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突然、妊娠中に増え出す『背中ニキビ』の原因と対策7選

 2016/11/25 妊娠 美容
 
    • 妊娠してからニキビ・吹き出物が急に増えてきた

    これまでニキビに悩んでこなかった方も、妊娠を期に吹き出物が増えてきて悩む女性も多いかと思います。特に、この時期の悩みに多いのが「背中ニキビ」の悩み。もしかしたら、あなたも同じ症状で悩まれているかもしれませんね?

    そこで今回は、なぜ妊娠中に背中ニキビができるのか?そのときの対策はどうすべきかについてお伝えしていきます。

    妊娠中に背中ニキビができる7つの原因は?

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    妊娠中のトラブルは必要以上に神経質になってしまいがち、急に背中ニキビができ始めると驚いてしまいますよね?そこで、その原因についてあらかじめ確認しておきましょう。

    1.妊娠初期が特にひどい!?

    妊娠初期は特に体の変化のはじまり時期ですので、体の変化が特に顕著になるタイミング。背中ニキビに限らず、肌全体に吹き出物が出始めます。これまでニキビとは縁の無かった方も、この時期に肌のトラブルに悩み始めることもしばしばあります。

    2.ホルモンバランスの変化・乱れ

    妊娠初期は妊娠期間を継続させるためのエストロゲン、プロゲステロンの2つの女性ホルモンの分泌が増えますが、なかでも『プロゲステロン』は皮脂の分泌を活性化させる働きがあるので、毛穴の詰まりを誘発しニキビ発生の原因となります。

    以下、岡山大学の研究データの抜粋となりますが、血清1ml中のプロゲステロンの基準値を見ると、妊娠後に分泌量が大幅に増加しているのがわかります。

    【妊娠前】

    卵胞期 0.9ng/mL以下
    排卵期 2.4ng/mL以下
    黄体期 1.2~30.0ng/mL
    閉経期 0.4ng/mL以下

     

    【妊娠中(妊婦)】

    前期 4.4~49.6ng/ml
    中期 11.3~143.1ng/ml
    後期 30.4~250.7ng/ml

    出典:岡山大学「プロゲステロン, P (progesterone)」

     

    3.睡眠不足

    妊娠期に限らず、睡眠不足は肌のターンオーバーに悪影響を及ぼします。肌のターンオーバーは夜寝ている間、活発に行われるのでしっかりと睡眠を獲るようにしてください。

    4.ストレス

    妊娠期間は体も心もより一層デリケートな時期なので、些細なことでもストレスを溜めてしまう原因になります。ストレスはストレスホルモンの分泌に繋がり、その際、あわせて男性ホルモンも刺激されるので、そのれが皮脂の過剰分泌→ニキビの流れに繋がることも。また、ストレスは睡眠不足にも影響するので、極力ストレスを無くせるよう、まわりとの連携が大切になってきます。

    5.肌荒れ・肌を傷付けてしまっている

    肌を強く洗いすぎたり、ニキビ跡をつぶしたり、などで肌が傷つくと、更なるニキビ発症の原因に。特に妊娠期は自由に動きが取れにくいこともあるので、背中のように手が届きにくいところだと、なおさらケアが大変です。コマめに服を着替えたり、入浴時にゆっくり・丁寧に洗うなどして清潔さを保つようにしてください。他にも、妊娠時は通常時よりも体温が上がりますので、汗をかきやすくなります。背中は汗腺が多いので、汗をこまめにふき取らず放置しておくと背中ニキビに繋がります。こちらもあわせてご注意ください。

    6.便秘

    便秘によって体内に溜まった便は「活性酸素」「毒素」のそれぞれを輩出します。火星酸素は肌を弱らせる原因となりますが、その弱った肌を炎症させるのが毒素となりますので、炎症→ニキビ発症の流れに繋がります。なお、便秘もプロゲステロンの副作用によるものとされています。

    7.つわり(つわりによる偏食)

    つわりが起こると、栄養バランスを整えるのが難しくなり、偏食ぎみになることも。その結果、肌荒れ、ニキビ発症に影響を及ぼしてきます。

    妊娠中に出来た背中ニキビは治る?

