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妊娠しやすい時期はいつ? 排卵日を計算して妊娠確率を高めよう

    妊活中、妊娠希望の方であれば『妊娠しやすい時期』を把握し、そのタイミングに合わせて、パートナーと性行為をすることが大切です。そんな妊活中の方に向けて

    • 妊娠しやすい時期といわれる排卵日の特徴・見極め方

    についてお伝えしていきます。

    排卵日は妊娠のしやすさに影響する

    排卵と妊娠に至るまでのメカニズム

    妊娠は性行為により女性の卵子と男性の精子が出会うことで成立します。しかし、卵子はいつでも精子を待って待機しているわけではありません。

    排卵(※1)した卵子は卵管に取り込まれた時に精子がやってくるのを待つことになります。そして、精子と結合して受精卵になると子宮に移動して子宮内膜に着床し、妊娠に至ります。

    (※1)女性は卵巣の中に卵子のもとになる「原始卵胞」を一生分たずさえて生まれてきます。毎月生理が近づくと、ストックされている原始卵胞のうちの数個が成長し始め、その中で1番大きく育った卵胞(主席卵胞)の中の卵子だけが卵胞を突き破って卵巣の外に飛び出します。これが排卵です。

    排卵日が妊娠しやすい時期

    そのため、妊娠するためには排卵が起こる「排卵日」を見極め、排卵日のタイミングに合わせて性行為を行うことが必要があります。

    では、排卵日はいつあるのでしょうか?

    それをお伝えするためにも、あわせて生理周期と排卵の関係についてもお伝えします。

    生理周期と排卵日の関係

    生理周期は生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの期間のことを指します。

    ホルモンの分泌量の変化や卵子の状態などによって「卵胞期」「排卵期」「黄体期」「月経期」の4つの時期に分類されます。

    • 卵胞期(8~15日くらい)

    脳の下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌されたことで、卵巣の中でいくつかの原始卵胞が成長し、そのうちの1つが成熟していきます。すると、女性ホルモンの1つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌され、受精卵の着床に備えて子宮内膜が少しずつ増殖をはじめます。

    • 排卵期(2~3日くらい)

    卵胞(主席卵胞)が成熟して卵胞ホルモンの分泌量がピークを迎えると下垂体から性腺刺激ホルモンの1つである黄体化ホルモンが分泌されて卵子が飛び出します(排卵)。そして、飛び出した卵子は卵管に取り込まれて精子が来るのを待ちます。

    • 黄体期(14日くらい)

    黄体化ホルモンの働きにより卵子が飛び出した後の卵胞が黄体という組織になるともう1つの女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されるようになります。すると、プロゲステロンの働きで子宮内膜がふかふかのベッドのようにやわらかくなり受精卵を迎える準備が整います。

    • 月経期(3~7日ほど)

    卵子と精子が結合して受精卵になり、受精卵が宮内膜に着床すれば妊娠が成立します。しかし、受精卵が来なかった場合、2つの女性ホルモンの分泌量が急激に減少し、不要になった子宮内膜がはがれ落ちて血液とともに排出されます。

    排卵日の目安は?

    一般的に排卵は生理が始まった日の12~14日前あたりに起きていると考えられています。つまり、生理周期が28日の人なら生理開始から14日頃、生理周期が30日の人なら生理開始から16日頃に排卵日がくるということです。

    排卵日の確認方法|妊娠しやすい時期を計算する方法

    なお、生理周期や排卵日は体調の変化やストレスなどにも影響されるため、あくまでも目安にしかなりません。そのため、排卵日を予測する一般的な方法として「基礎体温表をつける」「排卵日検査薬を使う」「子宮頚管粘液の状態をチェックする」などがあります。

    • 複数組み合わせる

    なお、どの方法も確実に排卵日を特定できるわけではありませんそのため、これらの内から複数の方法を組み合わせて排卵日を予測するようにしてください。

    1.妊娠新やすい時期を基礎体温から知る

    体がもっとも安静な状態にあるときの体温である基礎体温。朝目覚めてすぐに測定します。

    女性の基礎体温は女性ホルモンの働きにより、生理周期の中で排卵期を境に低温期と高温期の二相に分かれます。

    ワンポイント

    1.低温期
    生理期間中である月経期から卵巣の中で原始卵胞が成長していく卵胞期は低温期が続きます。

    2.排卵期
    排卵期は基礎体温が低温期から高温期に変わり、移行する直前に基礎体温が一旦ぐっと下がってから急上昇するのですが、排卵はこの急激な変化の間にあると考えられています。

    3.高温期
    受精卵の着床に備えて子宮内膜が分厚くなる黄体期は高温期が続きます。

     

