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産後のイライラはどうすれば?9つの原因と7つの対策|産後クライシスにならないために

 2016/11/08 育児
 
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  • 産後のイライラ

妊娠中から産後にかけては体内ホルモンのバランスの変化が影響してイライラを発症しやすくなるので、あなたもこういった「産後のイライラ」で悩まれているのではないでしょうか?

今回はその産後クライシスにならないためにも、産後のイライラの原因と対策についてお伝えします。

産後のイライラを我慢して放置してしまうと、夫婦の危機となる産後クライシスに陥る可能性がありますので、最悪の事態を招く前に、ぜひその原因と対策を知っておいてくださいね!

【合わせて知っておきたい関連記事】

産後のホルモンバランスの乱れはいつまで続く?その原因と6つの対策

 

 

 

 

産後のイライラはどんな症状が出る?

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産後のイライラは様々な症状が出ますが、中でも多くのママさんが悩まされるのが「物事にうまく対処できなくなる」ことです。

いままでは日常生活の中でうまく対処できていたのに、「家事の段取りができない」「献立が考えられない」などの状況に陥りやすくなります。

そのほかに以下のような症状が出ることがあります。

  • 産後うつ
  • マナニティーブルー(悲しくなる)
  • 疲労感
  • 不安感
  • 頭痛
  • 食欲不振
  • イライラ
  • 自分を責めてしまう
  • 育児へのこだわりが必要以上に強くなる(授乳の量や時間など)

産後に陥りやすい症状はどれも辛いものばかりで大変です。では、出産された先輩ママさんはみんな経験しているのでしょうか?

 

みんな経験しているもの?

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出典:www.premama.jp

産後のイライラやマタニティーブルーを経験したかどうか?を調べたアンケートの結果によると、33%の人が産後のイライラを経験したと回答しています。あとは、わからない36%、経験していない31%という回答結果です。

なお、経験した人の中には「自分では気が付かなかったけど、周りの人から指摘されて気づいた」という人も多くいたとのこと。ということは、「わからない」と回答した人も自覚していないだけで、もしかしたら産後のイライラを経験していた可能性があります。

それを踏まえると産後のイライラを経験した人は、回答結果の33%の割合よりも少し多くなることが考えられます。

産後のイライラはホルモンバランスが崩れることによるものなので、普通は当然のように訪れるものです。ですから、あまり心配なさらないでくださいね。

 

産後のイライラはいつまで続く?

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産後のイライラ、別名「ガルガル期」(※産後子供を守るために気性が荒くなってガルガルする動物のお母さんからつけられています。)は、ホルモンバランスの影響によることが多いので、いつまで続くのか?は個人個人によって期間が異なります。

子どもが1歳半くらいまで続くことが多いようで、3ヶ月くらいから始まって、1年、1年半で終わる方もいれば、長い方は2年、3年と続く方もいます。また、なかには「産後のイライラは無かった」という方もいますので、まさに個人差によるところが多いと言えます。

ホルモンバランスの変化が元に戻ればイライラは治ると言われていますが、人それぞれの環境や対人関係によっても治る時期が変わってくるようです。

 

産後のイライラの9つ原因と7つの対策

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産後のイライラは、主に以下の原因と対策がありますので、同じ症状でお悩みの際はご参考になさって下さいね。

 

原因

1.産後のホルモンバランスの影響

産後のイライラはホルモンバランスの急激な変化がひとつの大きな原因と言われています。

出産すると妊娠中に胎盤で作られていた女性ホルモンを中心とした様々なホルモンが、体内から大量に排出されてしまいホルモンが急激に減少します。ホルモンが急激に減少するとホルモンバランスが崩れて身体がついていくことができなくなり、「産後うつ」や「マタニティーブルー」になりやすい体質になってしまうんですね。

産後うつやマタニティーブルーは、感情のコントロールが難しくなるため、産後のイライラや物事にうまく対処できない、悲しくなる、など様々な症状が出やすくなります。

参考記事:産後のホルモンバランスの乱れはいつまで続く?その原因と6つの対策

 

 

2.達成感を感じることができない

出産する前まではうまく物事に対処できていて、家事などテキパキと作業をこなせていたのに、赤ちゃんが生まれて育児が忙しくなると何もかもが中途半端になって達成感を感じることが難しくなってしまいます。

日常的に妥協は許さないという気持ちでこれまでずっと過ごしてきたママにとっては、逆に中途半端な作業をしてしまうことがイライラを大きくさせる要因になりやすいので注意が必要です。

 

3.自分で自分のケアが出来ないストレス(思い通りにいかない)

赤ちゃんが生まれる前までは肌のお手入れやお化粧など自分の時間を大切に出来ていたと思います。ですから、ストレスが溜まってもうまく発散できる生活を送れることが出来ていましたよね?