    妊娠中の背中ニキビ… 妊娠6ヶ月の24歳です。 妊娠してから、今まで無縁やった背中ニキビが大量発生で お風呂で背中を見るたび、ガクンと凹む毎日です… 背中の上半分が、満点の星空のようになってしまいました。 ホルモンバランスが乱れてるせいとは言え、このまま跡が残ったら… って…考えてしまって本当憂鬱です。 Yahoo!知恵袋

    このように妊娠中の背中ニキビは急に発症してくるので慌ててしまったり、なやんでしまう方も多い症例の一つです

     

    産後は自然と治まってくる

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    ですが、これは妊娠期における女性の体特有の問題の一つなので、出産が終われば徐々に落ち着いてくる方が多いとされています。そのため、「いまだけ」と割りきってしまうのが一番かもしれません(もちろん、それでも気にはなるんですけどね)。

    一番の注意点は、背中ニキビができたからといって、すぐにニキビを潰したり、強い刺激を与えないこと、です。ニキビ自体はホルモンバランスが落ち着くにつれて、徐々に治まってきますが、ニキビ肌を傷つけてしまってできた「ニキビ痕」などは別です。産後、ニキビ痕で悩まないためにも、この時期は強い刺激を与えずに、接してあげるのが良いでしょう。

    背中だけでなくおしりにかけてニキビ・肌荒れは広がることも

    妊娠中の背中ニキビは背中からおしり付近にかけて広がることもあります。ニキビに見えるものから黒ずみのようなものまで増えてきます。「どうしてお尻にも・・・?」と慌てることもあるかもしれませんが、背中ニキビからの影響であり、これも妊娠期特有の影響の一つ、としてお考え下さい。

    デリケートな妊娠中に出来る背中ニキビ対策7選

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    1.栄養豊富なバランスのとれた食事を摂る

    普段の食事からバランスの良い栄養摂取を心がけていきましょう。特に背中ニキビに影響する栄養分としてはビタミンA(ターンオーバーの促進、色素沈着への対策や角栓づくり)、ビタミンB群(ニキビ対策)、ビタミンC(皮脂の過剰分泌を抑える)、ビタミンE(美肌栄養素)などが挙げられます。

    【ビタミンA】

    • 動物性の「レチノール」(卵や乳製品などに含まれる)
    • 植物性の「β-カロテン」(緑黄色野菜などに含まれる)

    に分かれます。

    なお、β-カロテンはプロブタミンAと呼ばれているものですが、体内でビタミンAに変化し、体内のビタミンAがすでに足りていれば変化はされない性質も持っています。

    ビタミンAは過剰摂取すると胎児への影響が及ぼされる可能性もありますので、その点が心配な方は植物性の「β-カロテン」の摂取を意識された方が良いでしょう。

     

    【ビタミンB群】

    • ビタミンB2(納豆・卵などに含まれる)
    • ビタミンB5(納豆・鶏肉などに含まれる)
    • ビタミンB6(カツオなどに含まれる)

    などが特におすすめ。

    ビタミンB2は脂質代謝や余分な皮脂の排出の働きを、ビタミンB5は皮脂の分泌を抑える働きを、ビタミンB6はたんぱく質を分解→エネルギーとして代謝されるまでを助ける働きとつわりの緩和を助ける働きをもちます。

     

    【ビタミンC】

    ニキビ予防、ニキビ痕の改善、色素沈着対策の働きを持ちますが、主に果物や野菜い含まれています。ただし、ビタミンCは摂取から排出までが3時間と短いので、食事のたびにこまめに摂取することをおすすめします。

     

    【ビタミンE】

    美肌の栄養素として血行促進や活性酸素の除去、抗酸化効果などの働きに影響します。ナッツ類にふくまれる成分ですが、ナッツ類は脂肪分も豊富なため、過剰摂取にならないようにだけは注意してください。