    • 基礎体温の測り方

    女性ホルモンの分泌による基礎体温の変化はごくわずかので、ふつうの体温計ではなく目盛りが細かい「婦人体温計」を利用してください。

    1. 基礎体温は起き上がるだけでも上昇するので、朝起きたらすぐ、布団の中で寝たままの状態で計ります。
    2. 婦人体温計の先端部を舌の裏側の付け根に当て、軽く口を閉じ、ずれないように手で抑えながら測定します。
    3. 測定した基礎体温を折れ線グラフの表に記録します。寝不足、体調不良、オリモノの量が増えたなど、いつもと違うことがあれば、それも記録しておくと良いでしょう。
    • 3カ月を目標に測り続ける

    基礎体温は妊活中であれば毎日継続して記録してきましょう。まずは3ヶ月を目標にすると良いでしょう。

    理想的には毎日同じ時間に計測すべきですが、多少起床時間がずれてしまっても大きな問題はありません。また、1、2日忘れてしまったからといっても測り止めないでください。継続して計測することが一番大切です。

    2.排卵検査薬で確認する

    排卵検査薬は尿中の黄体化ホルモンの濃度を測り、排卵が行われているのか?を確認する検査薬です。

    生理開始予定日の17日前から、1日1回、陽性反応が出るまで毎日ほぼ同じ時間に検査をし続け、陽性反応が出たら40時間以内に排卵が起こると考えられています。

    3.排卵日のおりもの(子宮頸管粘液)の状態で知る

    排卵が近づくと精子が子宮内に入りやすくなるように『おりもの』の分泌量が増え、粘り気が出てきます。

    これを確認するために、清潔な指で膣の中のオリモノを採取して指の間でゆっくり伸ばしてみてください。

    10cmくらい伸ばしても途切れなくなったら排卵日が近いという目安となります。

    4.オギノ式で計算

    黄体の寿命が14日であることをベースに排卵日を計算するオギノ式。

    体調の変化は個人差があるので完全な計算方法とは言えませんが、目安を絞り込む参考としてご活用ください。

    [オギノ式の計算サイト]

    参考:排卵日チェッカー

    参考:オギノ式計算機

     

    一番妊娠しやすい日は排卵日の当日だけ?

    卵子の寿命は排卵後約24時間、さらに受精できる時間は約6~8時間といわれているのに対し、精子は射精後数時間から受精が可能になり、その後2~3日は生存可能と考えられています。

    つまり、排卵が始まるより前に精子に女性の体の中で待っておいてもらうことでタイミングを合わせやすくなります。

    そのため、妊娠の可能性を高めるには『排卵の3日前から排卵の翌日までの4日間』に集中して性行為をするのが望ましいと考えられており、中でも4日間の中でも排卵日の前日と排卵日当日が妊娠の確率が特に高いと考えられています。

    妊娠しやすい体づくりのために

    ストレス対策

    過度なストレスは女性ホルモンバランスを崩し、受胎能力に影響を及ぼすと考えられています。

    ストレスをため込まないよう、気分転換や・識的にリラックスする時間をつくる・十分な睡眠をとる、などでストレスを溜め過ぎないようにしてください。

    適正体重を保つ

    痩せすぎや肥満はホルモンバランスを乱す原因になります。そのため、妊娠しやすい体づくりにはバランスの良い食生活・適度な運動などから適正体重を保つ必要があります。

    なお、自分の適正体重はBMI指数を参考に、BMIは18.5未満が痩せすぎ、18.5~25未満が普通、BMI 25以上が肥満とされています。

    参考:BMIと適正体重 – 高精度計算サイト

     

    冷えの改善

    体が冷えると血行が悪くなり、卵巣に栄養や酸素が届きにくくなるため卵巣の機能が低下する要因になると考えられています。

    冷え対策

    入浴はシャワーで済まさず湯船に浸かる・下半身を冷やさないようにする(衣服でケア)・体を締め付ける服装を控える・夏場でも室内での冷え過ぎ・冷房対策・根菜や生姜などの体をぽかぽかにする働きのある食べ物を摂る、など。

     

    まとめ

    少しでも妊娠の可能性を高めるためにも、自分の排卵日を予測し、その前後に集中して性行為をすることが欠かせません。

    ですが、妊娠のためだからといって『このタイミングで性行為をしなくてはならない』と考えてしまうと性行為そのものに義務感を感じて逆にストレスになることもあります。

    そのため、過度に義務的な考えを持ち過ぎず、お互いリラックスすることを第一に、そのうえで排卵日にマッチした時に自然な流れで性行為ができるように、パートナーとお互いにコミュニケーションをとっていきましょう。

    妊娠しやすくするための体づくりへ向けて

    なお、妊娠の確率を少しでも上げるためには妊娠しやすい体づくり(着床しやすい体づくり)が欠かせません。妊活中の体づくりに欠かせない栄養について詳しくは「妊活向け葉酸サプリのおすすめ3選。妊活サプリの選び方から解説」でお伝えしていますので、妊娠の確率を上げたい方はぜひご参考になさってください。

     

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