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母乳はママの食事から影響を受けている?食べ物の良い・悪いは?

 2016/11/19母乳育児
 

    母乳はママの食事から影響を受けるといわれる、
    でも何を食べるのが良いのかよく分からない、

    母乳育児をしているとこのようなお悩みをお持ちになることもあるのではないでしょうか?

    栄養の偏った食生活をしていると、母乳に悪い影響を及ぼすかもしれないので注意しなくてはいけません。赤ちゃんの成長を支えるためにも、食事が母乳に与える影響力についての知識をしっかり身に付けておきたいところです。

    そこで、今回はママの食事内容が母乳にどういった影響を及ぼすのか?詳しくお伝えします。

    【おすすめ記事】:母乳の出を良くする“15の秘訣”とは?

    母乳は普段のママの普段の食事に影響する?影響しない?

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    母乳はママの普段の食事に影響します、理由は母乳はママの血液から作られるからです。

    血液は乳房に運び込まれて乳腺で乳汁に作り変えられます。その血液は栄養素を体のすみずみまで運ぶ働きを持っているので、血中には食事によって取り入れた栄養素が豊富に含まれています。また、血液検査によって体の様々な健康状態を知る有効手段とされていることから、血液中に含まれる成分の重要性は明らかです。ですから、バランスのとれた食事を摂取すれば血液中の成分が母乳に良い影響を受けるので、赤ちゃんはスクスクと健康的に成長してくれます。

     

    悪影響が懸念される食べ物は?

    逆にお酒などのアルコール類やコーヒーなどの飲み物、タバコなども母乳に影響を受けるので注意が必要です。お酒を飲んだ後に母乳を調べるとアルコール濃度が検出されます。大人であればアルコールを肝臓で分解されますが、赤ちゃんの肝臓はまだ未熟ですのでうまく分解することができず体内に残る危険があります。コーヒーやチョコレートに含まれるカフェインを過剰に摂取した場合は、赤ちゃんに興奮作用が起きて寝付きが悪い、夜泣きが多いなどの症状が出ることがあります。タバコは母乳からニコチン濃度が検出されますので、赤ちゃんがその母乳を飲むと移行してします。

    食物アレルギーについては個人差はありますが、極端な偏食に気を付けていればそれほど心配する必要はありません。

     

    影響するのは何時間後?

    母乳に悪い影響を与える飲み物とアレルゲンになりうる食べ物が、母乳に成分として出るまでの時間は以下のようになります。

    ・カフェイン(コーヒー、チョコレート)
    1~2時間後

    ・アルコール類
    飲んだ直後。

    ・卵
    2~3時間後

    ・牛乳
    3~4時間後

    このようにアルコール類は飲んだ直後に母乳から成分として出ますが、その他は数時間後に出る傾向にあります。ママが飲食したものが母乳に影響が出ることをしっかり認識しておきましょう。その上で、赤ちゃんに質の良い母乳を飲ませてあげるための食生活を心掛けてもらえたらと思います。

    なお、コーヒーなどに含まれるカフェインは、体外へ排出されるまでの時間が長くかかります。例えば、新生児の場合はおよそ98時間かけてやっと半分の量が排出されます。生後3~5ヶ月の赤ちゃんではおよそ14時間かけて半分の量が排出されます。コーヒーは1日2~3杯程度なら飲んでも赤ちゃんへの影響は少ないと言われていますが、過剰に飲むのは避けるようにしてくださいね。

     

    食事量を下げても大丈夫?

    食事量については人それぞれ量が違いますが、質を考えてバランスの良い食事を心掛けていれば食事量を下げる必要はありません。一般的に母乳育児中はたくさん食べても母乳を作るために栄養が多く使われるため、食事量を下げることはよくないと言われています。

    ただし、間食をおやつと捉えてしまっているママさんは例外です。間食をおやつと捉えてお菓子やケーキなど脂質の多い甘い食べ物に偏って過剰に食べてしまうと健康にも母乳にもあまりよくありません。

    その場合は、おやつをやめておにぎりやいも類などの炭水化物を選んで食べるようにしましょう。基本的には食事量は下げないようにしましょう。

     

    母乳に含まれる栄養素

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    出典:食事バランス ガイド 厚生労働省

     

    母乳に含まれる栄養素は以下のとおりです。

    ・たんぱく質
    肉類、魚類、魚介類、卵類、大豆製品など

    ・炭水化物
    お米、小麦、いも類など

    ・脂肪
    肉類、バター、油など

    ・カルシウム
    チーズ、牛乳、小魚、モロヘイヤなど

    ・ビタミンC
    レモン、アセロラ、キウイなど

    ・ビタミンB1
    豚ヒレ、ハム、大豆、きなこなど

    ・ビタミンK
    納豆、ほうれん草、モロヘイヤ、菜の花など

    ・ミネラル
    海藻類、きのこ類、豆類など

    このように母乳には基本の五大栄養素「炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル」はしっかり含まれており栄養バランスが優れています。

