ルイボスティーはノンカフェインでミネラルが豊富。ミネラルは女性の冷え症改善や自立神経を安定させるなど多くの効果が期待できるので、ルイボスティーは妊活や不妊でおすすめのお茶です。
そこで妊活中の方に向けて、
- ルイボスティーの妊活・不妊への働きやおすめの理由
についてお伝えします。
目次
ルイボスティーは妊活におすすめの飲み物
ルイボスティーはマメ科の植物のお茶
ルイボスティーの「ルイボス」は、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯でのみ収穫される希少なマメ科の植物。落葉すると赤褐色になることから名前が付き、お茶にしたときにもキレイな赤い色が特徴。
ノンカフェイン
カフェインは消化管を刺激する作用や血管を収縮させる作用などがあるため、妊活中の摂取は控えたほうが良いと考えられています。
そのため、ルイボスティーはノンカフェインのため妊活中の人におすすめです。
ミネラルが豊富
ルイボスティーにはカルシウム・鉄・マンガンなどの身体に欠かせないミネラルが豊富に含まれています。豊富なミネラルは卵子や精子の質を向上させる助けになります。
活性酸素の除去・アンチエイジング
ルイボスティーに含まれるスーパー・オキサイド・ディスムターゼ酵素(SOD)は増えすぎた活性酸素を除去する働きがあり、免疫力がアップすることで注目されている成分。
活性酸素が増えると体内の臓器の老化が促進するため妊娠率の低下に影響します。ですが、SOD酵素の働きにより新陳代謝機能の改善が期待でき、活性酸素を減らす助けとなります。
加えて、ルイボスティーにはビタミンCが豊富に含まれるため美肌などのアンチエイジング効果も期待できます。
妊活でルイボスティーを飲むと得られる効果・働き
冷えの改善
ルイボスティーに含まれる亜鉛をはじめとした各種ミネラルの働きにより、身体の中にエネルギーが発生して体温を上げる働きをします。
また、リンパや血液の流れがスムーズになることでデトックス効果も得られるので身体の冷え改善効果に期待ができます。
加えて、ルイボスティーには毛細血管の活性化や修復機能アップの効果が期待できるtie2効果があり、その働きにより血行が良くなり身体の冷えを改善する効果が期待できます。
リラックス効果
カルシウムやマグネシウムは神経系に働く作用があり、これらのミネラル成分を多く含むルイボスティーには、神経を安定させてリラックスできるという効果もみられます。
妊活中には不安からくるイライラが起こりやすいので、ルイボスティーでゆったりティータイムを楽しみましょう。
肌の状態が安定する
妊活中は肌荒れしやすいものですが、ルイボスティーに含まれるSOD酵素の働きで肌の新陳代謝が促進されるので、ターンオーバー機能が正常になり、肌荒れなどの悩みが解消されて美肌効果が期待できます。
PMSや生理痛が軽くなる
生理痛はプロスタグランジンという物質が子宮を収縮させることで起こると考えられています。冷えやホルモンバランスの乱れなどがあると体内の活性酸素が増えることでプロスタグランジンの分泌量も増加し、PMSや生理痛が重くなってしまいます。
ですが、ルイボスティーに含まれるSOD酵素は活性酸素を除去する働きがあるため、結果としてプロスタグランジンの分泌量が抑えられ痛みの軽減が期待できます。
生理周期が整う
ルイボスティーに豊富に含まれる亜鉛などのミネラルにはホルモンバランスを整える効果があるので、生理周期も整うことが期待できます。
妊活中に生理周期が安定すると排卵日の計算がしやすく、タイミングを合わせやすくなるため大きなメリットになります。
むくみが軽くなる
ミネラルの働きによるデトックス効果は冷えの改善のみならず、リンパの流れが良くなることでむくみにも効果が期待できます。
ルイボスティーでお通じが良くなる
