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生理が来たのに妊娠した?妊娠初期出血との違い9つのチェック方法

 2017/09/21 妊娠 妊活
 

生理が来たのに妊娠していた!という話はそれほど珍しい事ではありません。

ですが、本来妊娠すれば生理が止まりますので「ではあの出血は一体なんだったのか?」「生理ではないのか?」「見分け方は?」など戸惑うことも多いでしょう。そこで本記事では

  • 生理と妊娠初期に起こりがちな不正出血の違い・見分ける方法

についてお伝えします。

生理が来たのに妊娠する確率はある?

生理とは?

一定の周期で排卵が起こると子宮内膜は受精卵を迎える準備のために厚くなります。

しかし、受精卵が子宮内膜に着床しなかったり受精そのものがなかったりして妊娠が成立しなければ厚くなった子宮内膜は血液として子宮の外へと排出されます。

この現象が生理(月経)であり、女性なら誰にでも定期的に起こる正常な出血です。

出血=生理 ではない

生理のような出血があると大抵の人はそれを生理と考えてしまいますが、生理以外にも膣から出血が起こる場合もあるため一概に断定できません。

不正出血と勘違い

「生理が来たのに妊娠していた」という場合、生理以外で子宮から出血が起こる不正出血の可能性があります。

不正出血は決して珍しい症状ではありませんので『生理予定日に近いタイミングで不正出血があり、それを生理だと勘違いしていた。』という事例はよくあります。決して異常なことではありません。

妊娠の可能性を考える

正常な生理であれば妊娠している可能性はありませんが、直近で性行為を行っていた場合、不正出血のように『生理だと思っていた出血が実は生理ではなかった』となるため妊娠の確率がゼロとは言い切れません。

妊娠の可能性について詳しくは「妊娠の可能性がある5種の症状と妊娠発覚後に心掛けたい17のコト」で症状の特徴や妊娠の可能性をチェックする診断・計算ツールなどご紹介しておりますので、あわせてご参考になさってください。

 

  • 妊娠を希望するアナタへ

妊娠を希望している方であれば、万が一を考え妊婦としての体づくり・生活習慣への切り替えが必要になります。詳しくは記事後半の「妊娠希望ならママと赤ちゃんの体づくりをはじめよう」もぜひご覧ください。

 

似てるようで違う!妊娠初期の不正出血と生理の違い

正常な生理による出血と不正出血は非常に似通っているため見分けることは難しいもの。

ですが問題のない不正出血の場合、生理よりも出血の量が少ない事が多く、主に以下症状が起こります。

着床出血

不正出血が起こる原因のひとつ「着床出血」。受精卵が子宮内膜に着床したときに起こる出血のことで、生理開始予定日の1週間前~数日前に起こりやすい症状。生理と比べると量が少なく2~3日程度で治まります。

詳しくは「着床出血はいつ頃から来る?どんな症状や匂い?生理との違いは?」でもお伝えしていますので、ご参考になさってください。

※なお、着床出血は誰にでも起こるものではなく量が少ないため、おりものと混じってしまい本人が気付かないというケースもあります。そのため、着床出血がなかったとしても異常なことではありませんのでご安心下さい。

子宮腟部びらん

ホルモンの影響で子宮膣部が膨らみただれているような状態になる子宮膣部びらん。ちょっとした刺激でも出血することがありますが、出血量自体はさほど多くはありません。

なお、子宮膣部びらんにより不正出血が見られたとしても妊娠に悪い影響を与えるものではありません。

胞状奇胎

卵子と精子が受精する際になんらかの異常があり、異常な受精卵が形成され妊娠がはじまる胞状奇胎。

40歳以上の高齢妊娠や過去に胞状奇胎を患ったことのある方に起こりやすく、不正出血を伴うことがあります。

正常な受精卵ではないため妊娠を継続することは出来ません。また、放置することでガン化してしまうこともあるので早期に医療機関で処置する必要があります。

子宮外妊娠

受精卵が子宮内膜以外のどこかに(主に卵管など)に着床して妊娠が成立してしまった状態である子宮外妊娠。

正常な妊娠とはいえず、放置するとで激しい痛み・大出血を起こす可能性があり大変危険ですので、すぐに病院で処置してもらう必要があります。

初期流産

赤ちゃんの心拍が確認される前の妊娠初期の頃に赤ちゃんの成長が止まってしまうことで起きる初期流産。

特に妊娠検査薬で陽性反応が見られたものの妊娠6週目を過ぎても胎嚢が確認できない際に考えられる妊娠超初期の化学流産が代表的。

医学的には流産ではない

初期流産の場合、赤ちゃん側に原因がある(主に胎児の染色体異常によるもの)ので、ママに責任は一切ありません。

参考出典:流産・切迫流産:病気を知ろう:日本産科婦人科学会

そのため、仮に初期流産だったとしても自分自身を追い詰めないようにしてください。

なお、初期流産は妊娠22週未満で起こる稽留流産とは区別されるので医学的には流産としてカウントされません。

絨毛膜下血腫

受精卵が子宮内膜に着床すると絨毛と呼ばれる組織を子宮内膜へと伸ばして根を張り胎盤を形成しはじめます。

この絨毛が子宮内膜に張り付く際、子宮内膜の血管を傷付け出血してしまい不正出血が起こることがあります。

このときの出血の量が多いと血液が溜まって血腫となり、時として生理と勘違いしてしまうほどの量の不正出血を起こしてしまうことがあります。

なお、小さな絨毛膜下血腫はさほど問題がない場合が多いのですが、血腫が大きくなって出血量が増えると流産の原因になるので、医師に相談のもと安静を心がけてください。

生理後の妊娠を見分ける9つのチェック方法

1.基礎体温

妊娠したかどうか?を見分けるなら基礎体温の変化を確認しましょう。

一般的に生理が来ると基礎体温はガクンと下がり低温期に入りますが、妊娠している場合は高温期が継続します。

妊娠超初期の基礎体温がガタガタでも妊娠出来た?安定させる方法は?」でも解説してますが、毎日の日課として基礎体温を記録しておくことで体温変化から妊娠の有無を確認することができます。

