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妊活には葉酸が欠かせない。いつから必要?期待できる効果や働きは?

 2018/05/18 妊活
 
妊活 葉酸 夫婦

妊活中の女性にとって「葉酸」は妊娠するための体づくりとして欠かせない栄養の1つ。

妊活中の体づくりを考える女性に向けて、

  • 妊活に欠かせない葉酸のもつ特徴
  • 妊娠するための体づくりへの影響
  • 妊活でおすすめの葉酸サプリ

についてお伝えします。

妊活中に「葉酸」の摂取がおすすめされる理由

妊活 葉酸摂取 夫婦

葉酸が妊活の成功に影響する

葉酸は『赤ちゃんが欲しい』と考える妊娠前後の女性に対して最も活躍してくれる栄養素の1つ。特に妊活中の女性にとっては『妊娠しやすい体づくり』をサポートしてくれます。

葉酸は細胞の増殖・分裂をサポートする働きがあるため体の成長に不可欠の栄養素。加えて、赤血球の生成を助ける働き(造血作用)も持ちます。

これらの葉酸の働きは妊娠を希望する女性にとって着床環境を整え妊娠しやすい体づくりの助けとなるだけでなく、妊娠中の妊婦さんのママになるための体づくり・妊娠中のお腹の赤ちゃんの健やかな成長、それぞれにとっても欠かすことはできません。

厚生労働省も「妊娠の1か月以上前からの摂取」を推奨

厚生労働省

出典:厚生労働省

厚生労働省によると、妊娠の1ヵ月以上前からの葉酸摂取を推奨しています。

葉酸の摂取時期を少なくとも妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までとしている。一方、妊娠が判明してからの摂取でも効果がみられたとする報告もある。

引用:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について|厚生労働省

詳しくは後述しますが、葉酸の摂取によってお腹の赤ちゃんの先天的な障害を防ぐことが期待できるためです。

つまり、妊娠を希望する妊活中の方々は今から妊活期に必要な葉酸量を摂取する必要があります。

 妊活中の葉酸摂取で貧血による不妊の影響を対策

妊活 葉酸 不妊

妊娠に欠かせない良好な血行

不妊と貧血の関係は?鉄分を摂取して妊活のための体づくりをしよう」でもお伝えしているように、貧血は不妊に影響します。(卵巣の機能低下・生理不順・黄体ホルモンの低下、など。)

そのため、貧血気味の方は知らないうちに妊娠の機会を逃している可能性があります。

そこで、造血作用のある葉酸を摂取し、不足していた血液量を改善することで貧血や血行の改善に働くため、不妊に悩む女性が妊娠しやすい体づくりになる助けとなります。

特に、女性の通常時における葉酸の1日の推奨摂取量(240μg/日)が摂れていない方は食生活の見直しやサプリメントの併用を考えてみてください。

冷え・疲れやすさの改善

葉酸不足による貧血は冷え性に影響します。

冷えは内臓機能を低下させる可能性があるので子宮環境にも影響します。また、貧血がひどい方の場合、疲れやすい・体調不良なりやすい、などがあり、妊活で大切な性行為にまで影響が出ることも考えられます。

妊娠を希望する場合、「妊娠しやすい時期はいつ? 排卵日を計算して妊娠確率を高めよう」でもお伝えしているように排卵日の前後2,3日の性行為が良いと考えられていますが、貧血がひどい方はそれが難しく、結果として妊娠しにくくなることも想定されます。

妊活中の葉酸摂取は着床のしやすさに影響

妊活 葉酸摂取 着床

着床しやすい子宮環境づくり(良好な子宮内膜を作る)

子宮内の血行が悪いと子宮内膜(受精卵を着床させる場所)に厚さや柔軟性が足りず、受精卵が着床しにくくなる可能性があるため、妊娠するための環境づくりに影響します。

そこで、血行を改善して十分な酸素や栄養が運ばれるようになると子宮内膜に着床しやすくなり、さらには受精卵が正常に成長しやすくなります。

葉酸摂取量の増加は出生率の上昇に関係する

アメリカのマサチューセッツ総合病院にて232人の女性を対象とした不妊治療に関するためのアンケート調査によると、「葉酸摂取量の増加は出生率の上昇に関連する」という報告がされています。