SOD酵素は腸内をキレイにして善玉菌を活性化してくれます。またマグネシウムは水分を集める働きもあるので、便をやわらかくする効果が期待できます。
便秘は不妊に影響する(体内に毒素が増える、子宮や卵巣の圧迫、冷え、免疫力への影響など。)可能性があるため、腸内環境を整えてお通じの良くしておきましょう。
参考出典:便秘が不妊につながる?!妊活に腸内環境改善のススメ | 摩耶堂製薬
貧血が軽くなる
ルイボスティーは鉄分が含まれているだけではなく、鉄分の吸収を妨げるタンニンやカフェインが入っていないため、食事から摂った鉄分を効率良く吸収できるというメリットがあります。
女性に多い貧血は妊活の妨げにもなるのでルイボスティーを飲んで貧血を軽くしていきましょう。
深い眠りにつける
ルイボスティーに含まれるフラボノイドにはストレス抑制効果があることで知られています。また豊富なミネラルにより身体が温まることで安眠効果も期待できます。
睡眠は自律神経を整え、ホルモンの分泌を促します。ホルモンバランスの崩れは妊娠に悪影響なのはもちろん、自律神経の乱れも冷え性・血行不良・低体温などに影響するため、妊娠を妨げる要因となりますので、妊活中の良質な睡眠確保は欠かせません。
ルイボスティーが不妊の飲み物としておすすめの理由・効能
ルイボスティーは卵子や精子の老化を抑える
妊娠しにくい原因の一つには、活性酸素による卵子や精子の老化があげられます。ルイボスティーの抗酸化作用により、身体の中の抗酸化力や抗炎症性が高まります。卵子や精子が健康になれば、受精もしやすくなると考えられています。ルイボスティーに含まれるカルシウムやカリウムなどのミネラル成分は血流を良くするので、子宮内の血の流れも良くなり柔らかい状態になることで妊娠しやすくなります。ルイボスティーは卵子だけでなく精子にも良い効果があるため男性にもおすすめのお茶です。ルイボスティーに含まれる亜鉛などの豊富なミネラル・ビタミンCは、精子の働きを活性化して量を増加させる働きがあるといわれています。
女性ホルモンと同じ作用が期待できる
ルイボスティーにはアスパラシンなど、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと同じような働きをする成分が含まれています。またルイボスティーに含まれる亜鉛には黄体形成ホルモンの働きを活性化させる働きがあるので、エストロゲンの分泌が促進されます。このように女性ホルモンと同じような働きをする成分や亜鉛が含まれるルイボスティーは、妊活に適しているお茶といえるでしょう。
【体験談】ルイボスティーで妊娠できた先輩ママたち
私も ルイボスティー飲んでます。
卵子の老化防止やアレルギーにもいいと聞きましたよ。
私の場合 基礎体温がみだれがちだったのが、飲みはじめて すぐに効果が出て 正常になりました。
私も妊活中からルイボスティーと葉酸サプリ飲んでました。
妊娠中も水分はほぼルイボスティーでとってましたが全く問題なく元気な赤ちゃんが産まれました。
ルイボスティーの飲む量・飲むタイミング
摂取量の決まりはない
ルイボスティーの効果には個人差があるので、一概に飲む量を決めることはできません。
ノンカフェインで味や香りにあまりクセがなく飲みやすいですから、自分に合った無理を感じない量を飲むようにしてください。
好きな時に飲んで良い
ルイボスティーはノンカフェインですので日中に飲むことでの影響が無いのはもちろん、夜に飲んでも安眠の妨げにはなりません。
ただし、食事前に大量に飲むようなことは胃を荒らす原因にもなるので無理のない範囲で適量で飲むことを心がてください。
ルイボスティーの飲み過ぎには注意
ルイボスティーに含まれるマグネシウムは便秘薬にも使われる成分。そのため、便がやわらかい人・下痢をしやすい人は、ルイボスティーを飲み過ぎると便がゆるくなる場合があります。
