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飲ませて大丈夫?授乳後に飲み残した母乳の正しい取り扱い方

 2016/11/19母乳育児
 

    授乳期のママのもつ悩みの一つに

    • 授乳後に飲み残した母乳の取り扱い方が分からない、

    というお悩みがありますが、あなたもこういったお悩みをすでにお持ちなのではないでしょうか?

    飲み残した母乳はそのまま飲ませてしまってもいいのか?何か問題はないか?心配になるママも多いかとおもいます。

    そこで今回は、飲み残した母乳についてお悩みのママさんに向けて正しい取り扱い方についてお伝えします。

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    飲み残した古い母乳は与えちゃだめ?

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    飲み残した古い母乳を赤ちゃんい与えてもそれほどは心配する必要はありません。ですが、以下のような問題点が指摘されています。

    古い母乳の問題点

    乳腺炎

    授乳間隔が開き過ぎると乳房内に母乳が溜まってしまい、乳腺炎になるリスクが高くなります。

    射乳による吐き戻し

    母乳が勢いよく放出される射乳が起きると、赤ちゃんがむせて吐き戻してしまうことがあります。

    味が酸っぱくなる

    古い母乳は酸っぱくなるので赤ちゃんが嫌がることがあります。母乳は食べたものによって甘くて美味しかったり、脂っこくて飲みにくくなるなど、状況によって味が変わりやすい性質を持ちます。

     

    対策

    古い母乳の対策は授乳間隔を開けないように、左右のおっぱいから飲ませてあげるようにしましょう。授乳間隔は3~4時間くらいでしたら、前に授乳しなかった片方から与えても大丈夫ですので目安にしてください。

    射乳については授乳する前に搾っておいて、母乳の出の勢いを少し弱めてから飲ませてあげるようにします。

     

    授乳後に飲み残しができる理由

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    授乳後に飲み残しができる理由はいくつか挙げられますが、特に代表的なものの1つとして“赤ちゃんが授乳中に気持よくなって眠ってしまう”ということが考えられます(※他には、「吸う力があまりかかっていない」「母乳の出すぎ」など)。授乳中に間隔をおいてからもう片方のおっぱいを飲ませようとすると、スヤスヤと寝てしまうことはよくあります。片方の母乳が溜まってきたと思ったら寝てしまので、少しもったいない気分になっちゃいますよね?

     

    添い乳でも飲み残しができる?

    添い乳は体を横にして休みながら授乳できるメリットがありますが、飲み残しができるデメリットもあります。具体的には、飲み残しができる部位は両乳房の上半分の内側あたり。この部位にできた飲み残しを予防するには、「フットボール抱き」で授乳してあげると効果的です。
    やり方の例として、夜中に2回添い寝で授乳をした場合は、日中もバランスを考えて同じように2回フットボール抱きで授乳してあげるというイメージです。

    フットボール抱きの形は、一般的な横抱きの姿勢から赤ちゃんの足方向へ横にスライドさせて、もう片方のおっぱいを吸わせる形です。すると、自然にラグビーボールを小脇で抱えたような形になります。この形をそののまま実践しようとすると、片腕だけで赤ちゃんを支えることになるため、バランスをとるのが非常に難しくなります。ですので、布団や枕などを赤ちゃんの下に敷いて体を安定させてから授乳するようにしましょう。

    なお、授乳中の赤ちゃんの抱き方に関しては「赤ちゃんの正しい授乳姿勢や抱き方まとめ。楽な姿勢が必要な理由とは?」の記事で詳しく解説しているので、よろしければご参考にしていただければと思います。

    母乳の飲み残しはしこり・乳腺炎に繋がることも

    片方の母乳だけを飲んで赤ちゃんが眠ってしまう状況が続くと、もう片方に母乳がずっと残ってしまいます。すると、上述してきたようにしこりや乳腺炎のリスクが高くなってしまいます。

    一般的にこういったトラブルが多いのは出産後から1ヶ月くらいまで続く溜まり乳の時期に起きやすいと言われています。1ヶ月くらい経った後は差し乳になるので、母乳の出がかなり落ち着いてきて飲み残しによるリスクも減ります。

