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嘘でしょ…?母乳のつまりと食べ物(食事制限)の意外な事実。

 2016/07/11 育児
 
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母乳のつまりや乳腺炎を気にして食事制限をしている人も多いのではないでしょうか?

ですが、実は母乳のつまりに対して食事制限の必要が無いことをご存知ですか?

ここでは母乳のつまりと食事の関係、そして母乳をつまらせない方法についてお伝えしてきます。

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母乳のつまりや乳腺炎には食事制限が大切と聞きますが…

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  • 母乳のつまり対策や乳腺炎予防のために、甘いものや乳製品の摂取を控えましょう。
  • 授乳中は和食のようにあっさりとした食事を中心として、高タンパク、高脂肪の食事は控えましょう。

 

他にも、

 

・母乳がつまりやすいとされる食べ物

乳製品(牛乳、バナー、アイスクリーム、生クリーム、洋菓子、チーズなど)、お餅、揚げ物(フライドポテト、フライドチキン、天ぷらなど)、ピザ、肉類、菓子パン、スイーツ(チョコレート、ケーキ、アイスクリームなど)、香辛料やカレー、糖分が多いもの(炭酸飲料、スポーツドリンクなど)、果物、生野菜。

 

・母乳がつまりにくい(サラサラになる)とされる食べ物

根菜類(ごぼう、れんこん、にんじん、大根など)、海藻、小豆、昆布、豆腐、青菜(ほうれん草、小松菜、春菊など)、魚。

 

などなど、母乳育児をされているお母さんはこのような話をしばしば聞かれることもあるかと思います。ですが、実は“母乳のつまり”とこれらの“食べ物”と、には大きな影響があるワケではありません。

 

母乳のつまり具合と食べ物の関係は都市伝説?

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都市伝説のように長らく伝えられてきたもので話しだけが先行して広まっているようですが、この話しの理屈として、

 

(1)

母乳は血液から出来ているので高タンパクや高脂肪な食べ物を摂取する事で血中のコレステロールが高まり、血液といっしょに母乳もドロドロになる、その結果、母乳に粘り気が出て乳腺がつまってしまい乳腺炎になってしまう。

(2)

もしくは、乳製品を摂取すると体質的に母乳が過剰に分泌されることもあるので、増えすぎた母乳を赤ちゃんが飲みきれずにつまってしまい、乳腺炎になる可能性がある。

(3)

よって、母乳の分泌を助けて、血液をサラサラにしてくれる根菜類、海藻、豆腐や大豆、青菜やお魚などがおすすめの食べ物です。

 

 

といった理由で考えられることが多いようです。

ですがこれらは母乳は血液から出来ているため、血液を綺麗に(サラサラに)しよう、という意味合いから伝えられているだけであり、決して母乳がつまる理由では無いんですね。(必要以上に過剰摂取した際は別ですが)

そのため、母乳がつまる本当の原因は“食事以外”にあることが多いです。

 

つまりや乳腺炎の原因は「授乳間隔」や「授乳姿勢」による

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乳腺炎は作った母乳が吸い取られずに乳腺に溜まったままになったためにおこるもので、多くは授乳間隔や授乳姿勢に問題があります。
食べたものがそのまま出て、ネバネバの栓みたいになって起こるものではありません。
乳製品や甘いもので乳腺炎になるの??

このように、母乳のつまりや乳腺炎の本当の原因は「おっぱいの飲ませ方」、「授乳間隔や授乳姿勢」によるものなんですね。

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授乳の姿勢や角度がいつも同じの場合、乳管によっては普段から上手に吸い取ってもらうことが出来ないところが出てきて、その乳管の個所が張りやすくなってしまうことがあったり、ほかにも乳頭の損害(※)や授乳回数の少なさ、不適切な乳頭への吸着や赤ちゃんの吸う力が弱いこと、乳房の圧迫や急な断乳、親の疲労やストレス、もしくは赤ちゃんかお母さんの病気などが母乳のつまりや乳腺炎を引き起こすきっかけとなります。

(※)「乳頭の損害」について

裂傷、白斑(はくはん)、水泡、乳管炎、乳輪部の浮腫、擦過傷などがあります。

・裂傷(乳頭裂傷)

まだ乳首が赤ちゃんの飲みやすい形に適されていない時におこる、赤ちゃんの強力な吸う力によっておこる乳頭が切れたり避けたりする現象。強い痛みがあるが、授乳は休めないので、症状が緩和しにくい。
この場合、一時的に授乳をお休みして裂傷を治すようにしましょう。また、専用の塗り薬でケアしてあげて下あい。(一般の薬局でも、産婦人科の専門医を受信してでももらうことができます。自身で購入する際は、赤ちゃんが口にしても安心できる、羊のオイルが原材料の製品がおすすめです。)

・白斑

乳頭の先の白ニキビのようなものが出来て、おっぱいが詰まったり炎症を起こしたりする現象。白斑が出来てしまった場合、コットンにカレンデュラオイルやスクワランオイルをつけて患部の上から貼ってください。白斑部分の表皮がふやけて破れやすくなります。他にも、添い乳をしないようにして、おっぱいを吸わせる角度を変え、詰まらないように調整してみて下さい。

・水泡

基本的には乳頭裂傷と同じケアとなりますが、一番に注意したいのは水泡が破れると、そこから細菌が増殖して、細菌性の乳腺炎になりやすいということ。パッドやブラなどはこまめに交換して、シャワーやおふろで乳頭を清潔に保つようにしてください。あまりにも痛みがひどい場合は、早めにお医者さんに相談しましょう。