ですが、出産後は育児が忙しくなるにつれて自分のケアが出来なくなり、パパから「顔疲れてるよ?」など言われてさらにイライラが大きくさせてしまいます。

 

4.一日中休み無し(目が離せない)というプレッシャー

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育児は会社の仕事とは違って一日中休み無しで目が離せないというプレッシャーがかかるので、イライラを増大させてしまいます。

夜泣きなどで時間に関係なく呼ばれますし、寝つくまでに2、3時間とかかることもあります。一時も休む暇が無い状況が続いて精神的に疲れてしまいます。

 

5.生活環境の変化

出産後は赤ちゃんが中心になるため、それまでとは違う生活環境に変わります。赤ちゃんは夜中でも夜泣きをしますし、3時間おきに授乳をするので毎日が寝不足の状態です。

赤ちゃんに呼ばれたら抱っこしたり、あやしたり、おむつを変えたり、「やり方合ってるかな?」という不安も抱えながら毎日を過ごすのでイライラも大きくなります。

 

6.人間関係の変化

赤ちゃんが生まれると、パパを含めて周りの人みんなそれぞれが新たに赤ちゃんを迎えるということになります。ですから、ある意味では新たな人間関係が始まります。

また、産後は友人や知人とも関わり方が少し変化します。もし、あなたの友人に不妊で悩まれている方がいるとしたら、その変化はもっと大きくなるでしょう。

とはいえ、一人で赤ちゃんを抱えるのは想像以上に厳しいのでどうしても周りの方の支えが必要です。新たな人間関係と、どのようにして向き合っていくかも育児のイライラを軽減させる大きなポイントとなってきます。

 

7.旦那さんの行動

育児で忙しくて大変なときは、特に旦那さんの行動がイライラに大きく影響します。赤ちゃんに全く興味を示さず、自分中心の生活を大切にしてしまう旦那さんの行動はイライラを増大させます。

こっちは育児が大変なのに無視して、外へ友人と遊びに行ったり、家で横になってゴロゴロしたり、家事を手伝ってくれなかったりすると本当にムカつきますよね?

このような不満が続くと旦那さんへ敵意を感じてしまい、喧嘩が増えてきて夫婦の愛情も冷めてしまい、最悪の場合、家族の危機となる「産後クライシス」にまで至りかねません。

実はこういった旦那さんへ敵意を感じてしまう現象は、体内で出産した女性特有のある変化が起きているからなんです。その体内の変化というのがオキシトシンと呼ばれるホルモンの分泌です。オキシトシンは赤ちゃんは赤ちゃんへの愛情が深まって守ろうとする気持ちが強くなると同時に、周りの人を敵と判断するという性質を持っていますので、その影響もあって旦那さんや周りに対してイライラが積み重なることもあります。

まずは『こういった現象が体内で起きている』ということを認識して、旦那さんと喧嘩になりそうになったら一度立ち止まって思い返して冷静になりましょう。また、話し合いを場を作って旦那さんにこういった体の変化があることを事前に話をしておくことも大事になります。

 

8.寝かしつけても赤ちゃんが寝てくれない

外へ散歩にいって疲れさせたりなどして、頑張って寝かしつけの工夫をしているのにも関わらず、なかなか寝てくれないとイライラしますよね。

寝かしつけに3時間以上は普通にかかったり、添い寝していたら赤ちゃんの手をぐーにして顔を殴られたり痛い思いもするのでイライラが溜まってしまいます。

 

9.赤ちゃんがすぐに散らかす

赤ちゃんは頑張って作った離乳食も、容赦なくすぐに散らかします。いくら新聞紙を広範囲に敷いてもさらに上をいって散らかすからイライラしちゃいますよね。

赤ちゃんが成長するための大切な行動というのは分かってはいるけど、毎日何度も繰り返されると体力的にも精神的に疲れてしまいます。

 

対策

1.家事に完璧さを求めない(最低限でOK)

ママになったんだから育児をしながら家事も完璧にしないといけない!と思っていないでしょうか?

出産前ならある程度は時間を自由に使えるのでうまく対処できますが、赤ちゃんが生まれると時間は完全にコントロールできなくなります。なので、家事はどうしても片手間の作業になってしまうため、完璧を求めてしまうと「出来なかった」と悲観的に捉えがちになります。

育児は妥協してはいけませんが、家事は妥協しても大丈夫です。「お皿は洗えなかったけど、育児は頑張れた」という感じで、最後は前向きな言葉で自分を褒めてあげてください。

 

2.夫婦で協力できる環境にする(一人で抱え込まない)

育児は夫婦で協力して頑張らないといけないにも関わらず、なかには「育児も家事も全て主婦」と捉えている旦那さんが少なからずいます。

育児を優先にしているので家事が出来ていないと、どうしても妥協しているように旦那さんには見えてしまうものです。ですが、イクメンという言葉があるように旦那さんは育児や家事を手伝わないといけないと日々思っています。

ですから、話し合いの場を作って「育児と家事の両立は体が辛いから手伝って!」と言葉にして助けを求めてください。ちゃんと伝わればきっと旦那さんも理解してくれて手伝ってくれます。

 

3.パパを育児パパに育てる

「育児パパを育てるなんて無理なんじゃないの?」と思われるかもしれませんが出来ます。

育児は主婦の仕事、パパには出来ない、と思い込んでいるだけで、丁寧に教えてあげてやらせてみると上手にやってくれますよ。やっぱり自分の赤ちゃんなんだから可愛いのでしょうね。