 

2.妊娠検査薬

生理開始予定日の1週間後から測定可能な市販の妊娠検査薬は非常に精度が高いため、高確率で妊娠の有無を正しく判定することができます。陽性反応が見られたら妊娠してますので、すぐに産婦人科を受診してください。

中には生理開始予定当日に測定することができる早期妊娠検査薬もありますが、早く確認するがゆえに正確性にかけることもあります。

そのため、通常の妊娠検査薬で判断してください。

3.出血の色・量・日数の変化

生理のような出血が見られた場合、それが本当に生理なのか?普段の生理と比べて異なる点はないか?を確認していただき、違いがあれば妊娠の可能性、違いが無ければ生理、とお考えください。

(例)

  • いつもの生理よりも出血の量が少ない
  • 生理期間が普段よりも短かい

など。

4.おりものの変化

おりものの変化は代表的な妊娠超初期症状の1つ。普段と比べ、量が増える・色が濃い、などの場合は妊娠の可能性があります。

詳しくは「妊娠超初期症状のおりものの特徴は?黄色い?生理前とは何が違う?」もぜひご参考になさってください。

5.生理前症状が治まらない

妊娠超初期症状はいつから?生理前症状(月経前症候群)との違いは?」でも解説したように、妊娠初期症状の中には生理前に起こる生理前症状(月経前症候群・PMS)と似た症状が多く見られます。

通常の生理前症状なら生理が始まることで消失しますが、出血がはじまっても症状が治まらない場合は妊娠の可能性があります。

6.イライラ・憂鬱

妊娠超初期症状の自己チェック診断【34】の症状。兆候はいつから?」でも解説したように、イライラする・涙もろくなる・急に怒る・情緒不安定、などは妊娠超初期症状のため妊娠のサインとしてお考え下さい。

7.味覚・嗅覚・乳房の感覚の変化

妊娠すると生理前症状(月経前症候群)と同様、乳房(胸)が張る・敏感になる、などの変化があらわれます。

また、つわり症状の影響で嗅覚・味覚に変化があらわれますので急に匂いに敏感になる・食べ物の好みが変わる、などは妊娠である可能性が高いです。

8.お通じ

妊娠するとホルモンバランスの変化が影響して胃腸が弱くなるため下痢や便秘になりやすいですが、生理前も同じようにお腹がゆるくなることがあります。出血が治まってもお腹の調子が戻らない時は妊娠の可能性が考えられます。

参考出典:妊娠の生理|日本産科婦人科学会

9.肌荒れ・頭痛・脚の付け根の痛み

妊娠により子宮が大きくなる影響で下腹部の痛み・脚の付け根の痛みを感じやすくなります。また、生理前症状(月経前症候群)も妊娠初期症状も肌荒れ・頭痛が起こりやすいです。

それぞれの痛み・変化が同時にあらわれたら妊娠の可能性があります。

妊娠希望ならママと赤ちゃんの体づくりをはじめよう

妊娠を希望する場合、妊娠の可能性を感じたらお腹の赤ちゃんの成長を助けるための体づくりを開始しましょう。

特に厚生労働省からも推奨される葉酸はお腹の赤ちゃんの神経閉鎖障害(先天性異常)予防に繋がるので、厚生労働省でも妊娠1ヶ月前と妊娠3ヶ月までは1日400μgの葉酸摂取を推奨しており、この時期は欠かせません。

参考出典:厚生労働省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」
参考出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」
参考出典:葉酸普及研究会

 

  • 日本の先天性異常のリスクはアメリカの8倍!

例えば、アメリカやイギリスでは葉酸摂取によって、胎児神経管閉鎖障害の発生は、この10年間で約10分の1に減少した。一方、日本では、葉酸摂取の重要性の啓発に対する効果が未だ見受けられず、この10年間で胎児神経管閉鎖障害の発生率は漸増し、アメリカの8倍、イギリスの6倍となっているのが現状である

出典:葉酸摂取による胎児異常発生予防|日本産婦人科医会

日本産婦人科医会によると日本では葉酸の重要性への理解が進んでおらず、その影響でアメリカの8倍、イギリスの6倍も先天性異常が発生している現状となっており、葉酸への理解が少ない現状が大きく心配されています。特に妊娠初期のママは葉酸不足にならないよう、ご注意ください。

いまから始める葉酸対策

なお、妊娠してからの葉酸摂取について詳しくは「妊娠中の葉酸不足が不安な方へ。今から間に合わせる!葉酸対策」にて解説しているので、お腹の赤ちゃんの成長を助ける妊娠中の体づくりが気になる方はぜひご参考になさってください。

 

まとめ

生理による出血と妊娠初期症状による出血は非常に似通った部分があるため見極めが難しいもの。

ですが、少しでも「おかしいな?」と違和感を感じたり、普段の生理と違う出血が見られたら、万が一を見越してすぐに産婦人科で診てもらいましょう。

特に妊娠を希望しているのであれば尚更にママになるための体づくりを意識しはじめる必要がありますから。

妊娠・出産希望者さんはこちらもおすすめ!

なお、妊娠希望者さんであれば「お腹の赤ちゃんの健やかな体づくりのために、いつも取り組んでました!」で先輩ママたちのこの時期の過ごし方(取り組んだこと・避けてきたこと)をお伝えしてますので、この時期の体づくりや過ごし方でご活用ください。

 

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