・乳管炎

乳管が炎症を起こしている症状で、乳頭をつまんだ時に、乳房の深いところまでひびくような強い痛みを感じる症状のこと。わかりやすい症状として、乳頭の部分に痛みのある水ぶくれが出てくる、または乳頭が赤く腫れてしまう、などがあります。乳管の通り道をしっかり確保することが第一で、刺激を与えずに安静にして、徐々に痛みが和らいで来たら軽めのマッサージ(乳腺を確保するため)や、少しずつ授乳を始めるようにしましょう。

・乳輪部の浮腫(ふしゅ、浮腫み(むくみ)とも。)

乳房うっ積が酷い状態。肌がデリケートで乳輪部や乳首に傷がつきやすい状態。吸わせて痛みを感じるようでしたら無理をせず、むくみが落ち着くまでは直接吸わせるのはお休みしても良いでしょう。むくみ取りをして乳輪部を柔らかくしてから授乳するようにしてください。

むくみ取り

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乳輪部の皮膚を親指、人指し指の指腹を使って少しずつつまみ、やわらかくします。母乳育児(産後のQ&A)|岡山中央病院 産婦人科

 

・擦過傷(さっかしょう)

赤ちゃんが母乳を飲む際にできる擦り傷。出来てしまった場合は、病院で赤ちゃんに問題の無い軟膏を処方してくれるのでもらいにいきましょう。赤ちゃんの飲み方が浅く、乳頭だけで飲んでいる可能性があるので、乳頭から乳輪まで深く含ませるなどして、飲み方を変えてみたり、痛みがひどい場合は補助器を使うという選択肢もあります。

中には「痛くてもあと少しだけ辛抱して頑張って授乳する」といった意見も多いようですね…

分かります!
私も最初の子供を産んだときあまりの痛さに授乳が嫌になりました。二人目も凄く痛かったですが…
でも授乳しない訳にはいかないので、間間に軟膏をたっぷりと塗って頑張りました。
結局1番痛かったのは2-3週目の頃だったと思いますが、その後は気が付いたら治っていました!
後少しだと思いますので頑張って授乳してくださいね!ジネコ「授乳ですれた乳首の治療法教えてください」
あの痛さは、思い出してもなきたくなります。
授乳、絶対にお休みしないで!治りますよ。私はかさぶたができたり、かなりひどかったけれども、石油系の安全とされている軟膏を使ったりして、あとなるべく2時間は授乳時間をあけたりして乗り切りました。
一度切れてしまった後に授乳したら余計に傷がひどくなるということはなかったように思います。
どうかあと少し、我慢してください。
だんだん乳首がごっつくなって、すれにくくなります。ジネコ「授乳ですれた乳首の治療法教えてください」

 

【参考】助産院や病院で食事指導をされたらどうする?

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ちなみに、母乳のつまりは食事による影響が強いと長い間みなされてきた為に、助産院や病院などで先生からも食事指導などがあるかもしれません。ですが、

なので、このような食生活の指導をしている助産師や医師に会ったら、勉強不足だなーと思って聞き流してください。乳製品や甘いもので乳腺炎になるの??
医療者は患者に「指導」する機会が多いですが、それは患者の生活を制限するある種の特権であるとも言えます。妊娠中の体重指導や、切迫早産と判断された妊婦への安静指導もそうですが、医療者が一言、言うことで母親は生活を大きく変えることになるのです。乳房について無駄に母親に我慢を強いるような指導がなされなくなることを願います。乳製品で乳腺炎? おっぱい都市伝説2

このようにデリケートに考えすぎなくて良いでしょう。

また他にも、厚生労働省による「妊産婦のための食事バランスガイド ~あなたの食事は大丈夫?~」を見ても“牛乳・乳製品などの多様な食品を組み合わせてカルシウムを十分に”と書かれているように、乳製品の摂取などはむしろ推奨されています。

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出典:妊産婦のための食事バランスガイド ~あなたの食事は大丈夫?(PDF版)

 

母乳のつまりを解消するなら?

 

では、母乳のつまりと食べ物(食事制限)に関連がないからといって、どんなものでも好き勝手食べていいのか?というと、決してそうではありません。大切なのは“それぞれの食事をバランスよく摂取する”ということ。

先にお伝えした「母乳がつまりやすいとされる食べ物」も「母乳がつまりにくい(サラサラになる)とされる食べ物」もそれぞれ偏りなく摂取する事が大切であり“食べてはいけません(食事制限)ということではないんですね。

もちろん、必要以上に過剰摂取した場合は少なからず影響が出てくる可能性もあるので、その点の注意は必要ですが、バランスよく摂取していればそれが原因で大きなトラブルに繋がる、ということは考えにくいといえます。

 

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なお、あえて制限するものとして挙げるなら、食べ物ではなく「アルコールやカフェイン類(飲み物)」を控えるようにして下さい。他にも食べ物ではありませんが“たばこ(喫煙)”も止めておきましょう。

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まとめ

母乳のつまりは、なにも食事面だけではなく「ストレス」「睡眠」「疲れ」などからも母乳への影響がありますので、日々の適度なストレス解消や十分な睡眠など、カラダとココロの双方のケアを心掛けておきましょう。

また、どうしても母乳の出が悪いな?と感じたら、母乳のつまり向けのハーブティーの記事にも詳しく書かせていただいたので、併せてご参考にしていただければと思います。

 

母乳のつまりの悩みを解消して、赤ちゃんとの子育てライフを過ごしてみてくださいね。

 

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