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眠りつわり?つわりで眠いしだるい、吐き気もする。原因と対策まとめ

 2017/08/11 妊娠
 

妊娠して心配になることのひとつにつわりがあります。つわりの症状というと、吐き気や嘔吐が一般的ですが、寝ても眠い…という症状がでる「眠りつわり」を訴える人も少なくありません。今回は、眠りつわりの原因や症状の詳細、対処法などについて紹介します。

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妊娠初期や中期に眠くなる… つわりで眠気が起こる原因

「眠りつわり」とは妊娠の初期から中期にかけて起こりやすい症状のひとつです。夜にしっかり寝ているのに昼間も眠くなってしまう眠りつわり、一体、何が原因で眠くなるのでしょうか?妊娠したら眠たくなるメカニズムについて説明します。

黄体ホルモンによる影響

妊娠すると黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの分泌が増えます。生理の前にも増えるホルモンですが黄体ホルモンには眠気を促したり体温をあげたりする作用があり強い催眠作用を促すことがわかっています。生理前なると眠くなるという人は同様に黄体ホルモンの仕業によるものです。そうすることで、母体を休ませて、赤ちゃんへしっかり栄養を与える効果があるともいわれています。

胎児の成長

妊娠初期には胎盤が作られる時期で、胎児も活発に成長するために、さまざまな栄養素が必要とされます。胎児の成長のために優先的に栄養素が運ばれることもあり母体に栄養素が不足するケースがあります。鉄分は不足しやすい栄養素のひとつで、そのために鉄欠乏性貧血になる妊婦が少なくありません。母体の血液中の鉄分が不足するため、鉄分の役割である酸素の供給が十分にできなくなります。そうなると、身体はできるだけ酸素を使わなくてもすむように、休ませようと働くのです。そのために眠いと感じることも考えられます。

血流が増えることによる影響

妊娠すると、胎児に栄養素を送る必要があるので、母体によりたくさんの血液を流そうとします。その結果、体に水分をためて血液量を増やそうと働きます。血液成分に比べて液体部分が増えるので、そのバランスが崩れてしまいます。簡単にいうと、血液が薄められたような状態になります。これもまた貧血と同じで、眠気やだるさを感じることも考えられます。

眠りつわりってどういうこと?症状の詳細は?

眠りつわりとは、ただ眠くなるだけなのでしょうか?詳しい症状について説明します。

強い眠気

眠りつわりが現れると、とにかく四六時中眠いと感じるようになります。夜間にしっかり寝ているにも関わらず日中も眠くなってしまうのです。眠気の程度については個人差が大きいのですが、なかには家事や仕事に支障が出てしまうほどに強い眠気におそわれる人もいます。

身体がだるく感じる

眠いというよりも、身体のだるさが強く現れる妊婦も少なくありません。朝に起きるのが辛かったり、やる気が出ないという人もいます。

頭がぼーっとする

頭がいつものように働かずに、ぼーっとしていると感じる妊婦もいます。いつもなら苦労なく判断ができることにも時間がかかったり、うまく考えられずに思考能力が低下しているように感じられます。

記憶力が低下する

なかには、記憶力が低下していると感じる妊婦も少なくありません。普段なら簡単に覚えられることにも苦労したり、忘れっぽく感じたりします。

眠りつわりは辛い… 深刻な問題点は?

眠りつわりの症状には個人差があり、軽い眠気ですむ人もいれば、深刻な問題に発展するケースもあります。眠い症状がひどくなると、どのような問題が生じるのでしょうか。

眠気がおさまらない

眠りつわりの症状が重いケースでは、とにかく眠気が強く現れます。寝ても強い眠気がおそってくるので、動きの少ないデスクワークの仕事の人は眠気と戦うことが大変なことがあります。仕事をしていなくても、眠気のために家事が手につかないという妊婦もいます。車を運転しなければいけないケースや自宅で火を使用する際には注意が必要です。

周囲の理解を得にくい

眠気が強い妊婦のケースでは、家事や仕事に支障が出てきてしまいます。妊娠初期に吐き気が現れるつわりというのは世間でもよく知られています。しかし眠気におそわれる眠りつわりについては世間の認知度は低い傾向です。周囲の理解が得られないケースがあり妊娠してから、「集中力が欠けている」「怠けている」などと誤解されることが考えられます。

眠りつわりに効果的!眠い時の対処法12選

妊娠初期にしっかり睡眠を確保しているのに、日中にも眠くなる人は眠りつわりかもしれません。多くの人は妊娠12~16週の胎盤ができあがるころにはおさまりますので、それまで次のような対処法で乗り切ってみてください。

1.眠くなったら寝る

眠いということは、身体を休めなさいというサインでもあります。状況が許す限りは、ゆっくり身体を休めましょう。仕事をしている人も理解が得られるのであれば、休憩時間に仮眠をとることをおすすめします。

2.身体を動かしてみる

仕事をしていると、眠いからといって、どこででも休むというわけにもいきません。デスクワークをしていると、どうしても眠気が増してしまいます。そのため適宜トイレに行ったりお茶を入れたりストレッチをしたりして椅子から立ち上がり身体を動かしてみましょう。

