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母乳が増えない…その4つの理由と母乳量アップの12の対策。

 2016/10/19 育児
 
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母乳育児中のママの多くが抱える悩み。それはズバリ、「母乳が出ない!」ということ。

もちろん、最初から母乳がどんどん出るママもたくさんいますが、なかなか母乳が出なかったり、量が足りない・増えないといったことで苦労しているママも少なくありません。

そこで今回は、そんな悩みを抱えているママたちの為に、「母乳量がアップする方法や対策」についてお伝えしていきたいと思います。

日常のちょっとしたことを変えたり注意するだけで、母乳にも影響が出てくるのでお試しください!

 

母乳が増えない4つの原因

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母乳が出ない原因として主に考えられるのが、「貧血」「冷え」「カロリー」「水分」の4つとされています。

 

1.貧血(隠れ貧血)

まずは「貧血」。おっぱいが作られるためには血液が必要ですが、出産時の出血が多かったり、普段の食生活の乱れが貧血を引き起こしてしまいます。特に、妊娠中はお腹の赤ちゃんが急速に成長していくことに対して、ママ自身の赤血球やヘモグロビンの増加量十分でなく、おいつかないことが多いので貧血になりやすい傾向があります。

あわせて、現在女性の食生活の影響から栄養に偏りがあることが多いので、日ごろから慢性的に貧血になっている女性も多い、知らず知らずの内に自分が気付いていないだけの「隠れ貧血」の可能性もあるので注意が必要です。

なお、隠れ貧血かどうか?を調べる際は血液検査をして赤血球やヘモグロビンの値が正常値の範囲内かどうか?を確認する、より確実に調査したい場合は自費治療にもなりますが「フェリチン値」を調べるより詳しい血液検査を行うことで確認ができます。

 

2.冷え性

また貧血と関連して「体の冷え」にも気をつけてほしいところ。冷えは血液の流れを悪くしてしまいますから、体を冷やさない努力が大切です。自分が体が冷え性体質かどうか?を確認する際は以下の内容に当てはまっているかどうか?が判断基準となるので参考にしてみて下さい。当てはまる内容が多いだけ冷え法体質の可能性が増えます。

「遅寝遅起き」「運動不足」「カフェインが入った飲料を頻繁に愛飲している」「クーラーが常時効いている部屋で過ごしている」「肉・魚の摂取が少ない」「お菓子や甘いものが好き」「炭水化物を摂取するときに白ご飯は食べないけどパスタやパンは摂取する」「ダイエット経験がある」

 

3.水分不足

授乳中は平均して一日に約600~800ccの母乳が出ていくことになります。よってママ自身が「水分不足」にもなりがち。母乳はママの体内の水分から生成されるのでママが水分不足になると母乳が出にくくなります。なお、授乳期は1日3リットルが摂取目安になりますが、授乳中は特にこまめな水分補給を意識しましょう。

 

4.カロリー

普段の食事の中で十分な「カロリー」を摂取しているかどうかもポイントです。授乳中は1日に450キロカロリー程度多く摂取することが求められていますから、栄養バランスに気をつけながらきちんと食事を摂るように心がけてくださいね。

 

母乳再開で大切なことは?

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病気や仕事の再開などで授乳を中断すると母乳の出が悪くなってしまいがちです。なぜか?といえば授乳の期間が空くことで体が「もう母乳は必要ないんだな」と判断してしまうからなのです。

母乳を再開する際は、たとえ出ていようと出ていまいと、とにかく赤ちゃんに吸ってもらうことが大切です。乳首を吸われることでホルモンが分泌され、母乳が生産されていきますから根気良く赤ちゃんにおっぱいをくわえてもらうようにしてみてください。

 

母乳の生産量は1日にどれくらい増える?

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母乳の生産量がどのくらいなのか?、それはママにもよりますし赤ちゃんにもよりますから一概に「このくらい生産されています!」と言い切ることは難しいのですが、WHOによると「1日にミルク50 ml分」が一つの目安となるとされています。また、母乳は「今日は100ml明日は200ml」と言った具合で急速に増えるものではないので、増やしていく際は50ml、100mlといった具合で徐々に増やしていくしかありません。

1回の哺乳量は平均して約100ml前後は欲しいところですので、徐々に増やして100mlまで増やしていくようにしてみてください。

なお、赤ちゃんに必要な母乳の1回量の目安は、「体重÷80」で計算することが出来ますから、もしも気になるようでしたら計算してみるといいと思います。

 

母乳を増やす12の対策法

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1.頻回授乳

母乳を増やすには時間に関わらずとにかく「赤ちゃんが泣いたら母乳をあげる」という頻回授乳のスタイルが効果的とされています。赤ちゃんに乳首を吸ってもらうことでママの体にホルモン分泌作用が生まれ母乳量を増やすことに繋がってきます。よって、母乳量を増やす民兄はとにかく赤ちゃんにおっぱいをくわえてもらうことから始めてみましょう。

始めはうまくいかなくても、何度もおっぱいをあげることで徐々に母乳量も増えていきます。気負いすぎは禁物ですが、無理のない範囲で試していってくださいね。

 

2.頻回授乳でも母乳が増えないときは?

