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落ち着きがない子供の原因は?親がすべき対応の仕方・接し方は?

 2017/08/26子育て
 
    落ち着きがない子供 原因

    他の子と比べて内の子供は落ち着きがない

    子供が他と少し違うと『大丈夫?『発達障害?』』『どうすればいい?』と悩んでしまうもの。

    本記事ではそんな親御さんに向けて

    • 落ち着きのない子の原因と対応の仕方

    についてお伝えします。

    落ち着きがない子供に見られる9つの原因と対応方法

    1.集中力が続く時間が短い

    集中力が続かない

    子供の集中力が散漫だとお出かけする際に勝手に道路へ走り出したりして危険ですし、お勉強や学校生活など不安も多くなりますよね?

    子供の集中力は続く時間は、幼児期の子供で年齢+1分ほどと考えられておりかなり短いことがわかります。

    小学生で15分ほど、中学生で30分ほど、高校生で45分ほどと言われています。また、大人でも長くて50分ほどで、もっとも集中力を高められるのは15分程度しかありません。

    子供に「集中しなさい」とは言いがちですが、実は大人もたいして集中力は続かないため、子供の集中力が短いことは、ある程度致し方が無いとも言えます。

    [対応]

    一般的に集中力は7歳くらいまでに養われると考えられています。集中力を養ってあげるには幼児期の過ごし方が重要です。

    お母さんの接し方もそうですが幼稚園や保育園で過ごす時間も子供に大きく影響を与えます。そのため、ご家庭以外で過ごす保育園・幼稚園・学校などの施設はなるべく良い環境を選んであげてください。

    2.好奇心旺盛(興味・関心が強い)

    好奇心旺盛

    子供は赤ちゃんの頃から言葉を耳だけでなく、お母さんや周りの人のしゃべる口の動きを見て視覚からも覚えようとします。

    小さい子供のうちは脳が未発達ですから、これから色々なことを覚えるために好奇心旺盛な時期がしばらく続きます。

    小さい子供にとって何もかもが新しく見えているので何にでも興味を示してしまい、言ったことをちゃんと聞いてくれない落ち着きがない行動をしてしまうことが多くなります。

    他の子よりも落ち着きがないがなくて好奇心旺盛な子供は、危険な場所へいちもくさんに駆け寄ってしまうので、心配でお母さんは目が離せないですよね。ですが、裏を返せば知的欲求が他の子よりも長けているとも言えます。

    [対応]

    エジソンなどの有名な偉人たちも子供の頃は落ち着きがなく、よくお母さんを困らせていたそうです。小さい子供の時期から色々な体験をすることで成長した後にそれがセンスとなってさらに個性が磨かれていきます。

    物事を理解できる年齢になってくればお母さんの言うことをちゃんと聞いてくれる子供になりますので、理解できる年齢までは気長に見守ってあげましょう。

    3.遊びたい欲求

    遊びたい欲求

    子供は大人と比べてエネルギーが満ち溢れているためエネルギーの“はけ口”をいつも探しています。

    エネルギーを解消するためのはけ口は遊びたい欲求へと変わり、お母さんの状況など見境なく目線に入ったものに興味を示してしまいます。

    そして、体が勝手に動き出してしまうのです。

    [対応]

    大人は義務教育などで協調性が身についているため周りの空気を読んで行動を抑制することができますが、小さい子供にはまだ難しいもの。

    落ち着いてほしいときは、遊び道具などを子供の目に届かない場所に片付けるなどをすれば、遊びたい欲求を抑えてあげることができます。

    4.かまって欲しい(愛情欲求)

    愛情欲求

    子供は“かまって欲しい”という愛情欲求が強いためお母さんの注意を引いて落ち着きがない行動をすることがあります。

    場合によっては、お母さんの服を引っ張ったり暴れてぐずついたりすることもあるかもしれません。

    家庭に赤ちゃんが生まれて新しい家族が増えた・夫婦喧嘩が多い、など子供にとって環境の変化や不安を感じる要素が多いと“かまって欲しい”という愛情欲求が強く働く傾向があります。

    [対応]