3.ガムを噛んでみる

口を動かすことは眠気解消におすすめです。運転中の眠気覚まし同様に、ガムを噛んでみると眠気がおさまることがあります。ただし、糖分が含まれていないガムにしましょう。妊娠中は虫歯になりやすいので、糖分が多いと、虫歯の問題を引き起こしかねません。

4.誰かと一緒に過ごしてみる

他人とおしゃべりをして過ごすのは眠気を覚ますのに効果的です。積極的に話をすることで眠くなりにくいでしょう。

5.冷水で顔を洗う

朝起きてすぐに冷水で顔を洗うとシャキッとするように、冷水で洗顔することには覚醒効果があります。外出中の場合は難しいですが、自宅にいる時には簡単にできるので、おすすめです。

6.手や耳をマッサージしてみる

手や耳には覚醒効果の高いツボが多いといわれています。耳を引っ張ったり、揉んだりするだけでも効果があるといわれているので、試す価値はあるでしょう。

7.口を大きく動かしてみる

口を動かすことは眠気を覚ますには効果的だとお話ししました。ガムやおしゃべりはそういった理由からも覚醒作用があるのです。口を大げさに動かして刺激を与えるだけでも、ガムを噛んだり、おしゃべりをしたりするのと同様の効果が期待できます。

8.家事は短時間で済ませる

家事はできるだけ短時間で終わることができるように工夫をしましょう。掃除はすみずみまでしなければ…と気負うことをやめたり食事をお惣菜にしたりするなどして横になる時間を作ります。眠りつわりがある期間は、家事への精神的なプレッシャーを少なくすることも大切なことです。

9.座ったままストレッチをしてみる

仕事をしていると、なかなか頻回に席を立つことが難しいという人もいるでしょう。そのような人は、座ったままで身体をストレッチしてみてください。手を組んで、頭の上にまっすぐ伸ばします。そしてそのまま右に左に後ろに軽く上体を倒します。気持ちがいいと思う程度で行いましょう。

10.シャワーを浴びる

自宅にいるなら、シャワーを浴びてスッキリするのも方法です。お風呂に浸かると身体が温まり眠くなるので、シャワーで汗を流す感覚にします。実際に、ウォーキングに出かけたりして汗をかくのも良いでしょう。

11.甘いものを控える

甘いものをとると血糖値の変動が起きます。特に白い砂糖は血糖値を急に上げて、急に下げることになります。眠気覚ましの飲み物にも気をつけましょう。コーヒー、紅茶、炭酸飲料なども一瞬は眠気がひくように感じますが、結局眠くなってしまうので、糖分の含まれた飲み物にも注意しましょう。

12.目が覚めるものを口に入れる

飲み物であれば、糖分の含まれていない炭酸水がおすすめです。おやつとしてカットした果物やナッツを口にするのもいいでしょう。

ツボの対策が効果的?眠気に効くツボ

眠気に効くとされるツボには幾つかあります。うち2つを紹介します。

頭のてっぺんにある百会

頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)というツボは、眠い時や頭が冴えない時に押すと効果があるといわれています。鼻筋と耳のラインが交わる付近を気持ちいと感じる程度に指で押します。

手にある万能な合谷

人差し指と親指の間、手の甲にあるツボを合谷(ごうこく)といいます。血行を良くしたり、自律神経を整える作用があるとされているので、眠気にも期待ができます。

周りの理解を得ることが重要!対策になる!

妊娠して眠気が起きることはホルモンの分泌から考えて仕方のないことです。できるだけ周囲の人にも理解をしてもらいましょう。理解をしてもらうと、母体の精神面の安定にもつながるので、とても大切なことです。

周囲の理解を得るには?

黄体ホルモンの分泌促進によって眠気が起こっていることを家族や職場の人たちに話すことで理解を得るのが得策です。つわりの症状は個人差が大きいものです。子どもがいるから分かってくれるだろうと期待するのではなく、積極的に自分から今の状況を話すようにして理解と協力が得られるようにすると良いでしょう。

協力してもらえば睡眠時間が確保できる

家族に理解をしてもらえると、自宅で横になるのにも気兼ねがいりません。職場でも上司や同僚に理解をしてもらえると、休憩時間を利用して仮眠を取ることが可能になるかもしれません。眠気が強い時に、無理をすると、仕事のミスや事故につながりかねませんから、できるだけ協力してもらうことが大切です。

眠りつわりは眠れる環境があるかが重要!

眠りつわりは通常のつわりと同じように、妊娠することで分泌が促される黄体ホルモンの作用によって眠くなる症状です。妊娠の中期には落ち着く人がほとんどですから、あまり深く考えすぎないで、身体の症状に従うのが一番です。眠いと感じる時にはできるだけ身体を休めるというわけです。そのためには、家族や職場の上司など周囲の人にきちんと状況を理解してもらうことが重要になるでしょう。

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