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赤ちゃんへ影響アリ!?ロキソニンを授乳期に服用しても良い?悪い?

 2016/11/11母乳育児
 

    授乳中であっても、つらい頭痛や生理痛に悩まされてしまうことがありますよね?特に慢性的な頭痛を抱えている人にとって、鎮痛剤は手放せないものです。

    優れた鎮痛効果があるとして有名な「ロキソニン」もそのひとつ。服用した経験がある方も多いのではないでしょうか?

    今までは病院でしか処方されなかったロキソニンですが、今では薬剤師がいる調剤薬局などでも購入することが出来るようになったため、ずっと手に入りやすくなりました。ですが、授乳中のママにとって、赤ちゃんへの影響を考えると安易にロキソニンを飲んでもいいのかどうか……とても心配だと思います。

    そこで今回は「授乳中にロキソニンを服用することが可能なのか」「赤ちゃんにどんな影響があるのか」について詳しくお伝えします。

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    授乳中に頭痛・生理痛のツラい症状が…

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    出産後の女性の身体は、色々な面で様々な変化がみられるもの。子供を出産する前は軽かった生理痛が出産をきっかけに重くなったり、頻繁に頭痛を起こすようになった・・・などという方も少なくはありません。

    また、授乳育児中は十分な睡眠時間が確保出来なかったり、生活リズムの乱れや蓄積された疲れ、慣れない育児に対するストレスなどが「頭痛」といった形で出現することも。

    このように、どうしてもロキソニンなどの鎮痛剤に頼らなければ乗り切れないという場面に遭遇することもありますよね?

    我慢し続けることで頭痛以外にもママの身体に不調を来たすことにもなりかねませんし、なにより赤ちゃんのお世話事態が苦痛になってしまうことも。このようなときのためにも、ロキソニンやその他の鎮痛剤を服用するための知識をしっかり頭に入れておくことが必要になってくるのです。

    そもそも『ロキソニン』とは?

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    ロキソニンの特徴や効果については以下のとおりです。

    考えられる副作用や、使用上の注意についてもいくつかまとめてみましたので、参考にしてみてください。

    <特徴>

    「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が傷みや熱の原因物質を抑え、鎮痛効果、解熱効果を発揮します。

    胃への負担が比較的少なく、眠くなる成分を含みません。

    1回1錠で優れた効果が期待されます。

     

    <効果、効能>

    ○頭痛、月経痛(生理痛)、歯痛、抜歯後の疼痛、咽頭通、腰痛、関節痛、神経痛、筋肉痛、肩こりによる痛み、打撲、骨折痛、捻挫、外傷などの鎮痛

    ○悪寒、発熱時の解熱

     

    <考えられる副作用>

    • 過敏症状(発疹などのアレルギー症状)、ショック、貧血などが現れることがあります。このような症状が見られた場合は使用を中止し、必ず医師に報告するようにしてください。
    • 食欲不振、吐き気、嘔吐、胃部不快感、腹痛、下痢、頭痛、めまい、眠気、むくみなどが現れることがあります。このような症状が現れた場合は使用を中止し、医師に相談してください。

     

    <使用上の注意>

    • 多量に使用したり長期間使用すると、血液障害や肝臓、腎臓、心臓などに障害が現れることがあります。勝手に増量、減量しないようにしてください。
    • 胃腸の病気、血液の病気、肝臓や腎臓の病気、機能障害、心臓病、高血圧症などがある人、または過去にこれらの病気になったことがある人は医師に相談するようにしてください。
    • 小児や高齢者はこの薬を使えない場合があります。
    • この薬の使用中は禁酒を守るようにしてください。
    • 現在使用中の薬があったり、他の薬を使用するときは必ず医師、薬剤師に相談、報告するようにしてください。

     

    基本的には「授乳期にはロキソニンは避けるべき」という認識

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    製薬会社としては、妊娠、または授乳中のロキソニンの服用は推奨しておりません。会社の公式ホームページや薬の説明書にも、「妊娠、授乳中の服用は避けるように」と明記されています。これはロキソニンを服用した場合の安全性がまだ確立していないからです。

    やむを得ず服用しなければならない場合、服用中の授乳を避けて一時的に中止するか次の授乳までの時間をしっかり空けるようにしてください。我慢し続ける必要はありませんが、どうしても服用しなければならない場合はこうしたことを踏まえて服用するようにしましょう。

    ただし、病院で後陣痛対策として服用されるケースも

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    妊娠中、または授乳中のロキソニンの服用については基本的には避けるべきですが、一部“そうでない場合”もあります。産後まもなく起こる「後陣痛」のとき、病院でロキソニンが処方されることも少なくはないのです。

    また、病院によってはロキソニンでななく、「カロナール」などの他の鎮痛剤が処方されることもありますし、病院によっては服用中は授乳の中断を指導される場合も。他にも、服用中でも授乳に関しては特に指導がないという病院もあるようです。

    その病院によって対処法は様々ですが、いずれの場合であってもしっかり医師の指示を仰ぎ、きちんと対処するようにしましょう。

    授乳期にロキソニンを飲んだらどんな影響が?

