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妊娠5週目の初期症状や胎嚢確認までにママが気をつけることは?

 2017/02/22妊娠初期
 

    妊娠4週目を過ぎて妊娠5週目を迎えるにあたり、妊娠初期症状をはじめ胎嚢が小さいとどうしよう?この時期に気をつけることは?など気になる事柄が増えてきます。

    そこで妊娠5週目における、

    • 妊娠初期症状や注意点
    • 胎嚢確認や状況
    • 気をつけること・過ごし方

    についてお伝えします。

    妊娠5週目、ママの症状・様子

    生理の遅れによって妊娠に気付きはじめる

    妊娠5週目は最終月経の第1日目から数えて35日後ですが、月経周期が28日くらいの人は「遅れている?」と感じ、月経周期が30日くらいの人は「妊娠したかどうか?」と迷う時期。生理周期をこまめに確認したり、基礎体温を日頃から測っていると妊娠したと気付きやすいです。

    妊娠超初期症状

    妊娠すると女性ホルモンの分泌量が増加する影響で妊娠超初期症状(頭痛・腹痛・眠気、など)になります。症状は個人差があり、すぐに落ち着く方・妊娠中はずっと続く方、といます。

    [妊娠超初期症状例]

    • 下腹部の痛み
    • 腰痛
    • おりものの変化
    • 便秘
    • おなかにガスが溜まる
    • 倦怠感や眠気
    • 鬱(ストレスを感じる)
    • 味覚の変化
    • 熱っぽさ(体温上昇)

    詳しくは「妊娠超初期症状の自己チェック診断【34】の症状。兆候はいつから?」をご参考ください。

    妊娠5週目で気をつけるべき症状

    なお、以下症例の内1つでも該当したらすぐに医師に相談しましょう。

    • 鮮血(赤、ピンク)の出血がみられる
    • 子宮の締め付けを感じたり、腹痛がずっと続く
    • 激しい痛みを伴った下痢、下痢が長期に続く

    情緒不安定

    妊娠性ホルモンの影響で体調不良だけでなく心のバランスも崩しがち。些細なことでイライラする・周りが理解してくれないことに気持ちが落ち込む・涙が出てくる、など情緒不安定になりやすくなります。過度なストレスは赤ちゃんにも悪影響なので、リラックスできる空間に身を置き、気分転換をする工夫もしましょう。

    妊娠検査薬が陽性、早めに産婦人科へ

    妊娠すると分泌されるホルモン「hCG」の濃度が妊娠検査薬に反応する量まで十分に分泌されているため陽性反応があらわれます。陽性が出たら早めに産婦人科で診察を受けてください。なお、陽性にならない場合は妊娠周期の数え間違いもあるので念のため日を改めて再度妊娠検査薬で確認してください。

    心拍数が聞こえ出したら妊娠確定

    赤ちゃんの心拍数が聞こえ出したら妊娠が確定。流産の確率もグッと下がります。心拍の確認は早くて妊娠5週の終わり頃とされてるので個人差もあります。まだの場合、焦らず次回健診で再確認しましょう。

    心拍確認まで気をつけること

    心拍確認は受診先の先生からの指示があるのでそれに従い過ごしてください。また、心拍確認ができるまでに出血すると流産の可能性もあるのでは?と心配になることも多いかと思いますが、妊娠初期である5週目の出血はよくあること。

    着床時に出血することもあれば、子宮が成長する過程でも出血することがあります。あまりにも毎日出血が続く、量が多いと感じたらすぐに先生に相談しましょう。

    子宮外妊娠の恐れが無くなる

    受精卵が子宮内膜以外に着床してしまう子宮外妊娠ですが、エコー検査で胎嚢が確認できれば子宮外妊娠の恐れは無くなります。

    つわりが本格化する

    妊娠5週目はつわり症状が本格化しはじめます。

    つわりが起こる原因

    母体がお腹の赤ちゃんを異物と判断して起こるアレルギー、妊娠によって分泌されるホルモンの影響、などと言われてますが、厳密にはまだ解明されておりません。

    この時期に起こりやすい5つのつわり症状

    1. 吐きつわり
    2. 食べつわり
    3. 眠りつわり
    4. においつわり
    5. よだれつわり

    各症状がいくつもあらわれたり、時期によって症状が変わることも。なお、各つわり症状の詳細や対策について「つわりの種類をチェック!5種類以上!?症状の詳細と対策方法まとめ」にて詳しいのでご参考になさってください。

    つわりがない

    つわりの症状は全体の50~80%の割合で起きるとされますので、中には個人差の影響でつわり症状がない人もいます。

    流産の兆候?急につわりが無くなる

    つわりが急に無くなった=流産する、という医学的な根拠はありません。どうしても不安がぬぐえなければ医師に相談してみましょう。

    重症化すると妊娠悪阻

    つわりが重症化すると日常生活がままならなくなる妊娠悪阻(にんしんおそ)を発症することがあります。全体の約1~5%と発症率は低いですが、発症すると食事や水分補給が出来なくなるほどに重症化して入院が必要になります。

    以下の症状が確認された場合、妊娠悪阻の可能性があるので早めに産婦人科で検査を受けてください。

    [妊娠悪阻のチェックポイント]

