/まとめ

    女性は生理などの出血の機会が多くなるため、貧血になりやすくなります。貧血と不妊は密接に関わっているため、貧血の原因である鉄分不足を改善することで解決へと導くことができます。ですので、妊活を頑張っているけどなかなか妊娠できないとお悩みでしたら、まずは鉄分不足による貧血を疑ってみてください。

    こちらもチェック!葉酸で妊娠するための体づくりを

    お伝えしたように妊娠するための体づくりで欠かせない葉酸は妊娠前~妊娠初期の間に摂取すべき大切な栄養素。

    普段の食事以外に葉酸サプリでの摂取(400/日)が厚生労働省からも推奨されていますので、妊活中は着床しやすくさせるためのサポートとして葉酸を摂取してください。

    なお、妊活中におすすめの葉酸サプリについては「妊活向け葉酸サプリのおすすめ3選。妊活サプリの選び方から解説」で詳しく専用の葉酸サプリを紹介してますのでご参考になさってください。

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