出典:「Dietary Folate and Reproductive Success Among Women Undergoing Assisted Reproduction」

結果としては、1日800μg以上の葉酸を摂取していた女性は1日400μg未満の女性に比べると、出産の成功率が20%高くなった、というものです。

対象が日本人ではないので一概にすべてが日本人女性にも適応されるとは言えませんが、妊活における葉酸の必要性・影響を示す事例といえます。

なお、日本人女性が摂取すべき葉酸量については後述する「妊活で必要な葉酸の摂取量(18歳以上の女性)」にて詳しくお伝えします。

妊活中の葉酸摂取が生まれてくる胎児の先天的障害を予防

妊活 葉酸摂取 先天的障害

妊活中の方にとって妊娠することは一番大きな目的。ですが、妊娠するだけでなく出産後の赤ちゃんが健やかに成長することまで考えておく必要があります。

葉酸は、産後の赤ちゃんが先天的な障害(奇形)である「神経管閉鎖障害」になるリスクを大きく下げることができるとことが分かっています。厚生労働省が妊娠前から葉酸摂取を推奨しているのもそのためです。

出典:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について(PDF)|厚生労働省

出典:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について(web)|厚生労働省

【参考】神経管閉鎖障害の症状

神経管閉鎖障害の症状は脳か脊髄に出るパターンがあります。

  • 脳に出た場合

「無脳症」と呼ばれ、胎児の脳がうまく作られず、短命もしくは死産となるケースが多い状態。

  • 脊髄に出た場合

赤ちゃんの背中にこぶがあるような見た目で、脊髄がうまく収まらず飛び出ている・脊髄の形成不良や欠損が見られる、など「二分脊椎」と呼ばれる状態になります。

二分脊椎の発生頻度は1万人の赤ちゃんに対して5、6人ほど。

例えば、年間約100万人の新生児が誕生しますが、その内500~600名ほどが二分脊椎になる計算です。数字で改めて考えると決して珍しい障害ではないことが分かります。

必ずしも死産するわけではありませんが何らかの後遺症が残る可能性が高く、生後すぐの手術が必要となります。

なお、以下の特徴を持つ女性は二分脊椎の赤ちゃんを妊娠する可能性が高い傾向にあるので、ご自身と照らし合わせてご参考ください。

[参考]二分脊椎の赤ちゃんを妊娠する可能性がが高い女性の特徴

  • 葉酸不足
  • 肥満
  • 特定の薬を服用(アスピリン・ピル・抗てんかん薬、など。)
  • 糖尿病
  • 遺伝子多型のタイプ(体内で葉酸を上手く利用できない。)
  • 妊娠前期の高熱発作

参考出典:葉酸サプリメントは神経管閉鎖障害の発生リスクを低くする|順天堂大学

参考出典:難病情報センター | 奇形症候群分野 二分脊椎(平成23年度)

葉酸で予防が期待できる他の障害

妊活時期に必要な葉酸量を摂取することは神経管閉鎖障害のリスクを抑えるだけでなく、先天性の心疾患・口蓋裂などの奇形の予防にも役立ちます。

妊活における葉酸はいつからいつまで摂取すべき?