    • 食事や水分が摂れないほどに吐き気がひどい
    • 吐いたときに胆汁や血液が混じっている
    • めまいがして立ち上がると身体がフラつく
    • 数日間で体重が5%くらいの減少がみられる
    • 日常生活がままならないほど寝込む
    • 尿が少量

     

    妊娠5週目、お腹の赤ちゃんの様子

    胎芽の形成

    胎芽は胎児になる前の段階で妊娠10週未満の赤ちゃんのこと。なお、妊娠10週を過ぎると胎児と呼ばれるようになります。胎芽が確認できる時期は個人差が大きく、早くて妊娠5週の終わり頃で妊娠8週頃にはほとんどの方が確認できるようになります。

    大きさ

    この時期の赤ちゃんの大きさは2mm~5mmほど。細胞から赤ちゃんの形が作られはじめる時期です。

    心臓が作られる

    心臓につながる大動脈の作られ始めます。まだ発達途中とは言え、形成された臓器に血液を送り、5週目の終わりころには脈を打ちはじめます。

    顔や各器官の形成

    目・鼻・口・耳など顔周辺が徐々に形として作られはじめます。なお、まだ耳は音を聞き取る機能が発達して無いので仮にお腹をポン!と叩いても赤ちゃんの反応はありません。最初に脳や心臓などの重要な器官が作られはじめ、続いて肝臓・すい臓などの各器官の成長が進みます。

    胎嚢が確認できる

    エコーで胎嚢を確認

    胎嚢は赤ちゃんを包んでいる袋で、妊娠5週目になると病院のエコー検査で胎嚢を確認できるようになり、妊娠5週目の胎嚢の大きさは10mm前後まで成長します。

    想定より小さくても焦らない

    胎嚢の大きさが想定より小さくとも焦ることはありません。胎嚢が小さい場合、排卵日が遅れていた可能性があるので妊娠周期を変更することがあります。また、この時期の胎嚢の大きさは個人差があるので次の健診で赤ちゃんが成長してれば問題ありません。

    なお、もし胎嚢が小さいといわれご心配ない場合は「胎嚢が小さいと流産の原因?妊娠5週6週の平均的な大きさは?」も合わせてご参考になさってください。

     

    妊娠初期である妊娠5週目で気をつけること・過ごし方

    1.出血と流産

    妊娠5週目は出血しやすい時期ですが、出血にも問題のないもの・あるものと別れます。問題のない出血は子宮炎症や子宮成長によるもので腹痛や痛みは伴わないことが多く、問題のある出血は切迫流産の可能性があり腹痛やお腹の張りが伴います。いずれにしても、出血が見られたら流産の可能性を考えて病院で診てもらいましょう。

    また、受精卵が長く着床できずに流れてしまう化学流産もこの時期は起きやすいです。自己判断が難しく「いつもと様子がおかしい?と感じたら早めに医師に診てもらいましょう。

    2.化学流産

    妊娠検査薬で陽性反応でもエコーで胎嚢確認ができず、その後生理の様な出血があると科学流産の可能性があります。

    この時期の流産理由はママではなく赤ちゃん側の染色体異常が原因で、こちらではコントロールができない症状のため、厳密には流産として診断されません。全妊娠の1割ほどに起こります。

    3.生活習慣の見直し

    生活習慣が崩れると流産・早産・発達障害などのリスクが高まります。食生活や無理のない体の動かし方など心掛けましょう。

    4.たばこ・アルコール

    妊娠5週目は赤ちゃんの脳・心臓など重要な器官が作られる時期、その成長に影響を与えないためにもたばこ・アルコールは控えましょう。

    5.勤め先への報告

    働くママにとって体調変化があらわれるこの時期は勤め先に報告すべきか悩むところ。つわりなどの症状は時期によって重さが変化するので、今は辛くなくても万が一を考え報告だけは済ませておくと勤務先としても助かります。

    また、お医者さんに指導を受ければ「母性健康管理指導注意事項連絡カード」に記入してもらえます。カードを勤務先に提出すれば勤務地や時間の変更、休業もできます。

    6.薬の服用

    妊娠5週目はお腹の赤ちゃんが薬の影響を受けやすい絶対敏感期、薬の服用は避けましょう。なお、どうしてもの場合は必ず医師に確認してください。

    ▼喘息なのでシムビコートを使いたい

    妊娠中のシムビコートの使用は胎児への影響はありませんが、医師処方のもとで使用回数を守って活用しましょう。喘息の発作により低酸素状態が続くと早産・低体重・成長の阻害など胎児に影響するのでご注意ください。

    ▼ルトラールは?

