• 二人目は女の子が欲しい!

次は女の子が欲しいと産み分けを希望されているママ、特に一人目が男の子の場合、二人目は女の子が欲しい!というママは多くいます。そこで二人目は女の子が欲しいと希望する産み分け妊活についてお伝えします。

一人目が男の子だったから二人目は女の子を

女の子が欲しいと希望される方は増えており、産み分けを指導してくれる産婦人科クリニックの指導や産婦人科医と共同開発された医療的観点による商品なども販売されるようになりました。

そのため、女の子の産み分けは多くのママから注目されています。

妊活して二人目を女の子に産み分けるメカニズム

男女の性別は卵子と結びついて受精した精子がX染色体を持っていた場合は女の子、Y染色体を持っていた場合は男の子、と分かれており、染色体の種類で生まれてくる赤ちゃんの性別が決まります。

女の子の精子は寿命が長く、遊泳速度が遅い特徴を持ちます。一方の男の子の精子は寿命が短い、遊泳速度が早いという特徴を持っています。

この特徴の違いを活かして意図的にタイミングを計ることで女の子の精子を受精させる成功率を上げることが可能になります。

2人目の性別を確率で考える

厚生労働省の「出生に関する統計」の出生性比により、男女が生まれる比率を計算してみると、女の子が生まれる確率は約47.4%、男の子が生まれる確率は約52.6%になります。

参考:厚生労働省「出生数・出生率(人口千対)・合計特殊出生率・出生性比の年次推移」より

こちらの確率をもとに二人目の性別を確率で考えると以下のようになります。

・一人目が男の子で、二人目が女の子の確率
52.6%×47.4%=24.93%

・一人目が男の子で、二人目も男の子の確率
52.6%×52.6%=27.67%

・一人目が女の子で、二人目が男の子の確率
47.4%×52.6%=24.93%

・一人目が女の子で、二人目も女の子の確率
47.4%×47.4%=22.47%

このように、一人目が男の子だった場合、二人目に女の子が生まれる確率は24.93%になります。男の子が生まれる確率は元々高いため、二人目も男の子が生まれる確率はもっとも高い27.67%となります。

二人目が女の子だと育てやすい?

なお、二人目が女の子だとラクで育てやすいと言われています。その理由は2つあります。

<二人目が女の子だと育てやすい理由>

1.経験値が上がっている

一人目の子を出産して育児をする上で、0歳児、1歳児、2歳児、3歳児とそれぞれ時期によって授乳や寝かせなど育て方は大きく違ってきます。

また、育児本には書かれていない予想していなかったことも色々と起きるため、心身ともに疲れる日々が続く事でしょう。

ですが、二人目の子は経験によって起きたときの対処の仕方は分かっていますので育児をスムーズに進めることができますし、初めてではないので先の予測も可能になっています。

【例として】

例えば、ぐずりの仕草をしていてもそのまま寝てしまうことがありますが、その見極めができずに抱き上げて授乳をしてしまうと、かえって起こしてしまうことに。すると、睡眠不足になってあまり長く寝ない子になる可能性があります。

また、周りの人のアドバイスも必要だと思って全部やろうとすると大変になってしまうことも往々にしてあります。

一人目の育児の経験が活かされて、必要以上にやっていたことを取捨選択できるようになるため、二人目の女の子を育てやすくなります。

2.夫育ての必要がなくなる

一人目の子の育児は初心者なのでそれだけでも毎日大変で疲れますが、ミルクやオムツ変えなどの育児に参加してくれない夫にもママを疲れさせる大きな要因の一つになります。

ご夫婦の中には、これまで仲が良かったのに夫を敵視してしまう産後のイライラ・産後クライシスに陥ってしまうママも少なくありません。夫は長男だと思えという言葉がありますが、夫育ても必要になります。

ですが、二人目は夫育ての必要もなくなり夫も父親の自覚が持てるようになっていますので育児に協力的になってきます。また、育児も慣れてくるので、見ていてイライラも無くなっていきます。

このような2つの理由から二人目が女の子だと育てやすくなると言われており、子育て・育児の観点から二人目は女の子を希望する~、という方は多くいます。

二人目の産み分けは可能?失敗することも?

娘が大きくなったら一緒にショッピングへお出かけしたり、孫を一緒に育てたいという理想・願望から女の子が欲しいと希望するママは多くいます。

産み分けして女の子を妊娠する確率は?

女の子の産み分けは可能ですが、こればかりは授かりものですから100%の確率で女の子が生まれるわけではありません。実際には男の子が生まれる確率のほうが少し高いために時には女の子の産み分けに失敗することもあります。

二人目の産み分け妊活で不安を感じないように

産み分け妊活に関する本や情報を仕入れても体調管理や産み分けるときのコツなどの方法は様々、加えて病院での指導も受けるとなると『一体どこまでやったらいいのか?』と困惑される方も多いです。

産み分けのデメリットは空回りや不安

また、意気込みすぎてしまうと期待とは裏腹に『半年以上がんばっても妊娠できない』など空回りしてしまい、不妊なんだろうか?と不安を感じてしまうママも少なくありません。

そのため、あくまで「少しだけ女の子の産み分けの成功率が上げるもの」くらいに心得て産み分けを進めていくことが、母体にもこれから生まれてくるお腹の赤ちゃんにも大切になりますので。