     

    2.しっかりと睡眠を

    ターンオーバーへの影響があるため、しっかりと睡眠をとるようにしてください。とくに肌に大切な22時から2時の間には就寝していることが大切です。

    3.ストレスを溜めない

    妊娠中は運動制限もあるので体を動かしたストレス発散は難しいかもしれませんが、適度な散歩や、その他、気分がリラックスできる自分なりのストレス解消をいくつか持っておくようにしてください。

    4.ホルモン作用を活用

    妊娠期にプロゲステロンと同様に分泌される女性ホルモンの「エストロゲン」、このホルモンの作用も侮れません。基本的に、エストロゲンは“女性らしさ”を作り出すホルモンですので、肌のうるおいをあえてくるれるヒアルロン酸の生成や、肌のハリに影響するコラーゲンの生成を促進してくれる働きを持ちます。特に妊娠中期以降はプロゲステロンよりもエストロゲンの分泌量の方が上回ってくるので、中期以降はホルモンバランスの乱れを防ぎ、エストロゲンが上回った状態を維持できるよう意識してみて下さい。

    5.雑菌を防いで肌を清潔な状態を保つ

    原因でもお伝えした「汗の放置」「肌を傷つける」といった点にも起因しますが、肌が荒れると、荒れた肌から雑菌が侵入して更なる肌トラブルを招きます。そのため、雑菌を予防するためにも背中を優しく洗って肌を傷つけないようにしたり、寝具や普段の肌着など、背中に密着する時間の多いものをこまめに交換して清潔な背中の肌環境を保つようにしてください。

    6.保湿ケアを意識する

    肌の感想は皮脂の過剰分泌に繋がりニキビに発展する原因となります。そのため、はだが乾燥しないよう普段からの保湿ケアをしてみて下さい。妊娠中は通常よりもデリケートな肌環境なので、無添加で肌に優しいもの、そして何より三日坊主にならないよう、手軽い毎日づづけられるケアが大切です。

    【参考】ニキビケアコスメ

    顔や背中、デコルテなど全身に使える無添加の日本製ニキビケアジェル「パルクレールジェル」

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    7.ひどい症状のときは皮膚科に

    ぶつぶつが出来ただけにとどまらず、かゆみ・痛みがひどく、炎症まで起こしている、となると下手なセルフケアは症状の悪化を招く可能性もあるので、早めに皮膚科を受診してください。今の症状やいつから発症し始めたか?また、現在妊娠中であること、など、前もって先生にお伝えして置き、適切な診断、や処方箋をいただくようにしましょう。

    まとめ

    以上、妊娠中の背中ニキビの原因と対策についてお伝えしてきました。

    妊娠中はどうしてもホルモンバランスの大きな変化が出てくるので、その影響を大きく受けがちです。これは体質にも左右される面もあるので、ある一定の面までは致し方ないケースも多いものです。

    そのため、お伝えしてきたように「そういうものだ」と割り切ってしまうのが一番に気が楽かもしれません。ですが肌トラブルは気になるのが常ですから、割り切れないこともあると思いますので難しいところ。

    そのため、「自分が出来ることは頑張る」「それ以外は諦める(割り切る)」とした心持ちにしておくことがおすすめです。

    体をできる限り清潔にする、栄養面を出来るだけ充実させる、これは個々人の頑張りの部分です。一方でそれ以外のこと、体内ホルモンの調節や、突如出てきてしまう吹き出物・ニキビは、個人で手の出しようがありません。

     

    このように、出来る部分・出来ない部分がる以上は出来ない部分に神経をとがらせても疲れるだけです。そのため、出来る部分にだけ、自分のできる最大限のことだけを意識していただき、それ以上はストレスの原因にもなるので、極力割り切るようにしてみて下さいね。

    なお、自分で出来る面として妊娠中の栄養補給には「胎児の栄養の取り方は?妊婦の栄養補給は胎児の成長に影響する。」この記事でも詳しくまとめていますので、よろしければご参考になさって下さいませ。

     

     

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