産後の母乳対策をはじめ、近年では不妊・妊活対策としても愛飲される機会が増えてきた「たんぽぽコーヒー」。ですが、種類もさまざまなので、どれを選べばいいのか悩まれる方も多いかと思います。
そこで、自分の悩みにあったたんぽぽコーヒーを探している方へ向け、
- 悩みに合わせた(妊活・産後の母乳育児)おすすめのたんぽぽコーヒー
についてお伝えします。
目次
たんぽぽコーヒーの特徴
期待できる働き|効能
たんぽぽコーヒーは生命力の強いたんぽぽの根を原料にしたノンカフェインの健康茶。古来より漢方の生薬として使われており、健康茶やハーブティーとしても広く親しまれています。
たんぽぽコーヒーには“ビタミン・ミネラル・鉄分”などが豊富に含まれているため、特に不妊対策に悩む妊活中の女性や、産後の母乳育児(母乳の出や乳腺炎)に悩むママに愛飲されています。
たんぽぽコーヒーの効能
■血行促進効果
・冷え性の改善
・母乳の出を促す
■ホルモンバランスを整えてくれる
・生理不順、生理痛の緩和
・生理周期を安定させ、女性特有の不調を改善
・更年期障害、PMS(月経前症候群)の緩和
■不妊改善効果
・女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を促進
■デトックス効果
・利尿作用による老廃物の排出
・むくみ、便秘の改善効果
■血中コレステロールを低下させる
・血液をサラサラにして乳腺炎を予防
・新陳代謝の促進
・ダイエット効果
■美容・美肌効果
・ニキビ、肌荒れの改善
・育毛、発毛効果。
・薄毛、抜け毛予防。
(※)不妊対策や母乳対策以外にも、生理不順・更年期障害・便秘・冷え性・むくみ、などの改善をはじめ、食欲不振や消化不良の改善・産後の疲労回復・血圧を下げる・腎臓・肝臓の浄化、など体調を整え体を元気にしてくれる効果も期待できます。
たんぽぽ茶との違い
たんぽぽコーヒーと似た名称であるたんぽぽ茶。実は基本的にはそれぞれに違いはありません。
どちらもたんぽぽの根を原料としている同じ飲み物ですが、乾燥や焙煎の方法によって味や苦味など特色に違いがでるため、たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶と名称が変わるだけです。
たんぽぽコーヒーがおすすめの理由|悩み別
授乳期の母乳の出におすすめの理由
- 母乳の出を助ける
たんぽぽコーヒーは母乳の出を助ける働きが期待できるだけでなく、母乳の量を調整する働きもあります。
- 母乳のつまり・乳腺炎対策
母乳分泌過多の女性が飲んでも母乳が出過ぎるという心配もないため乳腺炎の予防にもおすすめ。また、血液を浄化して質の良いサラサラの血液を作ってくれる成分も含まれているため、母乳の詰まり・しこり・胸の張りの改善効果も期待できます。
妊活期の不妊対策におすすめの理由
不妊対策として妊活期にたんぽぽコーヒーを飲む方が増えています。直接不妊に効くというわけではありませんが、妊娠しやすい体作りに役立つ栄養素が豊富に含まれています。
- 不妊・妊活向けの体質改善として
たんぽぽコーヒーの持つ鉄分により血行が促進され冷え性が改善し、カルシウムやビタミンCの働きによってストレスによるホルモンバランスが正常に戻って生理周期が整うなど、妊娠しやすい体づくりに働きかけてくれます。
不妊の原因は人それぞれ個人差がありますが、赤ちゃんが授かりにくい女性の特徴として冷えやストレスによる体の不調で悩まされているケースが多く見受けられます。たんぽぽコーヒーはそうした体調を改善してくれる成分が豊富に含まれているため妊活期の不妊対策として注目され、愛飲する方が増えています。
たんぽぽコーヒーの選び方
原料
たんぽぽコーヒーの主原料はたんぽぽの根にしているため苦みが特徴的。そこで、飲みやすさと健康に配慮して黒豆・黒ゴマ・どくだみなどをブレンドしたたんぽぽコーヒーも数多くあります。
そのため、苦みが苦手な場合はたんぽぽ根だけで作ったものは避け、飲みやすいブレンドされたたんぽぽコーヒーを選びましょう。
形状
たんぽぽコーヒーは毎日飲見続けた方が効果的。そのため、飲むことが習慣になるよう形状で選ぶのも大切です。
- ティーバッグタイプ
もっとも一般的なのはティーバッグタイプ。ティーバッグタイプのほとんどは煮出して作るタイプで少し手間が掛かりますが、一度にたくさんの量を作れるのでコスパも良くておすすめ。一方、1カップずつ淹れるタイプもありますがコスパは若干悪くなります。
- 粉末タイプ
他にも粉末タイプもあります。粉末タイプならインスタントコーヒーと同じような感覚で楽しめますので手軽さで考えるとおすすめです。
