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つわりの種類をチェック!5種類以上!?症状の詳細と対策方法まとめ

 2017/08/12 妊娠
 

妊娠初期に多くの妊婦さんが体験するつわり。におい・食べ物の好みが変わる、などさまざまなキッカケで吐き気をもよおすなど辛いものです。そんなつわりに悩む妊婦さんに向けて

  • つわりの種類のチェックと対策

についてお伝えします。

つわりって何?

つわりは妊娠初期に全妊婦の50~80%の方が経験する代表的な生理現象。吐き気や嘔吐が主な症状ですが症状や重さ・期間は個人差があります。

つわりの時期やピーク

個人差がありますが妊娠5~7週前後にはじまり、胎盤が完成する妊娠3、4カ月(妊娠8~15週)まで続き、妊娠5カ月ごろ以降から治まることが多いのです。特に妊娠9~12週あたりでピークを迎えます。まれに妊娠直前までつわりが続いたり、いったん治ったのにまたぶり返すというケースもあります。

つわりの原因

いまだはっきりした原因は分かっていませんが、妊娠すると妊娠を維持するために分泌される「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンが急に増える、もしくは「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という女性ホルモンが増加する、など妊娠に伴うホルモンバランスの変化が関係していると考えられており、『妊娠が成立する着床後』~『胎盤ができあがる妊娠16週頃』まで続くことが多い症状です。

つわりが急になくなったら注意

本来、つわりは徐々に気持ち悪さが緩和してい組症状ですが、妊娠初期のつわりが急に止まった場合は流産の可能性もあります。万が一を考え、病院へ行って診てもらいましょう。

つわり症状は吐き気だけじゃない

つわりといえば、気分が悪くなる・吐き気をもよおす、といった症状が主ですが、他にも身体がだるい・頭痛・下痢・四六時中眠い・唾液の量が増える・ごはんやタバコの残り香などのにおいに敏感になる・食べ物の好き嫌いが変化する・食欲が減退あるいは増加するなどの症状もあります。そのため、自身にあらわれた症状に合わせて対策することが大切です。

つわりの種類をチェック!代表的な5種類と覚えておくべき症状・特徴

症状が多岐にわたるつわり症状、大きく分類して以下5つのつわりの種類にわけて認識されています。

[代表的なつわり症状]

吐きつわり食べつわり匂いつわり眠りつわりよだれつわり


1.吐きつわり|吐き気や嘔吐

多くの妊婦さんが経験する代表的な症状が「吐きつわり」。妊娠7週目あたりからはじまり、二日酔いの様な気分で1日中吐き気に悩まされ、吐いても楽にならないこともあるのがツラいところ。軽度の場合、仕事などに集中していると吐き気が緩和されることもありますが、症状が重いと食べ物をまったく受け付けず、水分補給すら困難な状況に。嘔吐が繰り返されると妊娠悪阻となり、脱水症状や栄養失調によって入院が必要になることもあります。

▶ 原因は?

まだ明確には解明されてませんが、妊娠によるホルモンバランスが大きく変化することが主な原因として考えられており、生活上のストレスやつわりを意識しすぎることでのストレスなど感じると症状がさらに悪化しやすいことも懸念されています。

2.食べつわり|空腹時に吐き気をもよおす

吐きつわりが食事をしているかいないかに関わらず吐き気に襲われる症状である一方、空腹時に吐き気をもよおし、常に何かを食べていたいと感じる状態が「食べつわり」。食事と食事の間が空いて空腹の時間が多くなると気持ち悪くなってムカムカしたり吐き気がしたりします。こういった状態を回避するため、一日中何か口にいれていないと気がすまなくなり、体重増加となることもるので注意が必要です。

常に食べていたいと思う一方で満腹感を感じていないわけではないので、食べ過ぎてしまい気分が悪化することもあります。また、吐きつわりとの併発も多い・特定の食べ物ばかり食べたくなる・食べ物の嗜好が変わる、などの症状も見られます。

原因は?

まだ明確には解明されてませんが、お腹の赤ちゃんに栄養を届けるために血糖値やインスリンが関係していると言われます。

赤ちゃんへの栄養を確保するためにママ自身の体内栄養が不足し、低血糖を起こしやすい状態になるため、常に何かを食べていたいと感じる状態(食べつわり)になると考えられています。人は食事を摂ると血糖値が上がり、その影響で膵臓がインスリンを分泌します。血糖値は食後1,2時間ほどで落ち着きますが、低下し過ぎると低血糖となり吐き気やめまいなどの症状があらわれます。

3.匂いつわり|臭いに敏感になる

妊娠する前まではなんともなかったにおいや香りに敏感になり、吐き気をもよおす症状が「匂いつわり」。どんなにおいに敏感になるのかは個人差がありますが、中には匂いつわりと吐きつわりが一緒にあらわれるケースもあるので注意が必要です。

よくあるのが炊いたごはんのにおいや特定の香水など、生活の中の何気ないにおいに反応してしまうこと。そのほか、焼き魚など火を通したもののにおいに敏感になり吐き気をもよおすことがあります。

▶ 原因は?