     

    母乳に良い食事

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    母乳に良い食事といえば昔から言われていたお餅などは有名でしたが、現在の食生活は昔と考え方は大きく違ってきています。

    現在では栄養不足でカロリー過多な傾向があるため、炭水化物、糖質、脂質はなるべく抑えて、栄養バランスを考えた食生活を心掛けることが大切だと言われています。ただし、なるべく抑えるといっても制限し過ぎると逆に不足してもよくないので注意が必要です。

    今おすすめの食事は、母乳の質を良くしてくれる言われている豆腐や豆乳、味噌などの大豆食品です。大豆に含まれるイソフラボンは母乳量を増やす効果や乳がんを予防する効果が期待できるのでママさんにとって心強い成分です。あと、大豆に含まれるサポニン成分は余分な脂質を洗い流す効果があると言われています。

    そのほかに、母乳に良いと言われている白米と根菜類(大根、ゴボウ、人参)を、一緒に混ぜて炊けることができるアワやヒエなどの雑穀や小豆なども人気でおすすめです。

    参考記事:トップモデルやハリウッドスターも愛用する『小豆茶』が母乳の出を上げるキッカケに?

     

     

    また、普段使っているサラダ油(菜種油)をえごま油に置き換えてあげると、αリノレン酸の働きによって母乳の質の向上に期待できるのでおすすめです。

     

    母乳に悪い食事

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    動物性食品は母乳の質を下げる要因になると言われています。そのため、以下の動物性食品の摂り過ぎに注意しましょう。

    ・スナック菓子やジャンクフード

    スナック菓子やジャンクフードには、キサンタンという原材料が含まれていることがあります。キサンタンはカフェインと似た性質があるため、摂取しすぎると興奮作用によって赤ちゃんの寝つきが悪い、夜泣きが頻繁になるといった症状が出ることがあります。

    ・清涼飲料水・炭酸飲料

    清涼飲料水や炭酸飲料に含まれている成分には、摂取したカルシウム、マグネシウム、ビタミンAなどの栄養素を阻害させる作用があると言われているので飲み過ぎには注意してください。

    ・未熟な玄米

    スーパーなどで売られている玄米の中には、完熟ではなく未熟な段階で出荷されたものがある可能性があります。未熟な玄米を食べると不快症状や消化不良などを起こすリスクがあるので注意しましょう。

    未熟な玄米かどうかを判断する方法は、水に一晩つけておいて胚芽が膨らんで発芽の兆候があるかどうかで判断します。変化がなければ未熟な玄米なので、精米して食べてください。

    ・牛乳などの乳製品

    牛乳などの乳製品を過剰に摂取すると、赤ちゃんにとって消化のしにくい高脂肪の母乳になることがあるため注意が必要です。そのまま高脂肪の母乳を赤ちゃんが飲み続けると、便秘や下痢などを起こすリスクが高くなります。

     

    乳腺炎トラブルは科学的根拠があるわけではない?

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    ママの食事内容が脂肪分や糖分の多いものに偏ると、乳腺に詰まって乳腺炎になるという意見があります。ですが一方で、これに関しては科学的根拠があるわけではありません。全体的にその傾向が高いようだ、という意見ですね。

    乳腺炎の主な原因は、母乳の詰まりやストレス(精神的疲労)よるものがほとんどです。いずれも、ママの食事内容との関係性は確認されていませんので気にする必要はありません。

    過剰摂取は気を付けてバランスの良い食事を。

    授乳時期は母乳の生産に多くの栄養が使われるため、食事をたくさん食べないといけませんが、過剰摂取には気を付けなくてはいけません。もちろん良いと言われている栄養素であっても、過剰摂取してしまっては体にあまりよくありません。偏った食事を続けてしまうと、便秘や肥満の原因にも繋がるので注意しましょう。

     

    まとめ

    今回はママの食事が母乳に与える影響力についてお伝えしました。

    ママの食事から摂取された栄養素は母乳の質に大きく影響しますから、バランスの良い食事の献立を考えていきましょう。

    食事量が足りているかどうかの目安は、食事の影響を受けた母乳を飲んだ赤ちゃんが元気なことです。

    食事量が足りているということは、母子ともに健康であるとも言えるので、ぜひバランスの良い食事をたくさん食べて赤ちゃんの成長を支えてあげてください。

    なお、もっと母乳の出を良くしたい!とお悩みであればこちらの記事でもお伝えしていますのであわせてご参考になさってみて下さいね。

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