    子供は小さいうちは一人では生きていけません。そのため、家庭内で大きな変化が起きたり不安な気持ちが大きくなると愛情欲求も必然的に強くります。

    家庭内に大きな変化があった場合、子供が愛情不足にならないように心のケアをしてあげてください。

    愛情欲求が満たされていない子供は自分の居場所を見失ってしまうため怒りっぽくなる・キレやすくなる、などが多くなると考えられています。

    また、子供を強く叱ったあとはそのまま放置せず、「ごめんね」とその後に伝えて子供を抱きしめるなどの愛情表現で心のケアをしてあげることも大切です。

    子供にとって安心して成長できる環境は不可欠。家庭内トラブルの少ない平穏な日常を過ごせる環境をづくりを心がけてください。

    5.自分の思い通りにならない

    思い通りにならない

    子供は自分の思い通りにならないとかんしゃくを起こすことがあります。

    いくら言い聞かせても落ち着きがない行動がいつまでも続くので、お母さんを不安にさせて困らせてしまうかもしれません。

    ですが、自分の思い通りにならないとかんしゃくを起こしてしまう落ち着きがない行動は“自我が芽生えてきた”という証拠でもあるため実は喜ばしいこととも言えます

    [対応]

    子供の自分の思い通りにしたいという欲求を無理に抑え込もうとするのも成長に悪影響。

    子供に自分の思い通りにしてはいけないという気持ちが働いてしまうと、意見をはっきり言えない・他人の意見を聞いて失敗すればその人のせいにする、など責任感のない子供に育ってしまいます。

    ときには子供の思い通りにさせてあげたり、ただのワガママだった場合は気分を上手く気をそらしていくなどの工夫をしてください。

    6.ストレス

    ストレス

    子供は大人のようにストレスを上手く発散できないため、落ち着きがない行動をとることがあります。

    勉強・習い事・友達との関わりなど、大人と同様に子供にも小さいながらにコミュニティーを持っているため、それなりのストレスを抱えることがあります。

    [対応]

    何の理由もなくいきなり大声を出すなどの落ち着きがない行動には実は子供が何かしらのストレスを抱えている可能性があると考えて接してください。

    また、子供のストレスにはおねしょ・おもらし・ツメを噛むなどの身体的な症状がSOSのサインとして目に見えて現れることもあります。

    こういったストレスをすぐに察知してあげるためにも、子供の話を聞いてあげていつもと様子が違うか?変化はないか?観察し、子供の抱えるトラブルの解決を手伝ってください。

    7.絵本の読み聞かせ教育

    絵本 教育

    絵本に触れさせる機会が多かった子供はメリットとして集中力が高くなる、と考えられています。また、理解力や文字を覚える早さや創造力などにも影響するため将来的に学業や就職などにも有利になります。

    本を好きになってくれたら結果的に落ち着きのある子供になってくれるし教養も身についてきます。

    ドイツでは「本のない部屋は、魂のない身体のようなもの」と言われるほど本は身近な存在です。

    本に触れ合う機会を積極的に増やしてあげましょう。

    8.片付け・整理整頓教育の影響

    片付け

    片付けや整理整頓などの教育が子供の落ち着きがない行動に影響すると考えられています。

    そのため、遊び道具を子供にやらせずにお母さんがいつも片付けている状況は良くありません。

    [対応]

    遊び道具を分類別にして片付けさせてあげると集中力が高められる・頭が良くなる等のメリットがあります。

    片付けや整理整頓は考えないとできないので、子供の時期から頭を働かさせてあげることは将来的に学業にも大きく役立ちます。

    小さいうちはすぐにはできませんので、まずはお母さんと一緒に片付けてあげるところから始めていきましょう。

    9.家庭環境による影響

    家庭環境

    夫婦仲が悪い・不必要なしつけ・虐待・過干渉・言うことを聞かないのなら勝手にしなさいといった両極端な考え方など、落ち着きがない子供を育ててしまう要因となります。

    他にも、衝動的に怒って自尊心を傷つけてしまった・お母さんがいつもイライラしている、なども影響があります

    [対応]

    お母さんに悩みがあって子供にうまく接してあげられない場合、精神的な支えになりそうなパートナー・周りの人に相談しながらまずはママの悩みを解消して家庭環境を整えていきましょう。

    少年犯罪・非行・うつ病などの二次障害も家庭環境が影響するため、うちだけは大丈夫だと過信してしまうのは非常に危険です。

    落ち着きがない子供の原因がADHDの場合

    落ち着きがない子供 原因 ADHD

    ADHD(注意欠陥多動性障害)とは?