最初は不器用で危なっかしいですが、積極的に頼って褒めて上げるとどんどん上達していきます。パパが育児参加してくれたのをきっかけにイライラが無くなった、という先輩ママさんは大勢いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

4.子どもをパパに預けて自分のプライベートタイムも作る

赤ちゃんが成長するとともにパパに預けられる時間も増えていきます。一時の自由な時間ができたら友達と合ったり、ウィンドウショッピング楽しんだりなどして、ストレスを発散できるプライベートタイムを作りましょう。

 

5.一人の時間を持つ

一人の時間を持つとカフェなどでたった1杯の飲み物だとしても、誰にも邪魔されずに飲み終えた、という充実感を得られてイライラも和らぎます。

とはいえ、母乳育児をしている場合は24時間ある中で、数十分おきに母乳を欲しがるためパパに預けて外出するのが難しいと思います。

そういった場合はパパに預けて外へ出かけられないので、パパと一緒にカフェへ行ってみてください。カフェへ入ったら少しだけ誰にも邪魔されない一人だけの席を作って飲み物を1杯飲むとよいですよ。

外出が厳しいときは、家の中でもパパに少しの間だけ預けて、お茶を飲んだり、アロマでリラックスする、といった一人で時間を持てる工夫をしてみるといいですね。

 

6.細切れでも睡眠時間を確保する

女性は育児のためなら多少は食べなくてもなんとか頑張れると思います。ですが、眠れない、眠いけど眠られないという状態は精神的にも相当な負担になります。

赤ちゃんを寝かしつけたら、家事や洗濯は後にしてまずは横になって寝てください。眠らないといけないと思わないで、とりあえず横になって目を閉じるだけでも違います。

これを習慣づければ体力的にも精神的にもかなり安定して落ち着きます。

パパが休みのときも同じです。パパも親ですから授乳は無理でも抱っこしてあやしたり、寝かしつけはできますからね。

 

7.自分を認めてあげる

自分は育児を頑張っていると認めてあげてください。

育児は精神的にも体力的にも大変な仕事なのに、給料がもらえないし、大変さをなかなか理解してもらえません。つまり、『だれかに褒められる』であったり『頑張りを認められる』といった、人間本来が持つ承認欲求を満たすことが難しいタイミングなんです。にも関わらず、あなたはくじけずに毎日頑張っていますよね?

この時期に周りからの理解を得るのはどうしても難しいものです。だからこそ、少なくとも自分自身は『自分は頑張っているんだ』ということを認めてあげてくださいね。

 

【補足】どうしても解消出来ないときは?

産後のイライラの症状が1ヶ月以上経っても改善しない場合は、「産後うつ病」の疑いが考えられます。一人で何とかしようと思いつめず、思い切って医療機関に相談してみましょう。

医療機関への相談に抵抗がある場合は、地方自治体の子育て支援課、保険課、福祉課などへ、まずは相談してみてください。もしくは、自宅で出来る産後のイライラ対策の1つとして、産後特有の悩みにをサポートする専用の発酵ドリンクなどを活用するのもおすすめですよ

【参考:産後特有の悩みをサポート】
→産前産後の特有の悩みに寄り添う【LLE82】糖類不使用の発酵飲料
 

産後クライシスには注意を!

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産後クライシスとは赤ちゃんを出産して0歳~2歳の2年以内に夫婦の愛情が急激に冷めてしまう状況のことを言います。

5年に1度行われる厚生労働省の離婚時期の調査によると、産後2年以内の離婚率は全体で30%と一番多い割合を示しています。ですので、最近ではメディアなどで広く産後クライシスの影響を問題視されています。

この産後クライシスに陥りやすい夫婦の共通点は「夫の不理解」と言われています。(※産後イライラの9原因の1つとして「7.旦那さんの行動」でお伝えした内容参照。)

 

例えば、育児が忙しくて大変なので家事が疎かになってしまっていることに対して指摘をしてきたり、育児や家事を手伝ってくれない、専業主婦は楽と思っている、など頑張っているママにとっては精神的に辛くなります。

また、イクメンという言葉が浸透しているにも関わらず夫が全く興味を示さない、という状況にさらにイライラを募らせてしまうことがあるので注意が必要です。

 

まとめ

今回は産後のイライラをどうすれば解決できるのか?産後クライシスにならないための原因と対策についてお伝えしました。

産後のイライラを解決できれば、夫婦の関係が前のように仲良くなれて、コミュニケーションが多くなって喧嘩も少なくなるので、産後クライシスの心配も無くなります。

そして、何よりもママとパパの仲が良いと赤ちゃんも安心して成長できるので、笑顔が絶えない明るい子どもに育ってくれます。

産後のイライラとしっかり向き合って解決していくのは大変かもしれませんが、ぜひその時期を乗り越えてママ・パパ・赤ちゃんで家族として成長をしていって欲しいと願ってます!

 

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