まだ明確には解明されてませんが、女性のニオイに対する感じ方はエストロゲンやプロゲステロンの分泌量の変化に影響されることが分かっています。妊娠してからはこうしたホルモンの分泌量が増えるので、それが影響しているのではないかと考えられます。

4.眠りつわり|激しい眠気が日常生活に支障・誤解されやすい

妊娠前には睡眠をしっかり取っていれば日中に眠気に襲われることはなかった人が、妊娠後十分に睡眠をとっているにも関わらず一日中眠いと感じる症状の場合は「眠りつわり」。寝不足気味だな、と感じる方もいれば急に気を失ってしまう方もいます。我慢しているとめまいや気分が悪くなることもあります。

どれだけ寝ても寝不足感が抜けず、一見するとダレてる・怠けてる、と誤解されやすいので仕事をしている場合、周囲から誤解され支障をきたし、周りが理解してくれないことにストレスを感じることもあります。

▶ 原因は?

いくつかありますが、 妊娠して分泌が増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で眠気・倦怠感・気持ちの落ち込みなど起こり、眠りつわりに作用がはたらいていると考えられます。他にも、自律神経の乱れ、胎盤を作るために無駄な動きをしないようにという防衛本能、なども考えられています。

5.よだれつわり|唾液の分泌量が過剰に増える

妊娠中によだれの分泌量が非常に多くなる症状が「よだれつわり」。よだれは口の中を清潔に保つ働きもあるので一定の量は必要ですが、過剰な分泌がある場合は吐き出さなくてはならないこともあります。

状況によってはだらだらと出てくることもあり、流れ出る唾液を吐き出すかティッシュなどに出します。睡眠時に流れ出て寝具を汚すこともあります。

▶ 原因は?

いくつかありますが、唾液腺は妊娠すると増えることで有名なエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロンに通常時から影響を受けているとされてます。これらのホルモンが妊娠により増加することで口内環境が変わると考えられています。また、自律神経の乱れが影響して唾液量が増加する・、よだれの消毒・殺菌作用が妊婦さんの防衛反応として作用する、などともいわれています。

他にもまだあるつわりの種類・症状

上記5種のつわりの他にも、つわりが影響する症状がいくつかあります。

頭痛

妊娠によってホルモンバランスが急激に変化し、脳の血管が広がりやすくなり偏頭痛が起こる場合があります。また、運動不足による血行不良で頭を締め付けられるような頭痛に見舞われることもあります。

肩こり

吐きつわりなど吐くことなどによって身体の水分が減少することや、内臓の圧迫、ホルモンバランス・自律神経の乱れにより血流が悪くなり肩こりの原因となります。

腰痛

つわりの症状がはじまる妊娠初期に分泌されるホルモンによって子宮をやわらかくし、背骨や骨盤、関節なども緩められるようになります。こういった身体の変化によって腰痛を感じることがあります。

呼吸が苦しく感じる

妊娠中の息苦しさにはさまざまな原因がありますが、血流の変化によって貧血状態になって息苦しさを感じる場合や、子宮の拡張によって肺を圧迫し、呼吸が苦しくなることがあります。

耳が詰まったように感じる

妊娠初期に耳が詰まったように感じたり、膜が張ったように感じたりする場合も、ホルモンバランスの変化に関係があります。血行不良やつわりによる体重減少が原因になることがあります。

げっぷが出る

げっぷは、食べ物を飲み込むときに一緒に空気を飲み込んだ場合に出てくるものです。食べつわりなどで空腹を満たす場合の食べすぎや、よだれつわりの際の唾を飲み込むときに空気を飲み込んでしまい、げっぷが増える場合があります。

つわりの種類別!効果的な対策方法

主な5種類のつわりがあらわれたとき、つわり症状を緩和させる方法は次のようになります。

吐きつわりの対処法

吐きつわりの場合、気持ち悪くて食べ物を口にしたくないことが多いですが、栄養失調や水分不足による脱水症状を避けるため少しでも栄養をとれるよう工夫が大切に。「食べられるものを食べられるときに食べる」が吐きつわり一番の対処法となります。つわりが落ち着いたときに、ツルッと飲み込めるゼリーやプリン、アイスや小売りなど冷たいもの、などが比較的食べやすいです。

また、疲れやストレスを溜めない工夫も大切。つわりのときは無理せず、できるだけリラックスして休息をとるようにしてください。

食べつわりの対処法

空腹の状態を作らないことが一番。身の回りにすぐに食べられるものを用意しておきましょう。食事は複数回に分けて少量ずつ摂る、朝起きたときの空腹に対応するため枕元にすぐ口にできるもの(お菓子など)を置いておくのもおすすめ。

