なぜ妊娠初期に葉酸が必要になるのか?先輩ママも愛用した「妊娠したら選ぶべきおすすめの葉酸サプリ」や葉酸サプリの失敗しない選び方をお伝えいたします。
目次
妊娠初期に葉酸サプリがおすすめなのはなぜ?
妊娠中はいつもの2倍以上の葉酸が欠かせない
妊娠するとお腹の赤ちゃんを育むための体が作られるため、妊娠中は母体と胎児を守るために普段の2倍の葉酸が必要です。
- あたりの葉酸の摂取
妊活中・妊娠の可能性のある時期(※1) | 妊娠中(※2) | |
一般的な女性(18歳以上) | 240μg | 240μg |
追加の推奨量(サプリメントなど) | +400μg | +240μg |
合計 | 640μg | 480μg |
[参考]
日本でも2000年に厚生労働省から神経管閉鎖障害のリスク低減のために妊娠の可能性がある女性は通常の食事からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日400μgの葉酸を摂取するよう通知が出されました。
食事から葉酸をとり入れるのが難しい
葉酸は熱や水に弱い性質を持っているため、加熱する・煮る・茹でるといった調理をすると食べる前から食品内にある葉酸量が大きく減少してしまいます。
- 食事からとり入れる葉酸は吸収率が悪い
食事から摂取した葉酸は約30~50%程度の量しか体内へ取り入れることができません。
そのため、妊娠初期に食事だけで葉酸の必要量を満たすためには、茹でたホウレン草の場合は約1kg、納豆だと約20パックを毎日欠かさず食べなければいけません。
特に妊娠初期はつわりの影響で偏食・食欲不振などの影響を受けやすい時期ですので、なおさら普段の食事だけで1日に必要な葉酸量を摂取することは難しくなります。
妊娠初期に葉酸が欠かせない3つの理由
1.妊娠初期の着床環境を安定させる
葉酸は受精卵の細胞分裂や増殖を促すとともに、子宮内膜の着床環境の強化に働きかけるため、子宮環境を調整する働きをしてくれます。※妊娠初期はまだ不安定な状態のため着床がうまくできないと流産の可能性があります。
2.胎児の発育を助ける
葉酸は胎児の細胞分裂を促進させる働きがあるので、成長著しい妊娠初期時のお腹の赤ちゃんの成長を助けます。
3.神経管閉鎖障害のリスク低減
胎児の脳や脊髄など中枢神経ができる妊娠初期に葉酸を摂取する事で神経管閉鎖障害(先天性異常・無脳症・二分脊椎症・ダウン症など)の確率を下げる助けとなるため、厚生労働省も葉酸の摂取を推奨しています。
特に無脳症や二分脊椎症、ダウン症が起こると流産の確率が高まり、無脳症の場合はおよそ80%が死産となり残りは流産に繋がるほどですので、妊娠初期の葉酸摂取は欠かせません。
妊娠初期からの葉酸の効果が認められている
日本の先天性異常のリスクはアメリカの8倍!
例えば、アメリカやイギリスでは葉酸摂取によって、胎児神経管閉鎖障害の発生は、この10年間で約10分の1に減少した。一方、日本では、葉酸摂取の重要性の啓発に対する効果が未だ見受けられず、この10年間で胎児神経管閉鎖障害の発生率は漸増し、アメリカの8倍、イギリスの6倍となっているのが現状である
日本産婦人科医会によると日本では葉酸の重要性への理解が進んでおらず、その影響でアメリカの8倍、イギリスの6倍も先天性異常が発生している現状となっています。
そのため、葉酸への理解が少ない日本の妊娠環境が大きく心配されています。
ママになるための葉酸選びで大切な8つの約束
1.妊娠初期に必要な葉酸量
厚生省が推奨している必要量(1日400μg)を摂取できる栄養補助食品(サプリメント)を選びましょう。
参考出典:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」
2.葉酸以外の必要な栄養素も同時に摂れる
- 葉酸の効果が発揮しやすいビタミンB12やビタミンCも一緒に摂れる
- 妊娠中に不足しやすいビタミンB6・カルシウム・鉄などのミネラル成分も一緒に摂取できる
そんな葉酸サプリを選ぶのが理想です。
3.モノグルタミン酸型葉酸(合成葉酸)
葉酸の吸収率が高く、厚生労働省が推奨しているモノグルタミン型葉酸(合成葉酸)を使用している葉酸サプリを選びましょう。※原材料欄に「葉酸含有酵母」と記載されていますので必ずチェックしてください。
4.GMP基準
錠剤やカプセル状のサプリメントは濃縮や混合など製造の過程で成分量にバラつきがでたり、有害物質が混入したりする可能性があるため、厚生労働省が定めた基準を満たしているGMP(※4)準拠工場で製造された商品を選びましょう。
(※4)Good Manufacturing Practice(適正製造規範)、通称GMPは厚生労働省が定めた基準により原材料の受け入れ・製造・出荷までの過程において製品が安全に製造され、一定の品質が保たれるように作るための製造工程管理基準のことです。
5.安全な材料・添加物
安全な葉酸サプリを販売しているメーカーは、材料や添加物について質問すると丁寧に解答してくれますので、気になる場合は問い合わせてみても良いでしょう。
6.飲みやすさ(葉酸サプリが小さい)
妊娠初期はつわりの影響でにおいに過敏で、食べやすさ・飲みやすさが気になる時期です。そこで、においを抑えられていたり、丸くて小さい形状で飲みやすさの工夫が配慮されている葉酸サプリを選びましょう。
飲むことが苦痛になると毎日の習慣になりにくいので、においや飲みやすさも大きなポイントです。
7.購入後のサポート
購入後のサポートも充実している葉酸サプリの販売会社さんもあります。
商品の問い合わせはもちろん、出産経験のあるスタッフが妊娠・出産の相談に乗ってくれるメーカーもありますし、管理栄養士や薬剤師などの専門スタッフに相談を求めることができるメーカーもあります。
せっかくなら購入後も安心してフォローアップしてくれる方が良いでしょう。
8.過剰摂取にならない
葉酸を摂取しすぎると生まれてくる子どもが喘息(ぜんそく)にかかるリスクが高くなるといわれます。
生まれてくる子どもにとって非常につらい病気になりますので避けたいですよね?