    ADHD(=Attention Deficit Hyperactivity Disorderの略)は注意欠陥多動性障害とも呼ばれており3つの症状が見られます。

    [ADHDに見られる3つの症状]

    1. 不注意・・・集中力がない、気が散りやすい
    2. 多動性・・・じっとしていられない、落ち着きがない
    3. 衝動性・・・順番が待てない、考える前に行動してしまう

     

    3つの症状は小さい子供によくある行動でもあるため、周囲の人に障害として理解されづらい面があります。

    そのため、落ち着きがない困った子供だ・親のしつけがなっていない、など誤解をされることがあります。

    ADHDの子供は感情や行動のコントロールが難しいという特徴があるため、年齢に釣り合わない行動を多くとってしまい学業や社会生活に支障が出てしまうことがあります。

    病気ではなく障害

    ADHDは病気と間違われやすいですが生まれつき脳の機能に遅れがある発達障害となります。

    一般的に治療をすれば治る病気とは違って子供としっかり向き合って気長に見守ってあげる必要があります。

    ADHDは落ち着きがない行動以外に知的障害を伴っていることも多く、ADHDを病気として認識してしまって治るものだと親が勘違いしてしまうと子供を我慢できない子・頑張って努力しない子と評価してつらい気持ちにさせてしまうことがあります。

    ADHDの原因

    ADHDの原因はまだ詳しくわかっておらず、現段階では遺伝・環境・先天的な脳の体質・脳の発達のアンバランスなど様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

    脳の発達のアンバランスは、画像診断によって脳の発達が健常者の子供に比べて小さいことが分かります。

    健常者の子供にはできることでもADHDの子供は脳の発達のせいでできないことが多くなります。

    ですから、決して甘えて努力をしていないわけではありませんので必要以上に叱らないよう注意してください。

    もしかすると、健常者の子供よりもたくさん努力をしているかもしれず、どれだけ頑張っても周りの人やお母さんに叱られたりすると「自分のしている行動はダメなこと」と子供は悔しい気持ちになってしまい、自信も徐々に失い自己肯定感を下げながらこれから生きていかなくてはいけません。

    小学生になっても落ち着かなければADHDの可能性

    個人差はありますが子供によく見られる落ち着きがない行動は小学2年生(8歳前後)には減っていくと考えられています。

    ですが、ADHDの行動で見られる不注意・多動性・衝動性が6ヶ月以上続き、家庭以外の学校生活や社会生活などでも多く見られる場合はADHDの可能性が考えられます。

    ADHDによる落ち着きがない子供の行動は、親や先生でもなかなか言い聞かせられなくて手に負えない状況になりやすく、学校生活や友達との関わりに支障が出やすくなる傾向があります。

    また、行動がエスカレートしてしまうと二次障害による小児うつ病・心身症・非行・不登校を起こすリスクもあります。

    ADHDかどうか?はご家庭で判断することは難しいため心配な場合は各市町村の設けられた専門機関や児童相談所に相談しましょう。

    専門機関では適切な療育・投薬・環境の改善・手厚いサポートを受けることができますので落ち着きがない子供の行動を改善させるキカッケになります。

    ADHDの子に見られる特徴

    [ADHDの子供に見られる9つの特徴]
    1. すぐに迷子になる
    2. 宿題などの忘れ物が多い
    3. すぐに気が散る
    4. 約束や決まりごとなどのルールが守れない
    5. 動きが激しい
    6. 授業中でもじっと座っていることができず、歩き回る
    7. 座っているけど身体を常に体を動かしてしまう
    8. 整理整頓ができない
    9. 行動や感情を爆発させてしまう

    子供がADHDだったら不幸ではないか?集団生活が求められる保育園・幼稚園・学校などにおいては周りの子と比べて落ち着きなく過ごしていることにかわいそうに思ってしまいかもしれません。

