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つわりで寒気が起こる!知っておきたい症状の原因と対策方法

妊娠中にはつわりに加えて、寒気を感じてしまうことがあります。実はつわりと寒気には関係性があるのですが、正しく理解をすればむやみに恐れてしまうことはありません。つわりで寒気が起こる原因とその対処法について見ていきましょう。

つわりによる寒気の特徴!症状や関係性は?

つわりと寒気は関係性が深いといわれています。妊娠中に起こる寒気の特徴と自立神経の乱れや食事が与える影響を見ていきましょう。

妊娠超初期の寒気の特徴

妊娠をすると一般的には生理予定日を過ぎても、体温は高い状態が続くといわれています。高温が2週間以上続いたら妊娠の可能性があり、その時期が長くなるとさらに確率は高まります。妊娠をすると黄体ホルモンの働きによって体温が上昇します。このホルモンの作用に体がついていけないと、寒気を感じてしまうのです。体温は高いのに外の気温がそれよりも低いと寒さを感じるということもあります。ただ、基礎体温があまり上がらずに妊娠をするといったケースもあるため、個人差があることも理解をしておきましょう。

妊娠初期の寒気の特徴

妊娠初期は体温が高くなる傾向にありますが、急にガクッと体温が下がってしまうことがあります。ただ体温が急に下がったからといって、それだけで妊娠の可能性を否定するのは早いです。体温が下がれば寒気を感じますが、その原因となるものはいくつかあげられます。外の気温や体温計での測定ミス、またストレスなどによっても体感的な寒さは違ってくるのです。

つわりと寒気はどちらも自律神経の乱れが影響する

つわりと寒気は実は自律神経が乱れることが影響を与えています。自律神経がうまく働かないことで、血管の収縮が起こってしまうからです。血管は体温の調整に影響を与えるため、寒気を感じてしまうのです。

つわりで食事が摂れていないことに起因する寒気

つわりがひどいと食事を摂ることもままならなくなり、体に必要な栄養素が不足してしまいがちです。妊娠時は胎児にも栄養を送らなければならないため、通常よりも多くの栄養を必要とします。特に鉄不足が起きてしまうと貧血になってしまい、体温が下がってしまうため寒気を感じてしまうのです。

つわりで寒気はどうして起こるの?寒気の原因って一体?

つわりが起こってしまうメカニズムは貧血・血行不良・ホルモンバランスの変化などが要因となっています。それぞれの特徴をきちんと押さえることが大切です。

つわりの症状の一種として起こる

つわりが起こると食事を摂ることに苦労をしてしまい、どうにか食べても戻してしまうといったこともあります。食物は体の体温を維持するためのエネルギー源であり、熱を生み出すものです。そのため、食事がきちんとできないと体内の温度調整がうまく働かずに、寒さを感じてしまうことになります。

貧血による影響

妊娠をしたときには体内の血液量自体は増える傾向にありますが、赤血球の数自体はそれほど増加しません。そのため貧血の状態になりがちであり、血の巡りの悪さから寒気を感じてしまいます。さらに鉄不足が起こってしまうと新たな血液が作られにくいため、体温が下がってしまうことになるのです。

血行不良や冷え症による影響

血行不良は栄養不足だけでなく、運動不足によっても起こります。妊娠をしているときは普段よりも体を動かす機会が少なくなってしまうため、血の巡りが悪くなりやすいため、寒気を感じてしまうといえます。また冷え症によって寒さを感じることもあるでしょう。妊娠時にはできるだけ体を温めるように心がけることが大切です。

黄体ホルモンによる体温上昇の影響

妊娠をすると黄体ホルモンという女性ホルモンが活発に働き始めます。そのため、通常よりも0.5~1度ほど体温が上昇するといわれています。体温が上がるのならば本来は寒さを感じにくくなりますが、ホルモンの作用に体がついていけない場合には寒さを感じてしまうことがあるのです。

自律神経の乱れによる影響

ストレスや不安が溜まってしまうとそれによってなかなか寝つけずに、睡眠不足に陥ってしまうこともあるでしょう。睡眠時間が足りなくなってしまうと自律神経の乱れから血管の収縮が起こり、血行不良が起こってしまいます。血の巡りが悪くなることで寒気を感じやすくなります。

風邪かもしれない?つわりかどうか判別する方法

つわりと風邪の症状は似ているため、自分ではなかなか判断がつきにくい面があります。症状にあわせて、適切な対処をとることが肝心です。

つわりは症状が長引く

妊娠をしたときに気をつけておきたいことは、つわりの症状は長く続くということです。つわりは個人差がありますが、妊娠4週~6週ぐらいから現れ始め、妊娠14週~16週ぐらいから落ち着いてくるといわれています。妊娠7週~9週がツラい時期といわれているので、とにかく無理をしない姿勢が大切です。妊娠中は胎児を成長させるためにさまざまなホルモンが分泌されるため、女性の体には大きな変化が起こっています。本人が考えている以上に体の負担を溜め込んでしまっている可能性もあるので、無理をしてしまうと体力や気力の低下につながります。そして、結果的につわりの症状を長引かせてしまう原因を作ってしまうのです。睡眠不足や過労を避け、十分に体を労わってあげましょう。また出産やつわりに対する過度な不安も、つわりに拍車をかけてしまうので気持ちをリラックスさせることも重要です。