国産(オーガニック)
たんぽぽコーヒーはもともと体にやさしい飲み物ですが『せっかくならより安全なものを選びたい』という場、より安全性の高い国産のオーガニックたんぽぽコーヒーを選びましょう。
なお、選ぶ際はパッケージに有機JAS認定と記載された商品を選んでください。有機JAS認定の商品は農林水産大臣が定めた厳しい品質基準や表示基準に合格したという証になります。
ご自身やご家族、お腹の赤ちゃんの健康を気にされている場合、有機JAS認定のたんぽぽコーヒーを選びましょう。
用途(授乳期・妊活期)
お伝えしてきたように、たんぽぽコーヒーは健康飲料としての側面を持ちますが、より効能を実感するためにも用途別(不妊・妊活の悩みor授乳期の母乳の悩み)に合わせたたんぽぽコーヒーを選びましょう。
たんぽぽコーヒーのおすすめ4選【母乳の悩み・授乳期向け】
1.生活の木 ハーブコーヒー タンポポ インスタント クラシック
粉末タイプで手軽に楽しめるたんぽぽコーヒー。たんぽぽ根エキス100%ですので、たんぽぽ茶そのものの味を堪能できます。飲みやすく、味を楽しみながら毎日続けられます。
2.OSK タンポポ茶
0SKのたんぽぽ茶は煮出しで1包2リットルも作れるのが魅力のティーバッグタイプの健康茶。中国産ですが、とにかくコスパが良く、手軽にたっぷり飲みたい方におすすめです。
また、OSKのたんぽぽ茶はコーヒー風味のため、授乳期にコーヒーを控えている方にもおすすめ。
3.AMOMA natural care たんぽぽコーヒー
AMOMAのたんぽぽコーヒーは無農薬栽培のたんぽぽの原料のみを使用している健康茶。安心、安全の目安になる有機JAS認定のたんぽぽコーヒーであることはもちろん、オーガニック農法を証明する英国SOIL ASSOCIATIONの認定も受けており、安全性にこだわりたい方におすすめ。
ティーバッグタイプですが、1ティーバッグに対してコップ1杯分(約200~500ml)作ることができます。リラックスしながらゆっくりティータイムを楽しみたい方におすすめです。
4.VIVATEA(ヴィヴァティー) たんぽぽコーヒ
高級スーパーの有名店の成城石井やデパ地下でも人気のVIVATEA(ヴィヴァティー)のたんぽぽコーヒー。粉末タイプで品質にも高い評価を受けています。
たんぽぽ根を主原料とし、黒大豆、赤小豆、野草などをバランスよく配合。黒糖のようなまろやかな香りとコーヒー風味が楽しめますので、味にもこだわりたい方におすすめのたんぽぽコーヒーです。
たんぽぽコーヒーのおすすめ2選【不妊の悩み・妊活向け】
1.たんぽぽ堂のたんぽぽコーヒー
たんぽぽコーヒー専門店ということもあって、たんぽぽコーヒーの発祥の地「ポーランド」から厳選されたたんぽぽの根を使用しています。メディアでも多数掲載されたこともあり、口コミでも品質の高さが評判のたんぽぽコーヒーです。
1杯あたり約50円と少し割高ですが、原料にこだわりたい方にはおすすめです。ティーバッグタイプと本格的なドリップタイプの2種類から選べます。
2.AMOMA 妊活ブレンド
※厳密にはたんぽぽコーヒーではなくハーブティーとなりますが、専門家監修のもと、妊娠しやすい体質に改善してくれる成分が豊富に含まれ妊活・不妊対策として推奨できる内容のため加えさせていただきました。
初めてのたまごクラブやninaマタニティ、妊活たまごクラブなども特集されるAMOMAの妊活ブレンド。インドで古くから「妊活のためのハーブ」と呼ばれているシャタバリ、ホルモンバランスの乱れを緩和して生理周期を整えてくれるラズベリーリーフ、をはじめとした6種類の妊活ハーブの働きによって妊娠しやすい体質づくりになるよう改善してくれます。
また、添加物は一切使用せず、オーガニックハーブのみを使用しているので安心して毎日飲むことができます。
まとめ
授乳期の母乳トラブルだけでなく、その栄養面からいまでは不妊・妊活シーンにおいても飲まれることが増えてきたたんぽぽコーヒー。
人一倍デリケートな時期だからこそ、体質面でも気持ちの面でも充実させるために、悩みにあったたんぽぽコーヒーを選んで日々の生活に取り入れてみてくださいね。
たんぽぽコーヒーが苦手な方はこちらがおすすめ
なお、たんぽぽコーヒーが苦手な方はルイボスティーが不妊でお悩みの際におすすめの飲み物。ルイボスの持つ抗酸化作用が卵子や精子の健康な受精環境を整えてくれます。
詳しくは「妊活・不妊にルイボスティーがおすすめ!生理周期や卵子へ働きかける」をぜひご参考になさってくださいませ。
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