妊活 葉酸摂取 いつから

葉酸は妊娠前から飲むのが理想的

厚生労働省も推奨しているように、葉酸は妊娠の1か月以上前からの摂取が推奨されています。

妊娠前のママの健康維持や着床しやすい環境づくりのためだけでなく、健康な赤ちゃんを無事出産するという意味でも妊娠前からの葉酸摂取が欠かせません。

参考出典:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について|厚生労働省

妊活で必要な葉酸の摂取量(18歳以上の女性)

  • 食事からの摂取:240μg
  • サプリメント:400μg

合計640μgの摂取を目指してください。

出典:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要|厚生労働省

出典:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について(web)|厚生労働省

妊活では男性も葉酸摂取を

男性は妊活中だからといって付加的な葉酸量が厚生労働省などから推奨されるわけではありませんが、葉酸は精子の細胞分裂にも関係します。

WHO(世界保健機関)や日本産科婦人科学会では不妊で悩むカップルの半分は男性側に原因があるとされており、精子が元気でなければ着床力にも影響します。

参考出典:不妊症|日本産科婦人科学会

また、葉酸は男性の精子の質を改善(染色体異常のある精子の割合を減らす)する効果が期待できるため、パートナーと協力して葉酸を摂取していきましょう。

  • 男性に必要な葉酸摂取量(18歳以上)

食事からの摂取:240μg

出典:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要|厚生労働省

妊娠・出産後も葉酸の摂取は欠かせない

なお、厚生労働省でも『葉酸の摂取時期を少なくとも妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までとしている。』と述べているように、妊娠後、特に妊娠初期までは意識して葉酸を摂取してください。

出典:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について|厚生労働省

  • 妊娠中(特に妊娠初期まで)の葉酸摂取

妊娠中(特に妊娠初期まで)の葉酸摂取は、胎児の健やかな発育(神経管閉鎖障害のリスク低減)・ママの貧血予防・妊娠初期の着床環境を安定、などに働きかけます。

なお、妊娠中の葉酸摂取量は「食事からの摂取:240μg+サプリなどから240μg(付加量)」で1日に合計480μgの摂取を心がけてください。

  • 出産後の葉酸摂取

出産後の葉酸摂取は、母乳を通じて赤ちゃんへ葉酸が届くため、赤ちゃんの発育に影響するだけでなく、母乳の元となる血液の生成にも働きかけるのでやはり不可欠です。

なお、出産後(授乳期)の葉酸摂取量は「食事からの摂取:240μg+サプリなどから100μg(付加量)」で1日に合計340μgの摂取を心がけてください。

出典:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要|厚生労働省

妊活でおすすめの葉酸が摂取できる食べ物

[葉酸を多く含む食べ物]
品目 葉酸量(100gあたり)
枝豆 320μg
モロヘイヤ 250μg
ほうれん草 210μg
ブロッコリー 210μg
あさつき 200μg
春菊 190μg
アスパラガス 190μg
水菜 140μg
サニーレタス 120μg
納豆 120μg
いちご 90μg
アボカド 84μg

参考:文部科学省 食品成分データベース

バランスよく偏り過ぎない

葉酸が欠かせないとはいえ、葉酸に偏り過ぎずバランスの良い食生活を心がけてください。

葉酸の吸収率を高めるビタミンやミネラルもあわせて摂取してください。

妊活でおすすめの葉酸サプリ

なお、「妊活向け葉酸サプリのおすすめ3選。妊活サプリの選び方から解説」でもお伝えしてますが、妊活中におすすめの葉酸サプリなら「ベルタ葉酸サプリ」がおすすめ。

妊活で必要になる葉酸の摂取をはじめ、葉酸の吸収率を高めるビタミン・血液を作る鉄(16mg)など豊富な栄養が配合されています。

また、ベルタ葉酸サプリへの取材インタビューでもわかったように、日々数百件の妊活相談に対応し、葉酸サプリの提供だけでなく、妊活・妊娠の悩み相談サポートなどもあるため、不安が多い妊活期に心強い安心感も届けてくれますよ。

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まとめ

葉酸は妊活を筆頭に妊娠中・産後と欠かせない栄養素。

妊娠するためのママの体づくりに加え、赤ちゃんの健やかな成長にも影響するため、普段の食事の見直しをはじめ、不足分は葉酸サプリで補うなど、葉酸不足にならないよう葉酸摂取を習慣化させてくださいね。

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