    ですが、その子にとっては必ずしも不幸というわけではありません。

    一番の不幸は脳の特性をお母さんや周りの人たちに理解してもらえず、いつも叱られ続けて自信を失ってまで社会生活を送らなくてはいけないことです。

    親は抱え込み過ぎない

    子どもの成長とともに、落ち着きがなかったりかんしゃくを起こすといった行動によって周囲に迷惑をかけたり問題視されてしまうことも多々あるかもしれません。

    ですが、子供の落ち着きがない行動は親のしつけや教育が原因と結びつけることはできませんので全てを抱え込み過ぎないように気をつけてください。

    また、周りの子よりも発達が遅れていると思ってしつけを強めてしまうことは子供の成長にとって逆に悪影響となります。

    落ち着きがない子供への接し方は、ADHDであろうとなかろうと同じように接してあげることが良いと考えられています。

    ADHDの子供への12の接し方・対応方法

    ADHD 子供 対応

    1.「ADHD」自体を理解する

    子供の落ち着きがない行動は、周りの人が見たら自分勝手でワガママな子供だと勘違いされるかもしれません。ですが、ADHDは脳の機能が周りの子供と比べて発達が遅れがちなだけの障害ですのでお母さんも周りの人と同じように勘違いをしないように注意してください。

    周りの子供と違うということは抜きん出た個性があるということですから、その個性を否定せずにしっかり受け止めてあげてください。そうすれば子供も自信が持てるようになり、安心して成長してくれます。

    また、ADHDと診断された子供の中には成長するにつれて症状が低減したり無くなったりする人もいます。

    ADHD自体を理解して子供の成長をしっかり見守ってあげることが健やかな成長へと導いてあげる第一歩だと、まずはお母さん自身が理解してあげてください。

    2.攻めるのは無く受け入れる

    ADHDの子供は学校の授業を受けることが難しかったりやお友達とのコミュニケーションが苦手な傾向があるります。

    予期せぬ行為によって周りに迷惑をかけてしまったりお友達との関係がうまくいかずケンカになることもあるかもしれませんが、その点を強く攻められると自信を失い、緊張状態が続くとストレスを抱えやすくなります。

    お母さんは子供攻めるのではなく子供の行為を受け入れてあげてください。

    受け入れるということは本人に伝わりやすい形で自立への療育を行い、その行為を攻めるのではなくリカバリーする方法を身につけさせてあげることです。

    子供を自立させるならその子の個性や能力を伸ばしてあげることが重要です。

    そのためにも、早めに適切な療育を受けさせて環境を整える必要があります。

    子供の行為を攻め心を傷つけてしまわないように注意してください。

    3.その子の「特性」を理解する

    発達障害と一概に言ってもADHDと重なってアスペルガー症候群や学習障害などの障害がいくつか現れることがあります。

    性格や年齢、環境の違いによって得意なこともあれば不得意なこともあるため、自分らしく成長しながら社会に適応していくにはその子の特性を理解して対処してあげる必要があります。

    現在は昔と比べてADHDという名称は広がっており、脳の機能が遅れることによって起きる発達障害ということも認識されています。そのため、その子の特性を理解した療育による環境調整・ペアレントトレーニング・ソーシャルスキルトレーニングなどを学ぶことでADHDへ改善を助けることができます。

    <ADHDを緩和させるための3つの療育治療>

    [環境調整]

    環境調整は、家庭や学校などでADHDの症状が出にくい環境づくりを目指します。集中力が続かない子供には机の周りに興味を引くような物を置かないようにしたり、忘れ物が多い子供には必要なものは玄関やドアの前などの通り道に置くといった実施を行っていきます。

    片付けができない子供には、使った遊び道具を元の場所に戻しやすいように道具箱に工夫をしてみたり、視覚や聴覚が過敏な子供にはカーテンを引いたりヘッドフォンをするなどの実施をしていきます。

    [ペアレントトレーニング]

    ペアレントとは保護者を指しており、保護者の方がADHDへの理解を深めて子供との接し方や対処方法を学ぶためのプログラムです。言い聞かせを守らなかったときの注意の仕方やしてほしくない行動を減らす方法、自己肯定感を養ってあげられる褒め方など、具体的な場面を想定した子供との接し方を学ぶことができます。