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    授乳中にロキソニンを服用した場合、実際赤ちゃんにどのような影響があるのか?気になるところではありますが、具体的に症例として報告されてはいません。100パーセント安全だとは言えないけれど、どんなことが起こるかどうかは現時点ではわかっていないのです。安全性の面ではまだまだ断言することが難しいと考えられるのでしょう。

    一方で、我慢し続けることでママが身体的だけでなく精神的にも追い詰められたり、さらに体調を崩すことにも繋がりかねないといったことも懸念されます。そのため、服用に関してはケースバイケースで判断した方が望ましいでしょう。

    服用した場合の注意点を予め理解しておけば。ロキソニン=絶対にダメとはなりません。ロキソニンを飲んだからといって必要以上に怖がる必要はありませんよ。

    実はそんなに影響なし!?

    なお、積極的な服用は推奨されてはいないもののロキソニンはほとんど母乳に移行することがないため、赤ちゃんへの影響もさほど心配する必要はないとも言われています。

    ロキソニンの半減期は平均75分であり、その5~6倍の時間をかけて体内から成分が抜けていきます。ですから、服用後、約8時間経過していればロキソニンの成分がママの身体にもほとんど残っていないので、赤ちゃんに授乳してもさほど心配する必要はないということになるのです。

    ロキソニンを服用した場合は、8時間ほど間を空けてから次の授乳をするように心がけると良いでしょう。

    シップの「ロキソニンテープ」は?

    錠剤タイプのロキソニンのほかに、貼用タイプの「ロキソニンテープ」というものもあります。いわゆる「湿布」とおなじ使用方法になるのですが、ロキソニンテープを貼ることで皮膚から浸透し、炎症を起こすとされる「プロスタグランジン」の生合成を抑え、痛みを和らげる働きがあります。

    ですが、2014年に厚生労働省によって妊娠後期に湿布の一部を禁忌とする改訂が行われており、錠剤以上に取り扱いに注意を払わなければならなくなりました。錠剤の服用タイプのロキソニンと同じく、出来るだけ授乳中の貼用は控えるべきだと考えられています。

    飲むときのタイミングも大切

    もしロキソニンを服用するのでしたら「飲むタイミング」に注意してください。出来るだけ授乳直後に服用し、次の授乳までは8時間ほど空けるのが大切なポイント。その点を踏まえていれば心配されている「赤ちゃんへの影響」を回避することに繋がります。

    また、空腹時に薬を服用することで胃が荒れてしまうことがありますので服用前に何か少しでも口にしてから服用してくださいね。これはロキソニンに限らずどんな薬にも共通して言えることですから、ぜひ覚えておいてください。

    服用はお医者さん、薬剤師さんに相談してから

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    ロキソニンは母乳への移行が少なく赤ちゃんへの影響もさほど心配する必要はないと言われつつも、その安全性がまだ確立していませんから「100パーセント大丈夫」とは言い切れません。

    また、授乳期間中に病院でロキソニンを処方されたことがあるからといって、自己判断で市販のロキソニンを購入し、服用してしまっている方も少なくありません。よって、仮に大きな影響がなかったとしても、安易に個人で考えることなく事前に医師や薬剤師にきちんと相談して指示を仰ぐようにしてください。

    まとめ

    今回は「ロキソニン」についてお伝えしてきました。授乳中は鎮痛剤に限らず、色々な薬の服用で悩むことが多いと思います。例えば風邪をひいてしまったとき、お腹を壊してしまったとき・・・我慢しながら自分で対処出来れば一番いいのですが、どうしても薬に頼らざるを得ないことも多々あります。

    そんなとき、自己判断は一番危険です。

    大丈夫だろうと思っていたことが大丈夫ではなかったり、もっと早く薬を飲んでいれば悪化することもなかった、などということがたくさんあるのです。よって、迷った時はまず専門家に相談しましょう。

    加えて「ママが薬を飲むことはダメなのだ」といった誤った認識を持ち続けないことも大切。すべての薬が母乳に移行するとは限らず、どのくらい体内にその成分が留まるかによっても使用方法は異なってきます。事前に確認を忘れないように注意してくださいね。

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    Konno

    Konno

    ライター/天然石アクセサリーアーティスト/飲食スタッフ/飲食スタッフ(パート)/2児の母親



    普段は男女の双子を育てる子育て経験豊富なママライター。
    ライターの他にも、天然石アクセサリーアーティスト・飲食スタッフ、としての顔も持つ。
    これまでの育児経験をもとに鋭意執筆中。

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