普段の食事で摂れる天然葉酸は体内への吸収性は低いため、食事だけで葉酸の過剰摂取になることはありません。
過剰摂取の心配があるとすれば、葉酸量が過剰に多すぎる葉酸サプリを飲んだときですので、くれぐれも推奨量(400μg)を超えた葉酸サプリは飲まないよう注意してくださいね。
過剰摂取の目安
葉酸には過剰摂取による健康への影響を避けるための基準として耐容上限量が設けられています。
18~29歳は900μg、30~69歳は1000μgの耐容上限量を超えないように葉酸サプリを活用しましょう。
ほとんどの葉酸サプリは400μgの葉酸を摂取できるように配合されていますが、商品によっては推奨量を大きく上回る量が配合されていることもあります。
そのため、購入する前に葉酸の種類や含有量はチェックしておきましょうね。
多くの先輩ママが愛用する葉酸サプリのおすすめランキング
(1)ベルタ葉酸サプリ
人気・満足度で1位の葉酸サプリ
(2016年統計研究所調べ)
[葉酸含有量]
モノグルタミン酸型の葉酸(合成葉酸)400μg
[ポイント]
- 酵母葉酸100%(より効率よく葉酸摂取できる。)
- 安全性(合成着色料・香料・保存料、無添加で安心。)
- 飲みやすい(1日4粒でOK・匂い控えめ・1粒9mmと小さい)
- 行政と連携(東京都交通局・静岡県伊東市役所)
- モンドセレクション金賞受賞
- たまごクラブなど人気雑誌に掲載
- 夫婦プラン有り
- 妊娠・妊活にまつわる悩みを電話でもサポート(問合せ希望者)
- 当日発送(平日17時までのご注文の場合)
[葉酸以外の栄養価]
ヒアルロン酸・プレセンタ・ベビーコラーゲンなど美容成分に加え、ビタミンCやミネラル・鉄分・カルシウム・ラクトフェリンを同時に摂取できます。
[価格]
¥ 3,980 ※定期便申し込み価格
→ 購入はこちら
(2)プレミン
妊娠の時期・段階に合わせた成分量を配合した葉酸サプリ。
[葉酸含有量]
モノグルタミン酸型の葉酸400μg
[ポイント]
- 飲みやすい(1日4粒でOK・匂いを抑えるコーティング・1粒 9mm)
- 全成分の含有量を開示
- 安全性(無添加、GMP工場で生産)
- 定期購入縛り無し
[葉酸以外の栄養価]
14種のビタミン&ミネラル、鉄分、カルシウム
[価格]
¥ 3,580 ※定期便申し込み価格、1回だけでも可
→ 購入はこちら
(3)ララリパブリック
[葉酸含有量]
モノグルタミン酸型の葉酸400μg
[ポイント]
- 1日4粒でOK
- 安全性(GMP品質)
- サプリメント大国アメリカ・フランスでもNo.1獲得(楽天アメリカ・楽天フランス)
- たまごクラブなど人気雑誌に掲載
[葉酸以外の栄養価]
鉄・カルシウム・ビタミン・ミネラル・野菜ミックスパウダーを配合。ツバメの巣、黒酢もろみ、発酵黒たまねぎ、乳糖加糖オリゴ糖、ザクロなど美容成分配合。
[価格]
¥ 2,759 ※定期便申し込み価格
→ 購入はこちら
編集部のおすすめ葉酸はこちら
それぞれ葉酸の摂取量だけでみると基準を満たしていますが、ikurich編集部でおすすめするのはべルタ葉酸サプリ。
より吸収率の高い葉酸を使用・商品の安全性だけでなく、妊娠経験者さんによるフォローアップ体制(電話やメールで妊活・妊娠・出産などの相談に乗ってくれる)は他にはありません!
悩めるプレママにとって非常に心強い味方になってくれますよ!
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