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稽留流産の原因は?母体が影響する際の予防や対策はどうすれば?

 2017/09/23妊娠中
 
    稽留流産

    なぜ稽留流産になってしまうのか?

    妊娠して赤ちゃんを無事出産したいと願っても、稽留流産が繰り返してしまうこともあります。

    そこで本記事では、稽留流産で不安な妊婦さんに向けて、

    • 稽留流産の原因・予防・対策

    についてお伝えします。

    稽留流産の原因

    稽留流産 原因

    胎児側による影響(染色体異常)

    稽留流産の原因はほとんどの場合、母体側よりも胎児側の染色体異常が問題となって成長を維持することが難しくなるため、と考えられています。

    母体が原因となる場合(子宮代謝異常)

    母体による影響で稽留流産になる確率は低いですが、子宮代謝が悪化することで起きる可能性はあります。

    稽留流産は冷え・ストレスによる代謝の悪化が影響する

    冷えは血行不良による代謝への影響を、ストレスのため込み過ぎも同様に代謝の悪化に影響します。

    代謝が悪化した影響が子宮内まで及ぶと子宮代謝に異常が起こり、子宮内環境が悪化して胎盤形成に影響がでるため、お腹の赤ちゃんの生命を脅かしてしま稽留流産を起こす可能性があります。

    稽留流産になる理由はまだ未解明な点が多い

    稽留流産は母体側が原因である可能性は低いとされていますが、現在の医学でも稽留流産の厳密な原因についてはっきりとは解明されていません。

    仮に稽留流産になったとしても「自分のせいではないか?」などと自分を責めるような考えは持たないでくださいね。

    稽留流産の症状や特徴

    稽留流産 症状

    稽留流産とは?

    稽留流産(けいりゅうりゅうざん)は自覚症状が無いことが多い流産。

    妊婦検診時に超音波検査によって発覚することが多く、胎児が子宮内に留まったまま命を失ってしまう状態と診断されます。

    参考出典:稽留流産の診断 – 日本産婦人科医会

    稽留流産が起こりやすい時期は妊娠初期

    妊娠初期である妊娠6~7週は稽留流産が起こりやすい時期。

    一度はエコー検査で妊娠が確認できたにも関わらず、妊娠6~7週に受けた検診では胎児の姿や心音が確認できないということがあります。

     関連記事 7週で赤ちゃんの心拍確認できない。流産?まだ可能性はある?

    出血や痛みは無い

    稽留流産には通常の流産で見られる出血や痛みなどの症状がありません。

    兆候は見逃しやすいので注意

    出血や痛みなどの自覚症状が無いことが多くいため見逃しやすい症状ですが、例えば下記のケース(体験談)もあります。

    先週、お腹をおさえるくらいの激しい腹痛があった為、
    産婦人科に行ったところ、妊娠5週目との診断を受けました。
    その後腹痛はあったものの、激しくはなく、我慢でき

    るくらいでした。

    そして今週。
    少量の茶オリがあった為、次の日すぐに産婦人科に行くと、前の初診から比べると、胎嚢が1週間で1ミリしか育っていないので、稽留流産の可能性があるといわれました。

    引用:Yahoo!知恵袋

    先日、稽留流産の可能性があると診断されました。
    2週間後にもう一度様子を見ましょうと言われており、日々過ごしているのですが…
    ここ2、3日白いおりもの&黄色っぽいおりものが出ます。

    引用:Yahoo!知恵袋

    茶おり・白いおりもの・黄色っぽいおりもの、などが見られたら稽留流産の兆候と考え一度医師に相談してみてください。

    また、妊娠6~7週での検診にてエコー検査で胎児の姿や心拍が確認できない場合も稽留流産の可能性が考えられます。

    稽留流産の確率

    [流産率]

    年齢確率
    20-249%
    25-2911%
    30-3415%
    35-3925%
    40-4451%
    45以上75%

    参考:「不育症䛾診断と治療」慶應義塾大学医学部産婦人科 丸山哲夫

    流産になる確率のさらにその内の6人に1人が稽留流産を起こすと考えられています。

    妊娠初期など早い段階で稽留流産だと分かったとしても妊娠24週未満の赤ちゃんの場合、医療行為を施すことができません。

    そのため、妊娠初期では母体の体調維持・赤ちゃんの発育を助けて赤ちゃんの生命力を信じる、以外に手段がありません。

    妊娠初期にできること

    妊娠初期の流産はその原因が胎児側の問題であることが多いため、完全な防止策はありません。

    ですが、原因の一つにある神経管閉鎖障害が影響する流産(無脳症)に関しては、葉酸の摂取によりその可能性を大きく下げることが分かっており、厚生労働省でも葉酸の摂取が推奨されています。