    [ソーシャルスキルトレーニング]

    子供の特性を活かして学校や社会生活で必要な技術を習得していくためのトレーニングを行っていきます。ADHDの人は、相手の話を聞くことや順番を守る、あるいは怒ってはいけないなど、「望ましい行動」、「望ましくない行動」のルールを身につける必要があります。

    ソーシャルスキルトレーニングでは、こういった学校や社会生活で必要とされるルールや行動のコントロール、人とのコミュニケーションなどをスムーズに身につけられるようにトレーニングが実施されます。

    以上のようなADHDを緩和させるための3つの療育治療は、発達障害の専門の病院や児童発達支援事業所などで学ぶことができます。また、次でご紹介する専門機関へ相談してから案内してもらうのもいいですよ。

    4.専門機関への相談する

    ADHDは発達の遅れの障害ですが、早めに療育を始めて環境を整えてあげることで早い段階で発達の遅れをフォロー・手助けしてあげることができます。

    思春期のタイミングや投薬によって子供の症状に変化や改善が見られるといったことがありますので早めに専門機関や病院で診てもらいましょう。

    各市町村には自治体の窓口として各専門機関が設けられています。

    [専門機関]
    • 発達障害者支援センター
    • 発達障害情報・支援センター
    • 発達障害教育情報センター
    • 児童相談所

     

    専門機関ではADHDの子供だけでなくお母さんの精神的な支えとなる手厚いサポートもしてくれるため、どうしていいのかわからない時は身近にある専門機関で相談してみましょう。

    児童相談所では知能検査や発達検査などを受けられることもありますしADHDについて相談することもできます。

    最寄りに児童相談所などがない場合、電話での相談も可能なところもあります。

    もしADHDの可能性があるようなら、相談所で専門医を紹介してもらえば適切な対処ができます。

    5.話を分かりやすくする・視覚情報を活用する

    言われた通りの行動ができない落ち着きがない子供は難しい言葉や曖昧な表現では伝わりにくい傾向があります。

    何をすればいいのか?を順番にわかりやすく短い言葉を使って具体的に伝えてあげましょう。

    また、絵やチェックリストなどの視覚的な情報は頭に残りやすいので視覚からの訴えかけも併せて活用してください。

    なお、悪い点を注意する際は時間を空けず、その場でなぜ注意されたのか?の理由を伝え、併せて改善する方法も一緒に教えてあげましょう。

    感情的に怒ってしまっては逆効果ですのでご注意ください。

    6.叱らないで良い面を褒める

    落ち着きがない子供は叱らないで良い面を褒めてあげると自己肯定感が養われて周りの人に貢献できるという自信が芽生えてきます。

    逆に否定ばかりされると劣等感や孤独感を持ってしまい、自信を失って周りとの距離を遠ざけてしまうことがあります。

    供の良い面を見つけるようにし、積極的に褒めてあげる・抱きしめるなど分かりやすい表現で示してあげましょう。

    特に子供が小さいうちはADHDかどうか関係なく、お母さんや周りの人から言われたことに対してすぐに判断して行動するのは難しいものです。

    小さいころに叱られてしまうとパニック陥り自信を失いやすく心の深い根本から傷ついてしまうことがあります。

    自信を失わせることは子供の成長にとって悪影響、自信をつけさせてあげるための成功体験としてできたことはたくさん褒めてあげてください。

    7.子どもが慌てても見守る

    子供が慌ててしまってもまずは見守ってあげてください。そして、子供が落ち着いてきたら対処してあげましょう。

    慌ててしまう原因は叱ったり思い通りにいかなかった場合に起きるやすいため、あまり追い詰め過ぎないようにご注意ください。

    また、子供だけでなくお母さんにも落ち着きのある行動が求められます。

    8.感情的にならない

    子供は周囲の人から影響を強く受けるため、お母さんが感情的だとお子さんも同じように感情的な子供に育ってしまいます。

    不安という感情も子供にはしっかり伝わってしまうので心配し過ぎるのも子供にとって悪い手本となってしまいます。

    また、お母さんの怒った感情は子供の反抗心を芽生えさせたり、興奮状態に陥ってしまうことがあります。そのため、平穏な環境を心がけて笑顔で話しかけてあげましょう。

    個人差はありますが真正面の位置で向き合って話しをすると子供がストレスを感じることがあるので、その場合は斜めに座って向き合って話すことでリラックスして聞いてもらえやすくなりますよ。