もしもおっぱいを頻回に与えていてもなかなか母乳の量が増えないようなときは、もしかすると「ママの疲れ」が原因になっているのかもしれません。「完全母乳で育てるんだ!」と頑張りすぎてはいませんか?しっかり睡眠・休息をとり、出来るだけママ自身がリラックスして育児出来るようにするのが大切です。

ストレスを溜めることは、母乳の出を悪くする大きな原因になってしまいます。忙しい中でも、休める時は休みましょう、例えばリラックス効果があり、さらには母乳の生産を促進する効果もあるといわれているハーブティーを飲んでみるのは、手始めに取り組みやすい休息方法としてもおススメですよ。

 

3.赤ちゃんによって最適な母乳量は異なる?

赤ちゃんにだって個人差や個性がありますし、大人と同じように、そのとき、そのときで飲む量が違って当たり前です。例えば、朝はたくさんおっぱいを飲むけど、夕方や夜中はさほど飲まないというようなことだってあるわけです。

定期的に体重を測定してみて、その子のペースできちんと体重が増加しているようならまずは問題ないでしょう。毎日必ず同じ量を飲むとは限りませんし、「こうでなければいけない」ということもないのですから、まずは赤ちゃん自身の様子をしっかり観察してみてください。授乳のあとに満足しているようなら大丈夫ですよ。

 

4.体を温める

おっぱいは体からもっとも突出した部分にあり、実は冷えやすい場所でもあるのです。冷えたおっぱいをくわえることを赤ちゃんも嫌がりますから授乳前は蒸しタオルで温めるなどの工夫をするのが良いですね。また、普段から体を冷やさないような対策をとることも大切です。インナーを増やしたり厚着をするなどして、特に冬場は冷えから体を守るように心がけてみてください。

なお、冷たい飲み物やカフェインも体を冷やす原因になりますから出来るだけ控えるようにしましょうね。

 

5.暖かい水分を補給する

授乳中は普段よりも多めに水分補給することが望ましいとされていますが、冷たい飲み物をガブガブの飲むことはおススメしません。体を冷やすことにもなりますし、お腹を壊してしまうかも・・・ですから、授乳中のママには出来るだけ温かい飲み物で水分補給していきましょう。

小豆茶、ほうじ茶、たんぽぽ茶、たんぽぽコーヒー、ハーブティーなど、カフェインが含まれていない温かい飲み物を飲むようにしましょう。

なお、1日におおよそ2000~2500mlを目安に水分を摂るように心がけてみてください。(水分だけの換算。摂取する食事内容に含まれる水分量も含めると3リットル/日)特に授乳後に水分補給するのがおすすめです。

 

6.根菜を食べる

授乳中は、体を冷やすとされる夏野菜は控え、冬野菜(大根、にんじん、白菜など)を多めに摂るようにしてみましょう。特に、土の中で育つ根菜類(じゃがいも、さといも、大根、ごぼう、ピーナッツなど)は母乳に良い食べ物だと言われていますから、こうした野菜を意識的に食事に取り入れることで母乳の出にも良い影響を与えてくれるでしょう。

また、野菜だけではなく、肉や魚もバランスよく食べ、栄養状態が偏らないように気をつけてください。牛乳などの乳製品は脂肪が多いため、母乳の出を悪くしたり乳腺炎の原因にもなってしまいますから控えめに。

7.母乳マッサージをする

おっぱいトラブルや、乳不足を解消するには「母乳マッサージ」もおススメです。出来れば妊娠中のうちからマッサージをしておくと、出産後の初乳が出やすくなるとも言われています。

産後、なかなか母乳が出ない場合は「桶谷式母乳マッサージ」が特に効果的。桶谷式は、ほかの母乳マッサージと違って痛みがあまりなく、ママの体への負担も少なくて済むと好評です。各地域ごとに「母乳教室」というものがありますから、おっぱいが出ない、どうしていいか分からない、とお悩みの方はこうした教室を利用するのも良いと思いますよ。

 

8.ストレスを溜めない

母乳をスムーズに出すため、また、母乳の生産量を上げるためにはママ自身がリラックスしていることが大切です。中には、実は母乳が足りているのに「出ていない、足りていない!」と思い込んでしまっているママも少なくありません。考えすぎや悩みすぎは、「産後鬱」を引き起こす原因にもなりやすく、ただでさえ精神的に敏感になっている産後のママには気をつけてほしいところ。

頑張り過ぎない、背負いすぎないことが大切です。「母乳が出ないならミルクを足せばいいや!」と、気楽に考えるポジティブさを持っていてほしいのです。ママ自身が参ってしまわないようにしてくださいね。

 