女の子が欲しかった、でも男の子だった。だからといってショックは受けないで

結果的に男の子を授かることもあります。検診で男の子と言われたときはショックを受けてしまうかもしれません。

ですが、産まれた瞬間から愛おしくなって、性別なんてどうでもよくなって忘れてしまう先輩ママがほとんどですからあなたも大丈夫。

二人目が男の子だったとしても「ママのところに生まれてくれてありがとう!」という気持ちになれますので安心してください。

2人目の女の子の産み分けで心掛けるべき7つのポイント

1.X精子が有利な膣内環境を心がける

X精子が卵子に結びついて受精すると女の子を授かることができますが、X精子は以下の特徴を持っているます。

  • 酸性に強く、アルカリ性に弱い
  • 寿命が長い(約2~3日)
  • 遊泳速度が遅い
  • 数が少ない

女性の膣内環境は通常は強い酸性の状態を保っていますので、X精子が有利な膣内環境を心掛けることで、X精子と卵子を受精しやすくすることができます。

2.排卵日の数日前が仲良しのタイミング

普段から膣内環境は酸性に保たれていますが、排卵日当日になると酸性が弱まる傾向があります。そのため、女の子脳産み分けの確率を上げる場合、排卵日数日前に仲良しを行うと女の子の産み分けの成功率を上げることができます。

また、排卵まで数日間あるため寿命が短いY精子はたどり着くことができず脱落しやすくなります。一方の女の子のX精子は寿命が長いので、排卵まで生き残って卵子と受精する確率を高めることができます。

一般的に排卵日2日前が妊娠しやすいと考えられてますので、女の子の産み分け成功率を高めるなら排卵日2日前に仲良しをするのがおすすめ。

なお、その後に仲良しをする場合は避妊してY精子と受精しないように注意しましょう。

妊活ポイントは排卵日の特定

排卵日の特定をするための確実な方法は病院で診てもらうことですが、基礎体温と排卵検査薬の併用でも可能です。

排卵検査薬は薬局で買えるもので大丈夫。生理予定日から大体のタイミングの日を計算して、排卵検査薬で排卵日を特定していきます。

なお、予め排卵日2日前に使用して、うっすらと出た陽性具合を写真にとっておくと生理から何日くらいが排卵日2日前か?おおよそが分かるようになります。その周辺日に排卵検査薬を使用して写真と同じ色だったときに仲良しをすると良いでしょう。

3.仲良しは淡白に

仲良し行為の際、女性がオルガスムスを感じると膣内環境がアルカリ性に傾くので男の子のY精子が有利な環境になってしまいます。そのため、女性がオルガスムスを感じ過ぎないよう、仲良しは淡白に進めることが良いと考えられています。

4.ピンクゼリー(産み分けゼリー)を活用

ピンクゼリー(産み分けゼリー)は、女性の膣内環境を女の子の精子(X精子)が活動しやすい酸性の状態に調整することで、女の子の産み分け確率を上げてくれる女の子の産み分け専用潤滑ゼリーです。

医療的観点に基づいた体に影響のない成分を使用しているため、ママの健康や赤ちゃんの障害へのリスクを心配することなく安全に使用することができます。

なお、ピンクゼリーについて詳しくは「ピンクゼリーに危険や障害は?成功率はどう?女の子が欲しいママへ」でお伝えしてますので併せてご参考になさってください。

5.食べ物にもこだわりを

女性の膣内を酸性の状態に保つことが女の子の産み分けでは有利になるため、肉・魚・卵、もしくはクランベリーなどの酸性の食べ物を食べると成功率を上げることができる、という考えがあります。

また、肉・魚・卵などは三大栄養素の一つでもあるたんぱく質が豊富に含まれている食べ物ですので、産み分け関係なく妊活において取り入れたい栄養素ですし、摂取することでのデメリットはありません。

なお、カフェインが含まれるコーヒー・紅茶・緑茶を飲むと女の子の産み分けに不利になるという説もありますが、心配な方は仲良しの1時間前はカフェインが含まれる飲み物を控えるようにしてください。

ワンポイント

産み分けに関わらずママの妊娠するための体づくり、特に着床しやすい体づくりを目指すために葉酸の摂取は日頃から心がけてください。

なお、妊娠時に必要な1日の葉酸量は普段の食事内容に加え葉酸サプリで1日400μg摂取することが厚生労働省からも推奨されています。

参考出典:厚生労働省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」
参考出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」
参考出典:葉酸普及研究会

 6.専門医の産み分け診療も検討に入れる

専門医の産み分け診療も検討に入れてみても良いでしょう。一般的な専門医の産み分け診療は仲良しのタイミングや産み分けゼリーの活用などで産み分けの実践法を指導してくれます。

また、産婦人科では排卵直前の卵子の大きさをエコー検査によって測定することができるため、基礎体温をつけたり排卵検査薬を使用するよりも確実に排卵日の予測を計ることができます。

7.高齢出産だと女の子になりやすいことも?

若い女性ほど男の子が生まれやすく高齢出産だと女の子が生まれやすい、という考え方もあります。

高齢出産の場合、若い年齢と比べると流産のリスクが高いため寿命が長い女の子のX精子のほうが着床しやすいと考えられているためです。

詳しくは「高齢出産で二人目は厳しい?予め知っておきたい母体と胎児のリスク」もご参考になさってください。

二人目を女の子にする妊活を成功させるために

女の子の産み分けは仲良しのタイミング・食べ物へのこだわり・ピンクゼリーの使用など色々とありますが、中途半端にせずやり切ってみることが大切です。

本内容をご覧いただいた方が女の子を授かりますよう願ってます。

なお、より詳しく女の子の産み方について確認したい方は「女の子を産む方法は?産み分けで心掛けたい10のポイントまとめ」も併せてご覧ください。