    • 妊娠中の胎児の発育に必要な1日の葉酸摂取量、480µgの内400µgの補給が可能。
    • 無脳症や二分脊椎など、神経管閉鎖障害のリスクを低減できるため厚生労働省も葉酸の摂取を推奨。

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    稽留流産を繰り返す原因

    稽留流産が繰り返すときは不育症の疑いがあります。

    一般的に不育症は2回連続で流産、及び死産が確認されると診断される症状。詳しくは「不育症の原因にタバコは影響する?検査や治療はどうすれば?」をご参考ください。

    稽留流産になったときの対策

    稽留流産 対策

    手術

    稽留流産になると母体と胎児の物質を交換するための胎盤となる絨毛組織が残っている状態のため、hCGと呼ばれるホルモンが分泌され続け、次の排卵や妊娠ができなくなります。

    そのため、次の妊娠に備えるために子宮内除去手術が行われます。

    手術によって残っていた絨毛組織を完全に取り除くことで排卵が再開し、次の妊娠へ向けた準備・環境が整うようになります。

    稽留流産の術後の過ごし方

    稽留流産の術後はベッドの上で2時間ほどで麻酔が切れ意識が戻るまでは安静にして過ごします。退院は翌日か、日帰り手術を行っている病院では数時間だけ院内で過ごすことになります。

    退院時には内服薬として子宮修復剤・感染予防のための抗生物質・痛み止め、などが処方されます。

    自宅では出血や感染などのリスクを避けるために1週間程度は安静にして過ごす必要はありますが、激しい運動をしなければ普段どおりの生活を送ることができます。

    性生活は子宮内の傷が治るまでの2週間程度は空ける必要があり、子宮内膜はまだ安定していないため避妊が必要になります。

    • 次の妊娠に備えるために

    次の妊娠は術後の検診で異常が見られず、4週目くらいまでに次の月経が来てから妊娠が可能と判断されます。

    ですが、手術により体に大きな負担をかけているため半年は妊娠を待つのが良いでしょう。

    半年が経過すれば体や月経の状態が元に戻って安定してきます。

    自然流産まで待つことも

    手術を避けたい場合、自然流産まで待つ選択肢もあります。

    ただし、自然流産だと亡くなった胎児を子宮内に留まったままの状態にしてしまうことで子宮内で腹膜炎や細菌感染を起こす危険性リスクが出てきます。

    そのため、手術での除去が一般的な処置として薦められています。

    稽留流産を予防する【妊娠するための体づくり】

    稽留流産 予防

    適度な運動

    適度な運動は代謝を促し体を暖めるともに、体温が上がることで子宮内膜・胎盤の状態の安定につながります。

    また、妊娠中あまりに体をあまり動かさないと体力が落ち、出産時に長時間に及ぶ難産となる危険もあるため、適度な運動は欠かせません。

    • 激しい運動は控える

    激しい運動は体への負担が大きく、流産の恐れがあります。

    また、お腹に力が入りやすいゴルフなどの身体をひねる運動も控えてください

    • おすすめの適度な運動

    妊婦さんでも体に無理なく始められるおすすめの適度な運動はウォーキング。

    ウォーキングにより下半身に筋肉がついてくると、徐々に大きくなるおなかを支える際に役立つだけでなく、代謝を促すことで血行促進にも働きかけるので、ママの体からお腹の赤ちゃんに向けて血液を送り込むことができます。

    冷え防止

    冷えは妊娠の有無にかかわらず女性の敵。特に妊娠中は下腹周辺を冷やさないようにご注意ください。

    また、冷えは冬以外にも夏でもエアコンの効きすぎにより部屋が寒くなることもあるので、環境を考えつつ寒い場所では暖かい衣類を一枚羽織る・生足を避ける・腹巻きやカイロで腰回りを冷やさない、などに取り組んでください。

    ストレス改善

    過度のストレスは代謝の悪化・体調を崩す原因となります。

    ご自身なりのストレス改善法を持ちつつ、どうしていいかわからないときは適度な運動でストレス改善をしてください。

    お酒・たばこ・カフェインは控える

    流産の原因となる妊娠中のお酒・たばこ・カフェインは控えてください。

    ママの体づくりとして葉酸を摂取

    「妊娠初期にできること」でもお伝えしたように、特に妊娠初期の流産はその原因が胎児側の問題であることが多いため完全な防止策はありません。

    ですが、原因の一つにある神経管閉鎖障害が影響する流産(無脳症)に関しては葉酸の摂取によりその発症の可能性を大きく下げることが分かっているため、厚生労働省でも葉酸の摂取が推奨されています。

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    まとめ

    稽留流産の主な原因は母体側よりも胎児の染色体異常によるものが大きいいため、妊婦さん側にできることは多くありません。

    数少ない先天性異常による脳死トラブル対策として妊婦さんは常に葉酸を摂取しつつ、お腹に刺激を与えないよう普段からの生活を心がけてください。

     

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