    母乳が残って(余って)しまったら絞って搾乳を

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    赤ちゃんが片方の母乳だけを飲んで眠ってしまった場合は、もう片方も軽く絞って搾乳しておくと、しこり・乳腺炎などのリスクを避けることができます。また、夜中などの授乳間隔が開きやすい時間帯にも、軽く搾乳しておくこと良いでしょう。

    ただし、搾乳をしすぎると母乳の作りすぎによる生産過多になったり、乳腺を傷つけるなどのトラブルに繋がることがあります。そのため、搾乳は圧迫搾乳が基本として乳首は触らずに張っている部分だけを手のひらで軽くおさえ、ポタポタと母乳が出るくらいの量で調整していきしょう。そして、少しおっぱいが軽くなる程度まで搾乳してください。乳房がすっきりするまで搾乳しすぎないようにくれぐれもご注意ください。

     

    搾乳後の保存方法

    搾乳後の保存方法は常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3つがあります。期限内に飲めなかった場合は無駄になってしまいますが、再利用をしようとせず赤ちゃんには飲ませないようにして必ず捨てるようにしてくださいね。

    1.室温保存

    搾乳した後、室温25度以下だった場合は約4時間くらいなら容器に入れた状態でも保存は可能です。ただし、30分以内に飲むかどうか分からない場合は、冷蔵庫か冷凍庫で保存するようにしましょう。

    2.冷蔵保存

    冷蔵庫で保存する場合でも衛生面や鮮度を考えた場合は、24時間以内に使い切ることをおすすめします。ちなみに、一般的には冷蔵保存の期間は3~4日以内と言われています。

    3~4日以内に使い切れない場合は冷凍保存にしてください。
    冷蔵庫の代わりとなる保存方法は、クーラーボックスや保冷バッグに保冷剤や氷を入れることで冷蔵保存することができます。

    3.冷凍保存

    搾乳した後、冷凍保存の場合はおよそ2週間~1ヶ月の期間内なら保存可能です。

    なお、3ヶ月程度なら保存できるという意見もありますが、冷凍庫のドアの開閉によって温度が安定しないのであまりおすすめしません。その他の注意点は以下にまとめておきます。

    ドアポケットのような場所には置かない

    ドアポケットのような場所は温度が安定しにくいため、鮮度が落ちやすいです。

    再凍結はNG

    再凍結は次に解凍したときに、母乳に含まれるたんぱく質などの元の構造が1回目の解凍のときよりもさらに変化します。そうすると、母乳本来の機能や質、味などが失われがちになります。

    ですので、母乳を使い切れなくて無駄にしてしまわないために、小分けして冷凍をするなどの工夫をしましょう。

    なお、解凍後は12時間以内に使い切ると衛生的に良いと言われています。解凍した母乳を冷蔵庫で一時保存する場合は、24時間以内には使い切るようにしてください。

    容器の3/4以上は入れない

    母乳を冷凍すると膨張するため、容器の3/4以上は絶対に入れないようにしてください。

    母乳外来の活用も検討する

    飲み残した母乳の正しい取り扱い方については、不安を抱えながら進めていくのはとても辛いと思います。その不安を解消するために、母乳外来を活用することも検討してみてください。母乳に関して経験豊富な助産婦さんから母乳ケアから乳首などのトラブルまで的確にアドバイスしてくれます。ですから、母乳育児が心配なママさんにとっては心強い味方になってくれます。

     

    まとめ

    今回は授乳後の飲み残した母乳とその正しい取り扱い方についてご紹介しました。

    飲み残した母乳は乳腺炎などのトラブルを招く可能性がありますが、正しい知識で取り組めばそれほど心配する問題ではありません。それでも心配な場合は、母乳外来で助産婦さんのアドバイスを受けるのも正しい取り組みと言えます。1日も早く不安な日々から抜け出すことも大切ですからね。

    母乳育児はうまく進んで楽になるまでは少し時間がかかりますが、誰もが直面する大切なシーンでもあります。ぜひ頑張って乗り越えてくださいね!

    なお、母乳育児でお悩みに直面している際は、改めて母乳育児のメリット・デメリットや注意点などを振り返っておくことで冷静に対処出来ることも増えてきます。「母乳育児のメリット・デメリットは?母乳で子育てを考えるママへ」こちらでも詳しくまとめていますのでよろしくければご参考になさって下さいね。

     

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