症状が重いなら産婦人科で検査を受ける

つわりの症状が長く続くことで、その途中で風邪やインフルエンザにかかってもつわりの症状だと勘違いしてしまうこともあります。特に妊娠超初期の段階では妊婦さん自身が妊娠について自覚をしていないため、普通の風邪だと思って市販薬で対処してしまうといったことがあるでしょう。寒気があり、高温が長く続いている状態であれば無理をせずに産婦人科を受診してみてください。妊娠によるつわりの症状なのか、風邪やインフルエンザなのかの判断は自分ではつきにくいので、専門医に判断を仰いで指示に従いましょう。

つわりによる寒気!有効的な対策方法は?

寒気を改善するにはさまざまな方法があります。シーンにあわせて適切な対策をとってみましょう。

身体を温める服装にする

妊娠時にはとにかく体を冷やすことは避けましょう。体が冷えてしまうと血の巡りが悪くなって、寒気を引き起こす要因になってしまいます。露出の高い服装を避けて、全身を温める服装を心がけてみてください。また下着などの締め付けも血行不良の原因となってしまうので、できるだけゆったりとしたものを身に着けるようにしてみましょう。特に首周り・お腹周り・下半身はしっかりと温めることが肝心です。エアコンのきいた部屋などで過ごす場合には厚手の靴下を履いたり、カーディガンを上から羽織ったりして体温を下げないように心がけましょう。

血行不良を改善する

体が冷えてしまうと血行不良の原因となってしまうので、冷え症などがひどくなってしまいます。入浴時にはぬるめのお湯で体を芯から温め、手足のマッサージをして血行を良くするようにしてみましょう。また1日中エアコンがあたる場所を避け、部屋の湿度を一定に保つようにします。入浴後に薄着でいると風邪を引きやすくなってしまうので、体を冷やさないように心がけることも大切です。

温かいものを食べる

つわりがひどいときには炭酸飲料が効果的ですが、冷たいものを飲むときには体を冷やしすぎることを避けましょう。冷たい飲み物は適量に留め、体が受けつけるときには温かい飲み物をとることが大切です。お茶やコーヒーのカフェインや香りが気になる場合には白湯などで対応してみることもいいでしょう。

適度な運動をする

妊娠時には普段よりも運動量が少なくなってしまうため、無理のない範囲で体を動かすことも大切になります。体重が増加してしまうと新陳代謝も低下してしまうため、血行が悪くなってしまう原因にもなります。血の巡りが悪くなると寒気を引き起こしてしまうので注意が必要です。過度な運動は厳禁ですが、室内でできる簡単な運動や散歩などを取り入れてみると、血行の改善につながるでしょう。一度に運動をしようとするのではなく、細切れの時間にちょっと体を動かすといったように考えると、体に無理な負担をかけずに血行を良くしていけます。

規則正しい生活を送る

体調をうまく整えるためには規則正しい生活が欠かせません。睡眠不足は自律神経の乱れから血管の収縮を引き起こし、血行不良の原因になってしまいます。また偏った食事なども鉄不足を起こしてしまって、血の巡りを悪くしてしまいます。暴飲暴食やお酒を控え、できるだけバランスのとれた栄養補給を心がけてみましょう。

深呼吸をする

妊娠をしているときでも、仕事や家事に追われてしまうことはあるでしょう。そんなときに突然つわりが起こってしまうと対処に困ってしまうものです。つわりの負担を軽減させるためには深呼吸をしてみることも、手軽な対策だといえます。胸を張って鼻から大きく息を吸い込んでみましょう。5秒くらい息を吸い込んでお腹が膨らんだと感じたら、倍の10秒間かけて息を少しずつ吐き出してみてください。何度か繰り返していくうちに、次第に落ち着いた気持ちを取り戻すことができます。

他の症状と同時に… ケース別対応方法

寒気と同時に他の症状が出た場合には注意が必要です。誤った判断をしないためにも、きちんと特徴を押さえてみましょう。

高熱も一緒に出た時

つわりの症状は寒気を引き起こしますが、同時に高熱が出た場合には注意が必要です。妊娠時は通常よりも体温が高い状態が続きますが、風邪やインフルエンザの症状と混同してしまいがちだからです。体に異変を感じたり、自分では判断がつかなかったりする場合には無理をせずに産婦人科を受診しましょう。くれぐれも、自己判断で市販薬などを口にしてはいけません。