また、食物繊維も豊富なので、お腹の弱い人は下痢を起こしたりすることもあります。そのため、飲み過ぎないようにする・薄めのルイボスティーからはじめる、などが良いでしょう。
妊活中におすすめのルイボスティーの飲み方
たっぷり煮出してから飲む
ルイボスティーは便利なティーバッグも販売されていますが、優れた成分を多く摂取するためには「煮出す」ことがおすすめ。豊富なミネラルや抗酸化作用のある成分を十分に引き出すためには10分以上を目安に煮出すと良いでしょう。
緑茶や紅茶と違いルイボスティーは長く煮出しても苦みが出ません。冷たくして飲む場合は火を止めてから、そのままにして更に成分を抽出しましょう。
はちみつやミルクを入れる
ルイボスティーの独特な香りが気になる人は濃い目に煮出したものに温めたミルクや豆乳を入れてミルクティーにすると良いでしょう。まろやかな風味になり飲みやすくなります。
風邪の引き始めにはショウガを入れたジンジャーティーやはちみつを入れて甘味を付けてもよいでしょう。はちみつ以外で甘味を付けたいときは整腸作用のあるオリゴ糖を利用することをおすすめします。
柑橘系の果汁を入れる
オレンジやレモンなどの柑橘系の果汁を入れるのもおすすめ。フルーツティーとして楽しむことで気になる香りが緩和され、抗酸化作用の相乗効果も期待できます。
他にはローズヒップティーなどのお気に入りのハーブティーとのブレンドも良いでしょう。オリジナルのルイボスブレンドティーを淹れてストレス解消のひと時を楽しんでください。
妊活におすすめのルイボスティーの選び方
農薬の使用量をチェック(安全性)
特に妊活から妊娠に至るまでの期間には、身体に良くないと考えられる残留農薬や添加物を含まない安全なものを購入することをおすすめします。
化学添加物の有無については成分表示を予めよく確認してください。
有機JASマークのついたもの(安全性)
安心安全の品質のチェックに厳しい、品質管理の証明である有機JASマーク(※1)がついているもの選ぶと良いでしょう。
(※1)有機JASマークは農薬や化学肥料に頼らずに自然の力だけで生産された農産物や加工品などに付けられているグリーンのマーク。
好み
味や香りなど様々あるため、自分の好みのものを選ぶことも大切。好みの者であれば飲み続けることができますからね。
ハーブの香りに慣れていて香りが強いものが好きな人・ハーブは苦手意識があるので香りは強すぎないものがよい人、など人それぞれですので、ご自身の嗜好に合わせ選んでください。
安さを重視し過ぎない
ルイボスティーは海外の安めの商品が多いですが、それらの基準が様々なので、あまり安いものは避けた方が無難です。
質の良いものは甘味があり、少量でもしっかりキレイな赤い色が出るものです。
安すぎるものではなく、かといって高すぎては継続できないので毎日続けられる無理のない価格から選び、『身体に良いから取り入れる』という考えから自分に合った安全なものを選ぶようにしてください。
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ルイボスの効能を妊活で実感してみてください/まとめ
妊活中には女性ホルモンのバランスを整え、妊娠しやすい体づくりへの心がけが欠かせません。
ルイボスティーの持つ働きにより、エストロゲンの促進・血行促進・抗酸化作用、などの妊娠しやすい体づくりへ働きかけることで、不妊・妊活対策となるため、日々の生活に取り入れてみてください。
妊活のお茶と妊活サプリの併用で妊娠するための体づくりを!
なお、妊娠するための体づくりでは葉酸の働きも欠かせません。葉酸は妊娠前~妊娠初期の間に摂取すべき大切な栄養で、着床環境を整える働きを持つため、厚生労働省からも1日400㎍の摂取が推奨されています。ルイボスティーと合わせて、妊活時にける体づくりの一環として一緒に摂取してください。