    黄体ホルモンの分泌不足を改善する目的で不妊治療薬として服用されるルトラール薬。体内に自然な形で存在する黄体ホルモンとして働きかけるので胎児への副作用はありません。ただし、黄体ホルモンの影響でママの体調に影響(吐き気・乳房の張り、など)がみられることも。ご心配であれば産婦人科の先生に相談しましょう。

    なお、ルトラールは不妊治療以外に流産止め薬としても処方されることがあり胎児への影響がない薬です。流産が心配であれば医師に相談した上でご利用ください。

    ▼リウマチ持ちの場合

    リウマチ持ちの方にはリウマチの治療薬のほかに葉酸が処方されることがあります。ここで処方される葉酸の役割は胃腸障害などリウマチの治療薬による副作用を抑えることが目的とされます。

    7.重いものは持たない

    この時期に重たいものを持つと流産トラブルに繋がることもあるため無理に重たいものは持たない方が良いでしょう。

    8.体の冷え

    体の冷え対策を心がけることで妊娠初期のトラブル予防に繋がります。

    9.風疹

    この時期に風疹にかかるとお腹の赤ちゃんも感染してしまう可能性があるので体調管理には一層気をつけてください。

    10.食生活

    食生活では以下の食べ物・飲み物は避けてください。

    • 生肉、生の魚介類
    • 生卵
    • 大型の魚
    • ナチュラルチーズ
    • カフェイン飲料

    万が一これらから寄生虫・サルモネラ菌・水銀・カフェインなど影響があると、流産や発達障害のリスクが高まります。他にも、レバーとウナギは食べ過ぎるとビタミンAの過剰摂取につながるのでご注意ください。

    11.妊婦健診へ行こう

    • 尿検査
    • 血圧測定、体重測定
    • 問診
    • 内診
    • エコー(超音波検査)

    などを妊婦健診で行います。

    参考出典:妊婦健診Q&A|厚生労働省

    尿検査でhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分量を、血液・体重からママの健康状態を確認します。問診・内診を通じて体調と膣内の状況を確認します。エコーによって子宮内の様子を確認しますが、5週目ごろなら胎嚢が確認されるようになります。

    ▼ワンポイント!

    この時期の心拍確認は個人差アリ

    妊娠確定は心拍の確認も必要ですが、心拍は6週目ごろからとなるので、この時期確認できなくても焦ることはありません。

    12.出産する病院の検討開始

    3D・4Dエコーの設備がある・母子同室・ゆったり診察できる、など条件をピックアップして自身がリラックス病院を見つけましょう。実際に足を運んで安心して通える病院を探すといいでしょう。

    13.葉酸を摂取して赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを減らそう

    葉酸 神経管閉鎖障害発症

    なお、胎児が健やかに成長するためにこの時期妊婦さんが摂取しておきたいのが葉酸です。

    お腹の赤ちゃんの成長が著しい妊娠初期時に葉酸が不足すると無脳症や二分脊椎など、先天性異常のリスクが高くなることが分かっており、厚生労働省からも妊活中の女性や妊娠初期の妊婦さんには葉酸の摂取が推奨されています。

    厚生労働省

    出典:厚生労働省

    葉酸は緑黄色野菜などの食材にも含まれていますが、妊娠時に必要な1日の葉酸量は普段の食事だけで補うことが難しいため、厚生労働省でも妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までは普段の食事から摂取できる葉酸に加え、付加的に1日400μgの葉酸を食事以外の栄養補助食品(葉酸サプリ)で摂取することを推奨しています。

    参考出典:厚生労働省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」
    参考出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」
    参考出典:葉酸普及研究会

    • 日本の先天性異常のリスクはアメリカの8倍!

    例えば、アメリカやイギリスでは葉酸摂取によって、胎児神経管閉鎖障害の発生は、この10年間で約10分の1に減少した。一方、日本では、葉酸摂取の重要性の啓発に対する効果が未だ見受けられず、この10年間で胎児神経管閉鎖障害の発生率は漸増し、アメリカの8倍、イギリスの6倍となっているのが現状である

    出典:葉酸摂取による胎児異常発生予防|日本産婦人科医会

    なお、日本産婦人科医会によると日本では葉酸の重要性への理解が進んでおらず、その影響でアメリカの8倍、イギリスの6倍も先天性異常が発生している現状となっており、葉酸への理解が少ない現状が大きく心配されています。

    そのため、「妊娠初期に摂りたい葉酸サプリおすすめランキング|先輩ママも愛用!」でもお伝えしたように、特に妊娠初期は葉酸不足にならないよう妊娠初期時に必要な葉酸量をサプリを活用して補ってくださいね。

    • 参考:おすすめ葉酸サプリ

    \ 妊娠初期に必要な葉酸を摂取できる!ベルタ葉酸サプリ /

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    出産へ向けて、お腹の赤ちゃんの成長を助ける生活を

    妊娠5週目はママの外見からはまだわかりませんが、お腹の赤ちゃんは大きく成長していく時期です。そのため、赤ちゃんの発育のためになるママの生活習慣を心がけていきましょう。

    つわりなど症状など出てくると体がいつものように動いてくれないので辛い日が続くこともあるかと思います。周りの人や産院の先生の力を借りながら、お腹の赤ちゃんの成長を助けるべく、この時期を乗り越えていきましょう。

     

    【参考】

    この一週後は「妊娠6週目の大きさ・症状や過ごし方は?葉酸サプリはまだ必要?」で紹介しています。

    この一週前は「妊娠4週目の症状や気をつける事は?エコーで胎嚢はまだ見えない?」で紹介しています。

     

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