お腹の痛みもある時

お腹に痛みを感じるときには特に注意が必要です。お腹の張りや出血などの兆候が出た場合には早産や流産の可能性があります。妊娠初期の流産は胎児側に原因があるといわれていますが、妊娠中期以降は妊婦さんのほうに原因があることも考えられます。お腹に痛みを感じたときには無理をせずに、急いで病院に連絡をしましょう。

背部痛がある時

背中や腰に痛みを感じるときには腎盂陣痛(じんうじんつう)の可能性もあります。腎盂陣痛とは腎臓に細菌が侵入して引き起こされる病気で、嘔吐や寒気、背中や腰の痛みといった症状が現れます。ただこれらの症状は妊婦さんにはよく見られる症状でもあるため、背中や腰が痛いからといって必ずしも腎盂陣痛であるとはかぎりません。ただ、症状が激しい場合には病院で受診をしてみましょう。

嘔吐が激しい時

つわりは嘔吐を伴うものですが、特に吐き気がひどい場合には無理に吐こうとしてしまってはいけません。ツラいからといって喉に指を入れて無理に吐こうとしてしまうと吐きグセがついてしまい、拒食症などの原因にもなってしまいます。いったん吐きグセがついてしまうと少しの刺激でも吐いてしまうようになり、そのたびに寒気も感じてしまうのです。嘔吐が激しい場合はストレスや不安が原因になっていることも考えられます。できるだけストレスを溜め込まずに、リラックスした雰囲気を作ってみるように心がけましょう。

下痢がある時

いったんトイレに入るとずっと出てこられないほど下痢が続いてしまう場合には、腎盂炎(じんうえん)の可能性もあるため早めに病院に連絡をすることが大切です。腎盂炎は細菌が尿路に感染することによって起こるものですが、胎児には直接影響のあるものではないため、すぐに対処すれば問題はありません。ただそのままの状態を放置してしまうと、早産や破水の原因にもなってしまうため慎重に対応していくことが大切です。病院にかかるときにはいきなり産院を訪れてしまってはいけません。感染症の場合には他の妊婦さんにもうつしてしまう恐れがあるからです。必ず事前に連絡をして、症状を説明してから病院に向かうようにしましょう。

寒気は流産とは関係ない?影響は?

体の冷えと流産との関係を見ていきましょう。どのような影響を与えるのかポイントを把握しておくことが大切です。

お腹の痛みや出血がなければ大丈夫?

寒気と同時にお腹の痛みや出血が伴っているときには注意が必要ですので、すぐに病院に連絡をしましょう。ただ単に寒いというだけなら、流産になる可能性は低いといえるのでむやみに心配をしてしまうことはありません。胎児は常に37~38度に保たれた羊水によって保護されているので、自分の体が寒いからといって胎児まで影響を受けているわけではないのです。羊水は胎児だけではなく、妊婦さんの体も気候の変化から守る役割を持っていることを忘れないようにしましょう。

冷えが続くのは胎児の危険を伴う

ただ流産の可能性が低いからといって、体の冷えをそのままにしておくのは長期的に見れば良くありません。妊娠超初期の段階の場合には黄体機能不全・子宮内膜機能不全になる恐れもあるからです。こうした状態になってしまうと胎盤がスムーズに作られないため、妊娠の継続が難しくなってしまう場合があります。またそこまでに至らなくても、妊婦さんと胎児をつないでいる血管の流れが悪くなり、十分な栄養を胎児に送り届けるのに支障が出てしまう恐れもあります。酸素や栄養素が十分に胎児に行き届いていないと発育にも影響してしまうため、寒気の解消は必要なことだといえるでしょう。普段から規則正しい生活を心がけて、何か体調に異変を感じたときには体のサインを見逃さないことが大切になってきます。

なお、胎児の成長を促すための栄養素として注目されているのが葉酸。厚生労働省からの推奨もある葉酸は、摂取することで胎児の健全な成長を促し、流産の可能性を抑えてくれる働きもあるので、しっかりと摂取することが大切に。特に葉酸は普段の食生活からだと摂取しにくいこともあるので専用の葉酸サプリメントで効果的に摂取するのがおすすめです。詳しくは「妊娠中におすすめ!お腹の赤ちゃんに安心・安全の葉酸サプリ」の記事でもまとめていますので、あわせてご参考になさってください。

 

寒気を放置しておくのは身体に良くない!きちんと対策を!

つわりのときには寒気も同時に起こりやすいですが、自分の健康や胎児のためにもしっかりと寒さ対策をとることが大切です。体を不用意に冷やしてしまわないように冷たい飲み物を飲みすぎないようにして、温かい服装を心がけましょう。そして血行を良くするために適度な運動や散歩、バランスのとれた食生活を送るように心がけてみてください。睡眠不足も血行不良につながってしまうので、きちんと睡眠をとってストレスや不安を溜め込まないことが大切です。体を冷やしてしまうとさまざまなデメリットを生んでしまうことにもなるため、特に意識的に体を温めてみましょう。

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