9.産後疲れにならないよう体を休める

母乳不足を改善することが出来ない人の多くが「産後疲れを解消出来ていない」ことが原因として挙げられます。これは、「頑張りすぎている人」に多く見られる傾向にあるようです。

  • 1日10回以上授乳している
  • 思うように睡眠時間が確保出来ず、睡眠不足が続いている
  • 一晩に何度も起きてしまう
  • 頭がボーっとしている
  • 疲労感が抜けない

これらの項目にひとつでも当てはまるものがあれば要注意、産後疲れが解消出来ていない可能性があります。

確かに母乳を飲ませてあげることは大切ですが、だからといって母乳育児に固執しすぎる必要はありません。辛いならミルクを足し、誰か手伝ってくれる人にお願いして体を休める時間に充てましょう。ママの体がまずは大事なんです。自分を犠牲にしたり、責めたりすることのないようにしましょう。

 

10.血流を良くする

母乳は血液で出来ていますか、血流を良くすることも大切です。血の流れを良くし、体の冷えを改善すると母乳の生産量や質もおのずと向上してくるのです。特に、足の内くるぶしの上端から手の指の横幅4本分の位置には「三陰交」という母乳の出に関わるツボがあります。このツボを冷やさないように、出来るだけくるぶしが隠れる長さの靴下を履くようにすると良いでしょう。

フットバス(足湯)も効果的ですから、是非試してみてください。

 

11.昼寝をする

育児中のママはとにかく睡眠不足に陥ってしまいがち。なかなかぐっすり眠れない、まとまった睡眠がとれない・・・そんなママがとても多く、疲労が抜けずに体調不良を起こすことも多々あります。

ママにとって、睡眠時間をきちんと確保することはとても重要。なぜなら、睡眠を取ることで催乳ホルモンである「プロラクチン」が分泌されるからです。家族に少しだけ代わってもらって昼寝をするだけでも効果がありますから、ママは意識的に睡眠時間を確保できるようにしましょう。

 

12.鉄分を摂取する

母乳は血液から出来ています。出産時の出血やそれまでの食生活、生活リズムの影響でママが貧血状態になっている場合、それは母乳にも良くない影響を与えてしまいます。そのため、積極的に鉄分を摂取するように心がけましょう。レバーや赤身の肉、緑黄野菜(体を冷やす夏野菜は避けて)、プルーンなどが鉄分を豊富に含んでいますから、食事に取り入れてみてくださいね。

 

【参考】2人目だと母乳の出が違う?

1人目よりも2人目の方が母乳の出が良くなる傾向にあると言われていますが、これは1人目よりも不安やストレスを感じなかったり、一度授乳を経験しているので乳腺が開きやすいといった理由が考えられます。ですが、すべての経産婦さんがそうだという訳ではありません。2人目以降は慣れていると思い、周囲もあまり手を貸してくれず、逆にストレスで母乳の出が悪くなった・・・なんて人だっているのです。母乳の出に関しては、1人目だから、2人目だから・・・と考える必要はないでしょう。

 

まとめ

育児はとても大変なもの。経験していなければ特にそうですが、いくら出産を経験していたとしても、やはり赤ちゃんが産まれればその都度様々な苦労がついてくるものです。

とくに母乳に関しては様々なトラブルを抱えているママが全体の6割を超えるとも言われていますし、何の問題もなく育児が出来ること自体珍しいことなのです。

これまでに記載してきた母乳量アップのアドバイスは、どれも自宅で簡単に活用出来ることばかりです。あまり難しく考えすぎず、まずは試してみてください。

もしそれでも難しそうなら「母乳をよく出す“15”の方法【母乳育児の新米ママ必見!】」の記事でも母乳分泌量を増やす対策をまとめているのでご参考になさってみて下さい。

また、パパや周囲の人たちにも助けてもらいながら、ママ自身が楽しみながら育児していくことが何よりも大切です。育児はママ1人でやらなければいけないものではないのですから、どんどん周囲を巻き込んでいってください。問題や話題を共通することで見えてくるものもたくさんあるのです。

ママも、母乳が増えない、なかなか出ない時はミルクを足せばいいや!と、少し楽観的に考えるくらいの心の余裕を持ちましょう。張り詰めてばかりいてはいけません。

心にストレスや不安を抱え込まないほうが母乳の出も良くなりますし、ママがニコニコ笑顔でいることが赤ちゃんにとっても大切なことなのです。

しっかり休養、しっかり睡眠を取りながら、ママ自身にも育児の楽しみを感じてもらえたら幸いです。

 

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Konno

Konno

ライター/天然石アクセサリーアーティスト/飲食スタッフ/飲食スタッフ(パート)/2児の母親



普段は男女の双子を育てる子育て経験豊富なママライター。
ライターの他にも、天然石アクセサリーアーティスト・飲食スタッフ、としての顔も持つ。
これまでの育児経験をもとに鋭意執筆中。

【site】http://blog.goo.ne.jp/rukanata

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