妊娠初期の飲み物なら?おすすめの2選と注意すべき飲み物5選

特にデリケートな時期である「妊娠初期」。この時期の飲み物はどのようなものを飲んだらいいのか?そうお悩みのお悩みの方は多いかと多いと思います。
飲み物に含まれる成分はお腹の中の赤ちゃんに影響を及ぼすため、尚更気になりますし、正しい知識を持って飲まないといけませんよね?
そこで今回は、妊娠初期の妊婦さんへ向けておすすめの飲み物2選と注意すべき飲み物5選をご紹介します。
妊娠初期におすすめの飲み物2選
妊娠初期に安心して飲むことができるおすすめの飲み物は以下の2つです。
1.ノンカフェイン飲料(麦茶)
ノンカフェイン飲料の麦茶は鉄分の吸収を上げてくれるおすすめの飲み物。逆にカフェイン入りの飲み物を過剰に飲むと血行が悪くなるため、赤ちゃんへ栄養を送るための大切な血流に影響を及ぼす可能性があります。また血液絵の影響は鉄分不足にも繋がりますが、鉄分が不足することによって貧血のつらい症状も出やすくなりますので注意が必要です。
なお、カフェイン入りの飲み物はコーヒーが代表的ですが、その他に紅茶、緑茶、烏龍茶などにも含まれています。飲み過ぎなければ問題はないとされていますが、麦茶にしておいたほうが安心できます。なお、中にはコーヒーを控えることでストレスを感じることがあるかもしれません。その場合は、1日に1~2杯程度なら大丈夫とされていますので、精神的にきついのなら容量をまもって控えめに飲むようにしてみてください。
2.ゆず茶
ゆず茶には妊娠初期から必要とされている栄養素「葉酸」が多く含まれています。さらに、ゆず茶には豊富にビタミンやミネラルが含まれているため、普段の食事に加えて飲むようにすれば栄養バランスも保つことができます。
なお、ゆず茶を飲むときの注意点としては糖分が多めですので、飲み過ぎによる肥満や虫歯には気をつけましょう。体調管理に気をつけるように医師から言われている場合は、自家製でゆず茶を作って糖分を抑えると良いですね。
妊娠初期に注意すべき飲みもの5選
妊娠初期に飲むのを控えたい、注意すべき飲み物を5つご紹介します。
1.アルコール飲料
ビールやお酒などのアルコール類を妊娠中に飲むと、お腹の中の赤ちゃんが胎児アルコール症候群を発症する可能性が高くなります。アルコール類の飲み物は赤ちゃんへ大きく影響を及ぼすため、妊娠中や授乳時期はなるべく飲まないように心掛けましょう。
2.カフェイン飲料
コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶などのカフェイン飲料を飲み過ぎると、赤ちゃんへ栄養を届ける血液の流れを悪くさせてしまいます。
3.栄養ドリンク
栄養ドリンクに含まれるビタミンAを過剰に摂取すると、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を与えることがあります。できる限り生活習慣を改善して、栄養ドリンクに頼らないようにすることが望ましいです。
4.ココア
ココアに含まれるカフェインの含有量は少ないので飲み過ぎなければ大丈夫ですが、できれば控えた方が良いです。お腹の中の赤ちゃんへの悪影響が懸念されているカフェインの摂取量は1日200~300mgとされています。ココアはコップ1杯分に含まれるカフェインの量は10mg以下なのでかなり少ないです。とはいえ、含有量が少ないとしてもカフェインが入っているのは間違いありませんので、あえてココアを飲む必要はありません。
5.ほうじ茶
ほうじ茶にはカフェインが少量ですが入っていますので、できれば控えた方が良いでしょう。カフェインの量はほうじ茶1杯分で約30mgと少ないですが、お茶ならノンカフェインの麦茶のほうが安心できます。
妊娠初期のつわりが酷いときのにおすすめの飲み物は?
妊娠初期のつわりが酷いときのおすすめの飲み物をご紹介します。
ローズヒップティー
ローズヒップティーは爽やかな酸味がしますので、酷いつわりを和らげてくれます。また、鉄分、カルシウム、ビタミンなども豊富に含まれているので栄養面でも優れた飲み物です。
妊娠初期に冷たい飲み物はどうなの?
なお、妊娠初期に冷たい飲み物はなるべく控えた方が良いとされています。理由は冷たい飲み物を飲んで体が冷えてしまうと、お腹の中の赤ちゃんの栄養を運ぶための血流が悪くなることが懸念されているからです。妊娠中は身体に熱を帯びた感じになっていて、冷たい飲み物が欲しくなりやすい時期です。ですが、元気な赤ちゃんを産むためにも常温にしておいたものを飲むようにしましょう。
まとめ
今回は妊娠初期の妊婦さんにおすすめの飲み物2選と注意すべき飲み物5選についてご紹介しました。
正しい知識を身につけて飲み物を選んで飲めば体調も良くなりますし、お腹の中の赤ちゃんも健やかに育ってくれます。元気な赤ちゃんを出産するためにも、ぜひ今回の記事を参考に、快適なマタニティライフをお過ごしくださいね。