吐き気が強いときは固形物の代わりにスープを用意したり、温かいものは冷やしてから食べる、なども大切。この時期は「食べられるものを食べられるときに食べる」が基本ですが、ビタミンAの一種であるレチノールを妊娠初期に過剰摂取すると胎児の奇形に影響する可能性があるので、含まれる成分に注意しビタミンAの過剰摂取は避けてください。

葉酸サプリやビタミンB6がつわりの緩和に

なお『ビタミンB6や葉酸の不足が吐き気に繋がる』というデータもあるので、つわりの症状を抑えつつ、この時期に摂取の必要な栄養を摂るためにも「葉酸サプリ」がおすすめ。

サプリに配合されるビタミンB6が嘔吐の軽減に有効とされており、つわりの症状を緩和の助けにもなります。

少量ずつ食べ物を摂取する際、あわせて葉酸サプリを飲んでみることでつわり対策と妊娠中のカラダづくりを同時に行えますので、この時期は非常に効果的です。


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匂いつわりの対処法

敏感に感じてしまう特定のにおいの原因を遠ざけることが一番の対策です。火を通したものはにおいが強くなる傾向があります。苦手なにおいを感じる前からマスクやハンカチで鼻を覆う・においを感じてきたら火を止める・ごはんは別室で炊く、などにおいを遠ざけるようにしましょう。

また、好きな香りを身近に置いたり、香料が含まれる石けん・洗剤・化粧品などを無香性にすることでもある程度症状をおさえることができます。なお、無香性でもにおいが気になる場合は別の無香性やハーブ系の天然素材を使用してるタイプに切り替えて、自分に適したものを探しましょう。

眠りつわりの対処法

眠気を感じたら逆らわずに眠ることが一番の対処法ですが、仕事をしている場合など難しい場合もあります。眠りつわりによる眠気を回避できるようガムを噛むなど気を紛らわす、業務に集中できる環境にするなどの対応が必要です。無理に仕事をしてもミスが増えるだけなので、状況によってはつわりが落ち着くまで仮眠することを会社や上司に相談してみましょう。なお、家事の場合、体調の良いときにまとめてやれることをやる、がスムーズです。

よだれつわりの対処法

よだれつわりは少しいつもより多いと感じる場合もあれば、ダラダラ流れ異常に多い場合もあります。過剰なよだれの場合は、いっぺんに吐き出さずにこまめにハンカチやティッシュなどに含ませて出すのがおすすめです。

通勤・外出時は空のペットボトルに吐き出したり、キッチンペーパーを入れたビニール袋を用意して吐き出したりが便利。また、ミント系で清涼感のある飴・ガムを口に含めると比較的唾液も飲みやすいので、バッグやポケットに忍ばせておくのもおすすめ。

つわりの種類で性別は決まる?

食べつわりなら男の子、吐きつわりなら女の子、食べ物の好みが変化して揚げ物・お肉などを食べたくなると男の子、甘いもの・野菜が好きになったら女の子、などつわりの種類でお腹の赤ちゃんの性別が変わる、といった噂を聞いたことがあるかもしれません。ですが、あくまで噂。これらには医学的な根拠はありません。

関連記事:つわりで性別の判別ができるって本当なの?噂の根拠と真実は?

 

つわりが重症で辛い… 的確な対処法は?

いつかは終わるつわりですが中期・後期になってもつわりが治まらない・重すぎるといった場合は以下をお考え下さい。

長引くようなら妊娠悪阻を疑う

軽度のつわりであれば症状が治まるまで症状に応じた対応をしますが、症状が重すぎる場合には重症妊娠悪阻が疑われます。基本的に安静にしてストレスを減らし症状が落ち着くのを待ちます。栄養や水分が補給できないようであれば点滴でカバーします。

以下の症状の場合、入院が必要になることもあります。

[入院が必要になる症状例]

  • 水を飲んでも吐く
  • 1日中吐いているのが何日も続く
  • 体重が5キロ以上減る
  • おしっこの量が少ない
  • めまいがする

病院で尿検査を受けよう

自分の症状が重症妊娠悪阻かもしれないと思ったら、受診して尿検査を受けましょう。つわりで食べられないことが原因であれば脂肪を分解してエネルギーに換える際に生産されるケトン体が尿にあらわれます。尿内のケトン体の有無を調べることで妊娠悪阻の判別ができます。

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つわりの症状に合わせて対処をしよう

つわりは症状も期間も個人差があり、人と比べることはできません。しかし、紹介した症状のいずれかに当てはまるため、自分のつわりの症状はどういうものなのか、他に原因はないかなど総合的に判断し、症状に合わせて正しく対処すれば楽になります。的確な対処方法でつわりを乗り越えましょう。

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