    9.善悪のルールは繰り返し教える

    善悪のルールは子供が社会生活を送るために必要なこと。くり返し教えてあげましょう。

    「言ってもどうせ聞いてくれないから」という理由があったとしても善悪のルールを子供に教えてあげないのは子供の将来に悪影響。

    子供はちゃんと聞いています、頑張ってお母さんの言い聞かせを守ろうと努力しているけど理解するのに少し時間がかかるだけなんです。

    落ち着きがない子供は一回だけでは理解することが難しいことが多いのです、繰り返し教えてあげることで伝わって理解もできるようになっていきます。

    10.ときには「相手にしない」という選択も

    子供が教えたことに対して落ち着きがない行動をした場合『ときには相手にしない』という選択も必要です。

    もちろん無視をするというわけではなく、子供に感情のコントロールをしてもらうという働きかけが大切です。

    静かに話すことを促して身につけさせてあげられることにつながります。ママ友と話をしているときに子供が会話に割り込んできたとしても感情的になってその度に叱っていては子供はなかなか静かに話すことを覚えてくれません。

    その場合、相手にしないという選択をして子供に静かに話すことを促してあげましょう。

    11.普段から過ごしやすい環境づくり

    普段から遊び道具が片付いていない・テレビがつけっぱなしなどの環境だと、目線に入って興味がそちらへ向かってしまうため集中力の持続が難しくなります。

    特に大きい音や強い光といった外からの刺激に興味を示しやすい傾向があります。

    勉強やお話を集中して聞いて欲しいときは、子供が興味を引いてしまうものはできるだけ目線に入らないように遠ざけ、普段から集中しやすくて過ごしやすい環境づくりを心がけてください。

    その情報を学校の先生と共有できれば、授業中でも立ち歩いたりせずに集中してお話を聞けるようになってきます。

    • 環境づくりの一環として

    普段からの心がけの一環でADHDの子供向けのサプリメントを利用するのも1つの手。

    adhdの子供向けサプリのおすすめ7選。選び方から解説」でもお伝えしたように症状緩和を手助けする専用のサプリメントも徐々に増えてきましたので、ぜひご参考になさってくださいね。

    12.学校で過ごしやすくための支援・心がけ

    • 席は興味を引く窓側ではなく、先生に近い場所にしてもらいましょう。
    • プリントを配る係などその子の特性に合う役割を任せてもらって、できたことは褒めてもらいましょう。
    • 忘れ物をしないようにイラストや写真、文字などでチェックリストを作りましょう。
    • 置き傘など必要な道具は家と学校の両方に置くようにしましょう。
    • お友達の遊び道具を奪ったり突き飛ばしてしまう行為など、感情のコントロールが難しい理由は、発達障害による脳の特性であることをママ友に理解してもらいましょう。

    子供がADHDだとした場合、このような支援や心掛けをすることで子供は学校で平穏に過ごせるようになりますしお母さんの精神的な負担も減らすことができます。

    一般的な教育はみんなが同じ行動をさせることが要求されることが多いですが、予め子供に合う基準を定めてあげることで先生も対応しやすくなります。

    また、担任の先生から子供が叱られてしまう回数も自然と減りますので、その結果、子供は自信を失うこともなくなって自己肯定感を高めることができます。

    まとめ

    落ち着きがない子供の育児はとても大変だと感じていると思いますが、あなただけではなく多くの先輩ママもその大変な育児を経験しています。

    ADHDが原因となっているかどうかは2、3歳くらいでは診断は難しいですが、結果がどちらにせよ育児が大変なのはみんな同じですからきっと大丈夫です。

    何よりも子供を否定せずに育児を楽しむことが、落ち着きがない子供へ接し方で最も大切なこと。

    心配になるお気持ちはわかりますが、周りの精神的な支えとなってくれるパートナーや児童相談所にも助けを求めながら育児を楽しんで取り組んでみてくださいね。

     

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